やたらハーフの子供が多い地区
もうかなり昔、俺が大学生の頃の話だ。
地元の小学校に「ジェフ君」ってオーストラリア人の男の子が来たんだ。
新しく始まった国際交流プログラムか何かの一環で、1学期の後半から夏休みまでの3ヶ月ほど、ホームステイしながら日本の小学校に通った。
近所の3軒もホストファミリーになって、1ヶ月ずつ受け入れた。
同年代の男児がいる家を選んだらしく、うちの隣もホストの一つになった。
俺は当時、子供会の世話役みたいなことやってて、英語も話せたから、その子を地域の行事に誘ったり色々と世話してやった。
ジェフ君は6年生で、赤みがかった茶髪の美少年。
日本語はほとんどダメだったけど、かなり社交的な奴で、すぐに地元住民とも打ち解けた。
学校の授業は、地元中学の英語指導助手にも協力してもらったらしい。
まあ、夏休み前の短い期間だけどな。
うちの地元、外国人が珍しい田舎なんだが、それが幸いしたみたい。
どっかみたいに、必要以上に異人種に敵愾心を燃やす奴もいないし、「ガイジンさんの子供♪」ってことで、町内挙げての歓迎ぶり。
色んな家から食事に誘われたり、週末や夏休み中はキャンプとかに連れて行ってもらったりしてたな。
俺も一応、ジェフ君の相談相手みたいな役どころだったんだが、学校の授業(どこまで理解したかは別だが)を含め生活面は問題なし。
「日本大好き!最高だよ♪」なんて話してくれてたし、実際「いい子」だったというのが俺の印象だ。
帰国前日には町内会主催で盛大なお別れパーティーも開いて、涙ながらに少年を見送った。
俺は翌春、無事に卒業して地元を離れたから、ここから先は母親からの伝聞。
春になって町内がベビーラッシュを迎えたんだ。
近所には20~30代の若奥さんが多かったし、出産自体は珍しくもない。
俺も地元を離れる前、何となく「そういやオメデタの人が多いな」と感じたけど、別段気にもしなかった。
ところが・・・もう読めた人も多いだろうが、生まれた子供がことごとく「ハーフ」。
6~7人だか生まれたうち、3人は明らかに白人の特徴を備えてたし、残る3~4人もそれっぽい雰囲気だったそうだ。
当時はDNA鑑定が一般化してなくて、真相は確認できなかったかもしれんし、奥さんたちがどう申し開きしたのかは知らん。
だが、父親は誰が考えてもジェフ君以外にあり得んだろう。
ちなみに、隣のホストファミリーの奥さんも元気な男の子を出産した。
これは推測だが、どの奥さんも夫婦間がレスじゃなかったんで、まさかジェフ君の種だと思わずに出産したんだろうな。
にしても、相手が小〇生だから妊娠しないとでも思って中出しさせたのか?
その辺の心理は分からん。
当然、町内は大騒ぎになった。
「クロ確定」の夫婦のうち1組は離婚。
残る何組かも別居したり、一家で引っ越したりとゴタゴタしたものの、破局には至らなかったみたい。
田舎だし「種違い」の子供を抱えて近所の目も辛かったはずだが・・・「共犯」が多いから逆に開き直ったのかもな。
というのも、妊娠してから「ヤバい」と気づいて中絶した奥さんも何人かいたらしいんだよな。
これは俺が里帰りしたとき、近所のウワサ好きオバさんから聞いたんだが。
妊娠しなくてもジェフ君と関係を持った奥さんは、全部で十数人に上ったらしい。
詳しい経緯が知りたいところだが、個人的に接近してきたのはジェフ君だが、お肉の関係に誘ったのは奥さん側・・・くらいしか俺には分からん。
相手が「有名人」なもんだから、奥さんたちも互いが「棒姉妹」と承知の上。
旦那の留守中、近所の奥さんたちがどこかの家に集まってジェフ君を呼び、みんなで楽しんだり、キャンプ中には乱交まがいのプレーもしてたとか。
くそお、俺も加わりたかった。
俺の母親は無事だったかって?
当時50近かったし、いくら熟好きでも相手はせんだろう。
ちなみにウワサ好きオバさんも50過ぎてた。
第一、食われてたら2人とも俺にこんな話はするはずないし。
つまり、情報源2人とも「当事者」じゃないわけで、十数人とか乱交とか、どこまで正確なのかは分からん。
町内の奥さん連中には「周知の事実」だったみたいだが。
ジェフ君とハメて妊娠しなかった家の旦那たちは、知らずにいるのか?
「もしかしたら、うちの嫁も・・・?」くらいは思ったのか?
その辺は確認しようもない。
寝取られた旦那には、学校や教育委員会にねじ込むと息巻いてた人もいたけど、結局、大ごとにはならなかったようだ。
その後、ジェフ君と連絡がついたって話も聞かないし、慰謝料だの認知だので揉めたのかどうかも知らん。
まあ、当初は定例化する計画だった外国児〇受け入れが、その年で打ち切りになったらしいから、何らかの配慮はあったんだろう。
そのとき生まれた赤ん坊は、もう中学になってるはず。
去年、久しぶりに実家近くを歩いたとき、「それっぽい」子を見かけたんだが、まだ地元に住んでる子もいるんじゃねえか?
別に関心もなかったし、母親にも後日談は聞かなかったけどな。
今じゃほとんど里帰りすることもないんだが、「ハーフの中〇生」がやたら多い地区を見つけたら・・・俺の故郷かもな。
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地元の小学校に「ジェフ君」ってオーストラリア人の男の子が来たんだ。
新しく始まった国際交流プログラムか何かの一環で、1学期の後半から夏休みまでの3ヶ月ほど、ホームステイしながら日本の小学校に通った。
近所の3軒もホストファミリーになって、1ヶ月ずつ受け入れた。
同年代の男児がいる家を選んだらしく、うちの隣もホストの一つになった。
俺は当時、子供会の世話役みたいなことやってて、英語も話せたから、その子を地域の行事に誘ったり色々と世話してやった。
ジェフ君は6年生で、赤みがかった茶髪の美少年。
日本語はほとんどダメだったけど、かなり社交的な奴で、すぐに地元住民とも打ち解けた。
学校の授業は、地元中学の英語指導助手にも協力してもらったらしい。
まあ、夏休み前の短い期間だけどな。
うちの地元、外国人が珍しい田舎なんだが、それが幸いしたみたい。
どっかみたいに、必要以上に異人種に敵愾心を燃やす奴もいないし、「ガイジンさんの子供♪」ってことで、町内挙げての歓迎ぶり。
色んな家から食事に誘われたり、週末や夏休み中はキャンプとかに連れて行ってもらったりしてたな。
俺も一応、ジェフ君の相談相手みたいな役どころだったんだが、学校の授業(どこまで理解したかは別だが)を含め生活面は問題なし。
「日本大好き!最高だよ♪」なんて話してくれてたし、実際「いい子」だったというのが俺の印象だ。
帰国前日には町内会主催で盛大なお別れパーティーも開いて、涙ながらに少年を見送った。
俺は翌春、無事に卒業して地元を離れたから、ここから先は母親からの伝聞。
春になって町内がベビーラッシュを迎えたんだ。
近所には20~30代の若奥さんが多かったし、出産自体は珍しくもない。
俺も地元を離れる前、何となく「そういやオメデタの人が多いな」と感じたけど、別段気にもしなかった。
ところが・・・もう読めた人も多いだろうが、生まれた子供がことごとく「ハーフ」。
6~7人だか生まれたうち、3人は明らかに白人の特徴を備えてたし、残る3~4人もそれっぽい雰囲気だったそうだ。
当時はDNA鑑定が一般化してなくて、真相は確認できなかったかもしれんし、奥さんたちがどう申し開きしたのかは知らん。
だが、父親は誰が考えてもジェフ君以外にあり得んだろう。
ちなみに、隣のホストファミリーの奥さんも元気な男の子を出産した。
これは推測だが、どの奥さんも夫婦間がレスじゃなかったんで、まさかジェフ君の種だと思わずに出産したんだろうな。
にしても、相手が小〇生だから妊娠しないとでも思って中出しさせたのか?
その辺の心理は分からん。
当然、町内は大騒ぎになった。
「クロ確定」の夫婦のうち1組は離婚。
残る何組かも別居したり、一家で引っ越したりとゴタゴタしたものの、破局には至らなかったみたい。
田舎だし「種違い」の子供を抱えて近所の目も辛かったはずだが・・・「共犯」が多いから逆に開き直ったのかもな。
というのも、妊娠してから「ヤバい」と気づいて中絶した奥さんも何人かいたらしいんだよな。
これは俺が里帰りしたとき、近所のウワサ好きオバさんから聞いたんだが。
妊娠しなくてもジェフ君と関係を持った奥さんは、全部で十数人に上ったらしい。
詳しい経緯が知りたいところだが、個人的に接近してきたのはジェフ君だが、お肉の関係に誘ったのは奥さん側・・・くらいしか俺には分からん。
相手が「有名人」なもんだから、奥さんたちも互いが「棒姉妹」と承知の上。
旦那の留守中、近所の奥さんたちがどこかの家に集まってジェフ君を呼び、みんなで楽しんだり、キャンプ中には乱交まがいのプレーもしてたとか。
くそお、俺も加わりたかった。
俺の母親は無事だったかって?
当時50近かったし、いくら熟好きでも相手はせんだろう。
ちなみにウワサ好きオバさんも50過ぎてた。
第一、食われてたら2人とも俺にこんな話はするはずないし。
つまり、情報源2人とも「当事者」じゃないわけで、十数人とか乱交とか、どこまで正確なのかは分からん。
町内の奥さん連中には「周知の事実」だったみたいだが。
ジェフ君とハメて妊娠しなかった家の旦那たちは、知らずにいるのか?
「もしかしたら、うちの嫁も・・・?」くらいは思ったのか?
その辺は確認しようもない。
寝取られた旦那には、学校や教育委員会にねじ込むと息巻いてた人もいたけど、結局、大ごとにはならなかったようだ。
その後、ジェフ君と連絡がついたって話も聞かないし、慰謝料だの認知だので揉めたのかどうかも知らん。
まあ、当初は定例化する計画だった外国児〇受け入れが、その年で打ち切りになったらしいから、何らかの配慮はあったんだろう。
そのとき生まれた赤ん坊は、もう中学になってるはず。
去年、久しぶりに実家近くを歩いたとき、「それっぽい」子を見かけたんだが、まだ地元に住んでる子もいるんじゃねえか?
別に関心もなかったし、母親にも後日談は聞かなかったけどな。
今じゃほとんど里帰りすることもないんだが、「ハーフの中〇生」がやたら多い地区を見つけたら・・・俺の故郷かもな。
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