余裕で刺激を楽しむつもりが… 2
その後も嫁に関する話を続けてたんだが、社員ももう大丈夫かと気が緩んだのかぼそっと「もう少しで落とせそうだったんですけどねw」とか言いやがった。
俺は鼻で笑って、でも内心くそむかついて「無理だって。あいつは俺以外に興味無えから」と言った。
すると「え~そうですかねぇ?」と何か含んだ言い方しやがったから「じゃあ今の関係続けてみろよ?絶対嫁はお前なんかに落ちねえし」と挑発すると、社員は「え?いいんですか?」と寝耳に水みたいな顔。
そっから少し売り言葉に買い言葉みたいなのを繰り返した。
普通に考えたら俺の立場が完全に上なんだが、なんていうかその時の人間関係の上下は嫁との関係で成り立ってる感じで、嫁を落とせると自信満々の社員と俺はなんか五分五分みたいになってたんだ。
今思うと俺が挑発に乗っちゃったみたいな感じなのかもしれない。
とにかく俺は、社員に今後もデートを誘うことを許可したんだ。
ただその時決めた事がいくつかあって
・俺に黙って会うのは駄目。事後でもしっかり報告。嫁からの報告で可。
・晩飯の関係もあるので、遅くなりそうなら嫁に電話させる。
・嫁の意思尊重。嫌がったり、もしくはそうせざるをせない状況に追い込むのも禁止。(山奥に連れ込んだり、泥酔させたりって事ね)
・デートの内容を、嫁も社員(今後タカシで呼称)も俺に報告する義務無し。
・デートの誘いや感想等以外はメールや電話は基本的に禁止。
他にも細かいこと言ったと思うけど、まぁ大体こんなもんだった。
タカシは完全に調子に乗っていて「あれ?ゴムは絶対着ける。とかは良いんですか?」とかほざきやがった。
割と本気で肩パンした。
割と本気っていうか完全に本気でした。ホントは顔いきたかったけど。
ただタカシの言う事もまぁ一理あるので「万が一そんな事になっても嫁の判断に任す」とだけ言っておいた。
その後、家に帰ると嫁が心配そうに寄ってきた。
頭撫でながら「今までどおりってことで落ち着いたから」と言うと嫁は思っていた展開とは違ったらしく「え?」と拍子抜けしてた。
そりゃそうだろう。
俺は「嫁の職場の人だし、何より俺達の刺激になってるのは間違いないからな」とそれらしいことを言って誤魔化した。
嫁は納得してなかったようだが、まぁ俺も怒ってる様子もなかったので「まぁいっか」とスルーしたみたい。
それから週末はちょこちょこタカシとデートをするようになった。
嫁は別に自分から望んで行ってる様子でもなかったけど、誘いの電話とかがあると結構嬉しそうに「え~どうしよう。ちょっと旦那に聞いてみるね」と俺に予定を聞くんだ。
そうすると俺が嫉妬するのわかってるから。
我慢できない時は、電話でまだ話してるのにずっと胸揉んだりしてる。
フェラ、っていうか先っぽを舐めさせながらとかも。
それで嫉妬と優越感をうまくバランス取ってた。
タカシからの愛の言葉がびっしり詰まったメールを朗読させながら騎乗位で腰降らせたり。
だから嫉妬はあっても、不安は無かったんだ。
そんな日がふた月くらい続いて、いつも通り嫁がデートから帰ってきた。
俺はもう慣れていたから麻痺してたのかもしれないが、今思えば嫁は少しソワソワしてたような気もする。
その晩タカシから「ユキさんの唇ゴチになりました」ってメールが俺に来た。
俺はそれを読んでも何か現実感が無くて、いつも通り晩飯作ってる嫁の後ろ姿とそのメールを何度も往復して見てた。
正直なところ、嘘だと本気で思った。
だから動揺とかもなくて、普通に「今日何かあった?」って聞けた。
嫁も料理作りながら「え~、何も無いよ。何で?」って感じだった。
その晩もヤッた。バックで突いてるMモードの時に聞けば答えてくれたかもしれないけど俺は聞かなかった。
別に怖かったわけじゃない。
本当にタカシが苦し紛れの嘘をついただけって思ってたから。
その後タカシとはメールで「嘘つくな」「嘘じゃないっす」という不毛なやりとりを数度した。
次のデートの日、俺は少しタカシのメールが気になり始めていて、玄関で割と強引にキスしようとしたけど、やっぱり「ん、もう。はいダメーw」っと拒否された。
まぁいつもの事なんで、仕方ないとすごすご居間に戻ったんだけど、その後タカシから「今から俺の車の中覗いててくださいよ。見えるでしょ?ユキさんとキスしますから」ってメールが来た。
馬鹿かと思った。どちらにせよ近所の目もあるのに嫁がそんな事するわけ無いって思った。
俺は無視して、窓の外を見なかった。
そしたらその数分後にまたタカシから「どうでした?ユキさん照れて一瞬だったけど嘘じゃなかったでしょ?」と来た。
俺は慌てて窓の外見たけど、もう居るわけなかった。
俺は「見てない」とだけ返信した。
その後タカシから「何すかもう!じゃあ絶対証明してみせますからね」ってメールが来た。
その1時間後くらいタカシから電話がかかってきて、それを取っても全然返事が無かった。
ステレオから聞こえてくる音楽と、車のエンジン音だけだった。
その後ゴソゴソって音がすると、2人の声が聞こえるようになった。
タカシの声だけやけに鮮明で、嫁の声はうっすらと聞こえてきた。
(後で聞くと、携帯を胸ポケットに入れたらしい)
「なぁユキさん、もいっかいキスしよ?」
「え~なんで~?さっきしたでしょ?」
「だって我慢できないし」
「だ~め。一日一回って約束でしょ?今日もう三回もしてるじゃん」
「あと一回。お願い」
「も~」
という会話の後、暫く無言が続いた。
俺はその時、とにかく喉が渇いて、頭がガンガンしてた。
目もすごく乾燥してた気がする。
ステレオとエンジンの音の中で、ちゅっちゅって音が聞こえた。
そんでまた少し無言。
「はい、おしまい。もう今日はおしまい!絶対おしまい!」と嫁の声。
「ユキさん照れてて可愛い。てか唇すごい柔らかいね」とタカシ。
そのあと2人は何か喋ってたけど記憶は全く無い。
何時のまにか電話も切れてた。
その後タカシからは「あの後何度か頂ましたw結構押しに弱いですねw舌入れたら怒られましたw」とメール。
朝一のキスは、初めは周りを気にしていたが、粘っていたら本当に一瞬だけしてくれたらしい。
その後、俺に証明するため、写真撮りながらしようとしたけど、それは断固拒否された。で、アレ。
それから俺は部屋でずっと頭抱えて、蹲ってた。何も考えられなかった。
気が付いたら日が暮れてた。
嫁は普通に帰ってきた。何の報告も無し。
ただ、やはり何となくソワソワしてるし、何よりいつもより、明らかに優しかった。晩飯も豪華だったし、いつも嫌がる一緒にお風呂も向こうから入ってきて背中流してくれた。
嫁からは「元気無いね?どうしたの?大丈夫?」ってすごい心配された。
その晩はキスする気にはなれず、フェラだけで2回抜かした。
いつもは嫌がる口内射精も、特に嫌がらずさせてくれた。
嫁とタカシがキスをした。俺はなかなかその現実を受け入れられなかった。
別にキスくらい良いじゃんって思うかもしれないけど、キスだったらまだフェラとかのがダメージ少ない気がする。
なんかキスは嫌だった。しばらく嫁の顔がまともに見れなかった。
別に怒りは無かった。嫁に対してもタカシに対しても。
ただただすごい嫌だった。嫌、としか表現できない。
でも何故かえらい興奮して、嫁とタカシがキスしてた音を思い出してオナニーとかしちゃった。
直接嫁に問い詰めれないヘタレな俺は、後日タカシと直接会った。
お互いの仕事帰りに居酒屋へ行った。
勿論嫁には内緒。
んでその時の様子を色々と聞いた。
「初めはやっぱり嫌がってたっていうか、旦那さんの事が好きだから絶対浮気なんかしたくない、って言ってましたよ。でも俺とデートしたりすると旦那さんが以前より自分の事を考えてくれるから、それは素直に嬉しい、って。だからそこを突きましたね。これは旦那さんの為でもあるんですよ、って。旦那さんはユキさんへの想いが強くなるし、俺もユキさんと一緒にいれて幸せだし、あとはユキさんが嫌じゃなければ、ですけど。って。そしたら別に俺の事嫌いじゃないって、顔はかっこいいと思ってたって言ってくれました。じゃあ無理矢理とか嫌だから、ユキさんからしてよ、っていうと、渋々してくれましたよ。キスした瞬間、唇超震えてましたね。でも旦那さんに言ってないんですねw それじゃ意味無いのにw」って事だった。
俺はそのまま嫁に問い詰めることはしないから、お前も嫁に「旦那に言えよ」みたいな事は言うなよ、ってタカシに言っておいた。
タカシは「え~、でもこのままなら確実にやれちゃいますよw良いんすか?」と言ってたが「もしそうなったらそうなっただけだ」っと、何でも無いように平静を装って言った。
多少自暴自棄にもなってたと思うけど、でも心の底からそう思った。
何というか、別に最悪身体を取られたとしても、心が俺にあれば良い、って思った。
身体が取られればそのまま心も、って思うかもしれないけど、俺と嫁が今まで築いてきた数年間は、そんなもんじゃないって思いたかったんだ。
だから一時的な性欲に流されたとしても、気持ちは俺に残ってくれると信じてた。
嫁が、俺が嫉妬して嬉しいっていうのも、タカシのような若いイケメンに言い寄られて嬉しいって思うのも仕方ないと思った。
人間ってそんなもんだよ。
でもその後、身体を許しても、気持ちを俺に戻してくれればそれで良かった。
良かった、ていうか、それ以上の幸せは無いとさえ思ったね。
それこそ最高に、タカシに対して優越感を感じれるから。
だから俺はしばらく嫁とタカシを静観することにしたんだ。
嫁は一切デートの内容に関しては、自分からは何も言わない。
タカシから、俺に見せ付けたいのか、報告のメールは随時きた。
「ベロチュー出来ました。もう一日一回とか言わなくなりましたw」
「車の中で手握ったら握り返してくれました」
「キスプリは断られましたw旦那とも撮ったこと無いからって」
「呼び捨てで良い?って聞いたらOKしてくれました」
「ホテル誘ったら駄目でした」
「俺の事、下の名前で呼んでくれるようになりました」
「ドライブ中信号待ちの時は、キスするルール作りましたw」
「ホテル誘ったらやっぱり駄目でした。でも駄々こねたらホテルの駐車場でフェラしてくれました」
「キスしながらずっと好き好きって言ってたら、向こうから首に手回してくれました」
「そん時スカートの中に手を突っ込んだらめっちゃ濡れてましたw」
「こりゃいけると思ったけど、やっぱ旦那が、旦那がって断られました」
「旦那以外としても気持ちよくないから!って断言してたんで、じゃあ証明して下さいよって言ったら怒られましたw」
そんなメールが毎回デートに送られてきた。
そしてまた別の日。
「やっとホテル行けました。2回ゴチになりましたwおっぱいでかいっすねw 突く度ぶるんぶるん揺れるんですけどw 初めはやっぱり旦那じゃないと気持ちよくないって作り笑いしてましたけど、明らかに声押し殺してましたw バックで突きまくると、すごい良い声で鳴きますね。俺のちんこもすぐ真っ白になりましたよ。でも後ろめたいのか、感じてない振りはしてましたwちんこも旦那のが大きいって言ってましたよ。
終わった後も、旦那のが気持ち良いって言われました。お掃除フェラはやってくれませんでした。教えてないんすか? 2回戦はお風呂で立ちバックでした。嫌って言っても最初だけですねw あ、ゴムはちゃんと着けましたよ。2回目は口で着けるの練習させました そんとき本当は旦那よりもちんこでかいって認めさせましたけどw 旦那のが気持ち良いけど、まぁまぁって言われましたw次誘ったら『ん~わかんない。でも旦那いるから駄目』って、でも帰りのエレベータでキスしたら向こうから舌絡めてきましたけどw」って。
そんな報告がきても、俺の心はそれほど動揺しなかったんだ。
遅かれ早かれこうなるってわかってたし、別に俺と嫁の日常生活には何も変わりはなかったんだ。
むしろやっぱり嫁は俺に対してすごく親切っていうか甘えてくるようになった。
やたら肩揉んできたり、そのまま後ろから抱き付いてきたり。
行ってきますやオヤスミのキスも嫁からしてくれるようになったんだ。
嫁はその辺淡白だったから、やたら甘えてくるようになってビックリしたし、なにより素直に嬉しかった。
Hの時も、頼んだことも無いのに射精後自分から口で掃除してきたり。
だから俺達の生活には一切良い影響しかなかったんだ。
嫁はタカシの誘いを断って、俺とデートに行きたがる日も沢山あった。
嫁から腕組んだり、俺に新しい服選ばせたり。
でもタカシと会うと、ほぼ100%ホテルに行くようになった。
続きはちゃんと書きますがすいませんがもう少し待ってください
ちょっと週末ショックな事があったんで心の整理がいまいち追いつきません
なんかもう続きとか無理かもそんな体験談とか余裕無いです
このまま離婚しちゃうのかなって不安で正直やばいです
精神科とか行ったほうがいいのかな
正直ここに書いてたのも余裕があったから最後書いたあとの話ですげえやっぱり嫁は俺の事考えてくれるんだなって話しあったからすげい安心できる話があったからだから安心してた
馬鹿すぎて自分が情けないなんてこんなことしたんだってほんとすげえ後悔してるなんでデートなんてゆるしてんだって
ほんとははじめから不安だったとおもう
でもここに書いてたらそんあん大丈夫だって誰か言ってくれると思ってたし実際じぶんも大丈夫だって思ってたしなんか怖いもうただそれだけ
ほんと馬鹿
なんかありがとう
少し落ち着いた
なんかみんなが優しいからよけい自分が馬鹿に思えてくる
嫁は男の家泊まりにいった
俺に嘘ついて
すげえはきそう
なんかここに書いてると落ち着いてきた
でもなんかそれがむかつく
なんで落ち着いてんんだよお前って自分い思うは
さっさとしねよって思う
情け無い
嫁は今まさにやってる
さっき男から電話出ると嫁が喘いでたしすげえ男の名前よんでた
嫁は友達に事故たっとかどうか言ってた
男が言わせたんだって
んあんでおれじゃないの
ごめんなんとかねる
ぜったいまたくるから
なんていっていったらいい?
楽しむとか無理です
泊まりにいっただけならまだいい
でもそもそも今はもうデートもしてないことになってる
自業自得は返す言葉もないです
正直怒る気力とか元気ないです
でもなんとかとり返してきます
手は絶対出しちゃだめですよね
やっぱ俺嫁好きだすごい好きだ
そういえ男の家わからん
何か一人で爆笑してしまった
本当に落ち着いたかも
落ち着いたから整理ついでにまとめてみます
前の続きからになるのかな?
まず
俺が好きだからデートはもう無しと嫁が男に提案
男一旦受け入れて俺もそれを小躍りで承諾
大勝利ってガチで叫んだ
でも俺が不在のとき男が嫁を誘って俺に内緒でH
男は事後報告したけど嫁は報告無し
それから嫁は俺に秘密で男と会う
男は俺に報告が続く
でも俺と嫁は相変わらずラブラブで子作りも進行
男はゴムは絶対着けさせられてるって言ってたし嫁のメール見させてもらってもそれは本当っぽかったから様子見してた
なんか本当に落ち着いてきた
なんか恥ずかしい
ああ嫁のメールは男とのやり取りのを男から転送してもらってた
てゆうか勝手にしてきた
で先週の週末に俺と嫁の3連休のスケジュールがその辺だけ空いてるのを嫁から聞いてた男が嫁に「来週の日曜の夜嘘ついて泊まりに来いよ」と言ったら承諾したとの報告
それで今日の昼間はビクビクしながらもまぁ俺に嘘ついてまで行かないだろうとどっしり構えてた
でも嫁行っちゃった
で今です
<続く>
◆人妻はクンニがお好き! ~その理由は…~
男性が考えている以上に女性はクンニが大好きです!
理由は、女性はクンニで自分の女としての価値を感じるからです。
しかし、自分の妻に真剣にクンニをしている夫は少なすぎ…
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それから週末はちょこちょこタカシとデートをするようになった。
嫁は別に自分から望んで行ってる様子でもなかったけど、誘いの電話とかがあると結構嬉しそうに「え~どうしよう。ちょっと旦那に聞いてみるね」と俺に予定を聞くんだ。
そうすると俺が嫉妬するのわかってるから。
我慢できない時は、電話でまだ話してるのにずっと胸揉んだりしてる。
フェラ、っていうか先っぽを舐めさせながらとかも。
それで嫉妬と優越感をうまくバランス取ってた。
タカシからの愛の言葉がびっしり詰まったメールを朗読させながら騎乗位で腰降らせたり。
だから嫉妬はあっても、不安は無かったんだ。
そんな日がふた月くらい続いて、いつも通り嫁がデートから帰ってきた。
俺はもう慣れていたから麻痺してたのかもしれないが、今思えば嫁は少しソワソワしてたような気もする。
その晩タカシから「ユキさんの唇ゴチになりました」ってメールが俺に来た。
俺はそれを読んでも何か現実感が無くて、いつも通り晩飯作ってる嫁の後ろ姿とそのメールを何度も往復して見てた。
正直なところ、嘘だと本気で思った。
だから動揺とかもなくて、普通に「今日何かあった?」って聞けた。
嫁も料理作りながら「え~、何も無いよ。何で?」って感じだった。
その晩もヤッた。バックで突いてるMモードの時に聞けば答えてくれたかもしれないけど俺は聞かなかった。
別に怖かったわけじゃない。
本当にタカシが苦し紛れの嘘をついただけって思ってたから。
その後タカシとはメールで「嘘つくな」「嘘じゃないっす」という不毛なやりとりを数度した。
次のデートの日、俺は少しタカシのメールが気になり始めていて、玄関で割と強引にキスしようとしたけど、やっぱり「ん、もう。はいダメーw」っと拒否された。
まぁいつもの事なんで、仕方ないとすごすご居間に戻ったんだけど、その後タカシから「今から俺の車の中覗いててくださいよ。見えるでしょ?ユキさんとキスしますから」ってメールが来た。
馬鹿かと思った。どちらにせよ近所の目もあるのに嫁がそんな事するわけ無いって思った。
俺は無視して、窓の外を見なかった。
そしたらその数分後にまたタカシから「どうでした?ユキさん照れて一瞬だったけど嘘じゃなかったでしょ?」と来た。
俺は慌てて窓の外見たけど、もう居るわけなかった。
俺は「見てない」とだけ返信した。
その後タカシから「何すかもう!じゃあ絶対証明してみせますからね」ってメールが来た。
その1時間後くらいタカシから電話がかかってきて、それを取っても全然返事が無かった。
ステレオから聞こえてくる音楽と、車のエンジン音だけだった。
その後ゴソゴソって音がすると、2人の声が聞こえるようになった。
タカシの声だけやけに鮮明で、嫁の声はうっすらと聞こえてきた。
(後で聞くと、携帯を胸ポケットに入れたらしい)
「なぁユキさん、もいっかいキスしよ?」
「え~なんで~?さっきしたでしょ?」
「だって我慢できないし」
「だ~め。一日一回って約束でしょ?今日もう三回もしてるじゃん」
「あと一回。お願い」
「も~」
という会話の後、暫く無言が続いた。
俺はその時、とにかく喉が渇いて、頭がガンガンしてた。
目もすごく乾燥してた気がする。
ステレオとエンジンの音の中で、ちゅっちゅって音が聞こえた。
そんでまた少し無言。
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何時のまにか電話も切れてた。
その後タカシからは「あの後何度か頂ましたw結構押しに弱いですねw舌入れたら怒られましたw」とメール。
朝一のキスは、初めは周りを気にしていたが、粘っていたら本当に一瞬だけしてくれたらしい。
その後、俺に証明するため、写真撮りながらしようとしたけど、それは断固拒否された。で、アレ。
それから俺は部屋でずっと頭抱えて、蹲ってた。何も考えられなかった。
気が付いたら日が暮れてた。
嫁は普通に帰ってきた。何の報告も無し。
ただ、やはり何となくソワソワしてるし、何よりいつもより、明らかに優しかった。晩飯も豪華だったし、いつも嫌がる一緒にお風呂も向こうから入ってきて背中流してくれた。
嫁からは「元気無いね?どうしたの?大丈夫?」ってすごい心配された。
その晩はキスする気にはなれず、フェラだけで2回抜かした。
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嫁とタカシがキスをした。俺はなかなかその現実を受け入れられなかった。
別にキスくらい良いじゃんって思うかもしれないけど、キスだったらまだフェラとかのがダメージ少ない気がする。
なんかキスは嫌だった。しばらく嫁の顔がまともに見れなかった。
別に怒りは無かった。嫁に対してもタカシに対しても。
ただただすごい嫌だった。嫌、としか表現できない。
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直接嫁に問い詰めれないヘタレな俺は、後日タカシと直接会った。
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「初めはやっぱり嫌がってたっていうか、旦那さんの事が好きだから絶対浮気なんかしたくない、って言ってましたよ。でも俺とデートしたりすると旦那さんが以前より自分の事を考えてくれるから、それは素直に嬉しい、って。だからそこを突きましたね。これは旦那さんの為でもあるんですよ、って。旦那さんはユキさんへの想いが強くなるし、俺もユキさんと一緒にいれて幸せだし、あとはユキさんが嫌じゃなければ、ですけど。って。そしたら別に俺の事嫌いじゃないって、顔はかっこいいと思ってたって言ってくれました。じゃあ無理矢理とか嫌だから、ユキさんからしてよ、っていうと、渋々してくれましたよ。キスした瞬間、唇超震えてましたね。でも旦那さんに言ってないんですねw それじゃ意味無いのにw」って事だった。
俺はそのまま嫁に問い詰めることはしないから、お前も嫁に「旦那に言えよ」みたいな事は言うなよ、ってタカシに言っておいた。
タカシは「え~、でもこのままなら確実にやれちゃいますよw良いんすか?」と言ってたが「もしそうなったらそうなっただけだ」っと、何でも無いように平静を装って言った。
多少自暴自棄にもなってたと思うけど、でも心の底からそう思った。
何というか、別に最悪身体を取られたとしても、心が俺にあれば良い、って思った。
身体が取られればそのまま心も、って思うかもしれないけど、俺と嫁が今まで築いてきた数年間は、そんなもんじゃないって思いたかったんだ。
だから一時的な性欲に流されたとしても、気持ちは俺に残ってくれると信じてた。
嫁が、俺が嫉妬して嬉しいっていうのも、タカシのような若いイケメンに言い寄られて嬉しいって思うのも仕方ないと思った。
人間ってそんなもんだよ。
でもその後、身体を許しても、気持ちを俺に戻してくれればそれで良かった。
良かった、ていうか、それ以上の幸せは無いとさえ思ったね。
それこそ最高に、タカシに対して優越感を感じれるから。
だから俺はしばらく嫁とタカシを静観することにしたんだ。
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「こりゃいけると思ったけど、やっぱ旦那が、旦那がって断られました」
「旦那以外としても気持ちよくないから!って断言してたんで、じゃあ証明して下さいよって言ったら怒られましたw」
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そしてまた別の日。
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むしろやっぱり嫁は俺に対してすごく親切っていうか甘えてくるようになった。
やたら肩揉んできたり、そのまま後ろから抱き付いてきたり。
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だから俺達の生活には一切良い影響しかなかったんだ。
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情け無い
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男が言わせたんだって
んあんでおれじゃないの
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ぜったいまたくるから
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泊まりにいっただけならまだいい
でもそもそも今はもうデートもしてないことになってる
自業自得は返す言葉もないです
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まず
俺が好きだからデートはもう無しと嫁が男に提案
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で今です
<続く>
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