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彼氏と喧嘩した次の日 6

彼の力強い腕がわたしの脚を掴んだかと思うと、おしめを換えてもらう赤ちゃんのような姿勢にさせられていました。そのままぐっと広げられ、折り曲げられた脚は膝がちょうど脇のあたりに押しつけられています。

「すごい格好だね、ゆん。でも、ゆんはこういう格好させられるのが大好きだものね」

「あぁ・・・」

わたしは否定しませんでした。彼の言うとおりだったからです。浅ましい、とお思いになるかも知れません。

けれど、その屈辱の一つ一つがその時のわたしにとっては至福の刻だったのです。

「かずさ・・・・ふぁうっっっ・・・あっ、ああっ、あああっっ」

再び湧き起こった快感の波にわたしは翻弄されていました。彼の唇がわたしのあの部分に口づけたかと思うと、お尻の穴のあたりから上に向かって、溢れかえりしたたり落ちるわたしのみだらな液体をすくい取るかのように彼の舌がうごめいていました。

「あっ、あっ、あああっ、だめ、おかしく・・・・なる、おかしくなっちゃぅ・・・・・・っ!」
「いいとも、おかしくなってごらん」





冷徹な言葉の後、彼の舌の動きがいっそう激しいものになりました。何か別の生き物がそこにいるのではないか、そう思えるほど緻密かつしなやかな動きから生み出される快感にわたしはひたすらうわごとめいた嬌声をあげることしかできませんでした。

「あんっ、ああん・・・っ、やだ、やだ、そんなに、された・・・ら、あんっ、いっ・・・ちゃう、あんっ、あああっ!」

二回ほどの短い波の後、本命がやってきました。敏感すぎるほど敏感になったクリを、彼の唇ではさまれて吸い込むようにされながら、舌先でかき回すように舐められたのです。

快感の波に飲み込まれてどこまでも落ちていく、そんな無重力感が今にも訪れる、そう実感した瞬間でした。
彼の愛撫がスイッチが切れたようにとまったのです。

「・・・・んっ、んぅ?」

高められていた欲望の疼きを突然放置されて、わたしはまたあの絶望にも似た焦燥感を味わうことになったのです。

「・・・・やだぁ・・・やめないで、お願い。何故止めるの・・・・」

わたしがそう言うと再び波が襲ってくるのです。しかし、頂点に達するかどうか、というところで再び彼はその動きを放棄してしまうのです。それは数回、繰りかえされました。

「おねが・・い、お願い、ちゃんと・・・イかせて、ヒドい・・・・」


そんな風にどうしようもない部分で焦らされて、はしたない懇願をせざるを得ないわたしのもうろうとした意識に、どこか含みのある微笑をたたえた彼の表情が飛び込んできました。

「続けて欲しいの?」
「はい、やめないで・・・・イかせて、ください、お願い」

「けど、こうやって焦らされるほうがすごく感じるんじゃない?」

彼のいじわるな言いように納得しつつも、ますます焦燥感を煽られている自分がいました。

「いやだ、いじわる、言わないで、お願い、イかせて、イかせてください、ゆんをイかせてください・・・・!」

まともな思考能力を放棄したかのように、わたしは夢中でそうつぶやいていました。

「しょうがない子だね、ゆんは。でも、可愛いよ、いっぱいイかせてあげようね」

福音のような彼の言葉と同時に愛撫が再開されました。

「はぅぅッ、ああ、あああ、ああああぁんっ、気持ち、いい、気持ちいいよぉ・・・・・あぁんっ」

そして、ほぼ瞬間的に、焦らされていたわたしは絶頂へと登りつめてしまったのです。


荒い呼吸音が世界を支配していました。他には何も聞こえてきません。
時折ビクン、と身体が震えるとき、わたしの中の牝の器官がそれに同調するように激しく収縮を繰りかえすのが分かります。

それがおこる度に湧き上がる、激しい飢餓にも似た欲望の疼きをわたしはもはや押さえられそうにありませんでした。

彼の熱く、固く膨れあがった雄の器官で貫かれ、苛まれ、弄んで欲しい。そして、彼の熱くたぎった精のしるしをわたしの牝の器官に注ぎ込んで欲しい。

そのあまりにはしたなくあさましい、ケモノじみた望みを、わたしはいつの間にか口にしていました。

「・・・はぁ・・・・・・・。かず、さぁん・・・・お願・・・い。かずさんの、かたくて、 ふとくて・・・おっきくなった、おちんちん・・・・わたしの、おまんこに・・・・入れて、ください、お願い・・・」

その時のわたしは、ぞっとするほど浅ましい表情をしていたことでしょう。

「おねがぁい・・・・。もぉ、我慢出来ない、おちん、ちん、欲しいの、おねがい・・・・・」

「これが欲しいの?ゆん」

そんな冷ややかな言葉と共に、わたしの眼前にそそり立つ男性自身を、かずさんは見せびらかすかのように誇示していました。

「ぁん、それ・・・・それが、ほしい・・・・です」

並はずれて大きいとはわたしも思いませんが、はち切れんばかりに膨れあがり、そそり立つかずさんのそれは、艶やかに輝いていて、わたしの中の牝の本能を刺激するには充分すぎました。

差し出されたそれに、わたしは飢えた子供のようにむしゃぶりつきました。

「んぅ・・・・ンむっ、んはぁ・・・・んく・・・・」

かずさんに何か言う暇も与えず、かずさんの膨れあがった欲望のしるしを口の中で舐め、しゃぶっていたのです。そんなことをそれも自分からしてしまったのはこれが初めてのことでした。

テクニックなどないに等しいわたしのフェラを、かずさんは何も言わずに受け入れてくれました。ひたすらがむしゃらに彼の熱くかたい雄の器官をねぶり尽くそうとするわたしに、かずさんは苦笑したかも知れません。

「・・・おいしいかい?ゆん」
「んはっ・・・んっ、はひ・・・おいし・・・んんっむ」

そんなわたしのつたないフェラでも、しないよりはマシだったということなのでしょうか、さらに膨れあがり脈打っているように感じられだした頃、かずさんはわたしの行為を止めました。

「・・・もう、いいよ、ゆん。それ以上されたらゆんのお口に出してしまうよ」

お世辞だと分かっていても自分の行為をほめられて、わたしはとても嬉しくなりました。

「そんな・・・・下手くそでごめんなさい」
「下手なもんか、すごく上手だったよ、ゆん」

口元に溢れていた自分のよだれを手で拭ったわたしに、かずさんはまたあの優しいキスをしてくれました。

「そんな・・・恥ずかしい、です」
「また溢れ出しているね。そろそろこれをゆんに入れてあげようね」

淡々とした口調の彼の言葉に、わたしの牝の器官が勝手に反応していました。

「・・はい、入れて、ください。かずさんの固いので・・・・えっちなゆんにお仕置き、して・・・」

膨れあがる期待に胸がきゅっとなるのがわかりました。

「また、さっきみたいに四つんばいになってごらん」
「はい・・・」

感じすぎてフラフラの身体はのろのろとしか動いてはくれません。
力が入らず、四つんばいの姿勢を保てないわたしは、腰だけを高く捧げたような無様きわまりない姿勢でかずさんを振り返りました。

「いいよ、それで。そっちの方がエッチでゆんには合ってるね」
「やぁ・・・・ん、そんな、こと、いわないで・・・・」

不意に戻ってきた羞恥の感覚にわたしは一人身をよじりました。

「いくよ・・・ゆん」

彼の指がわたしのあそこをぐっと広げるのが分かりました。

「すごいね・・・ゆんのオマンコ、すごく溢れてる・・・」
「あぁん・・・いわないで・・・」

次の瞬間、何か熱く固いものが押し当てられました。そして、一気にわたしの牝の器官を貫いたのです。

「んっ、あっ、あああああぁぁっ!」

どん、と何かがわたしの奥底に当たる感覚。そして、押し当てられた部分から湧き起こるそれまでとは比較出来ないくらいの快感に、わたしは悲鳴のような甘い叫びをあげていました。

「んんぁああっ、あああ、あああっっぅ!」

同時に、求めていたものが収められた喜びに反応して、わたしのそこが何度も収縮を繰りかえすのが分かります。肉体が絡みつく快感は、わたし自身にも感じられるものだったのです。

どん、どん、どん、奥底を突かれて湧き上がる快感のすさまじい波に、瞬時にわたしの中で何かが登りつめていきました。

「あ、あ、ダメ、いっちゃう、いっちゃうぅっ!」

その言葉を口にした瞬間、また彼のあの冷酷な仕打ちがわたしを待っていました。

奥まで突き入れず、中途半端なところで止められた彼のものを、激しく震えてわたしのそこがうごめいています。

「んーっ、やだ、やだぁっ、止めないで、止めちゃヤダッ、かずさぁん・・・っ」

今度はゆっくりと、彼の熱く固いものがわたしの中で動いていきます。
じわじわと再開された快感の翻弄に、わたしはびく、びくんと身体を震わせて、押さえつけられた高ぶりに焦らされ、焦燥感を煽られていったのです。

「あん、あん、もっと、もっと激しく、はげしくして・・・・おねがいっ・・・あああ」

「ダメだよ、ゆん。そう簡単にイかせたら、お仕置きにならないじゃないか」

冷酷な彼の宣告に、わたしは余計に高ぶりを押さえられなくなりました。

「ひどい・・・いじわるしない・・・でッ、あっ、ああっ、ああああんぅっ!」

その後も、激しい動きとゆるやかな動きをリズミカルに繰りかえされ、翻弄されたわたしの高ぶりが、勝手に爆発するまでそう時間はかかりませんでした。

「はぁぅぅぅんっ!!・・・ああんぅぅぅっ」

彼の動きと関わりなく、耐えきれなくなったわたしは一人勝手に登りつめてしまったのです。

「・・・ダメだっていってるのに、いけない子だね、ゆん。もっとお仕置きしなきゃね」

繋がったままの姿勢で、腰を抱えていた腕をわたしのひざの裏に回したかずさんは、驚いたことにわたしの身体をそのまま抱きかかえて立ち上がったのです。

「ひゃぅんっ・・・・んっ、ああんっ!」

繋がった部分に圧力を受けて、わたしの奥底にどん、とそれまでを超える強い刺激が加わりました。

「ン、やぁッ、ダメ、ダメェッ、おかしくなる、いっちゃうよぉっ、かずさ・・・ああんっ」

ずん、ずん、ずん、ずん。
抱きかかえられたまま歩くだけで、奥底まで挿入されて突き上げられる部分に鈍いかすかな痛みと、それを上回るすさまじい快感が湧き起こります。
わたしが連れて行かれたのは、最初に入った部屋にある大きな姿見の前でした。

「ほら、見てごらん、ゆん。見えるだろ、ゆんのいやらしい姿とえっちな表情が」
「いやっ、そんなのみたくない・・・」

いいながらわたしは吸い寄せられるように鏡に映る自分の姿に見とれていました。
抱きかかえられ、大きく広げられた脚の間にある、みだらな自分自身の肉の裂け目、そしてそこから溢れる液体にまみれていやらしく光る彼のものが、わたしの肉の裂け目を引き裂くようにねじ込まれていました。

そして、とろんとしたどこか焦点のあって無いような目でそれを眺めている、肌をピンク色に上気させただらしない表情のわたし。

究極にみだらな自分の姿を見せつけられて、わたしの羞恥の感覚が頂点に達した瞬間でした。

「すごい格好だね、ゆん。もっとすごいものを見せてあげようね」

もう何度もいっていることですが、あくまでも優しく淡々とした口調の彼の言葉が、とてつもなく冷酷な宣告となってわたしを揺さぶりました。

「やっ、あっ、ああっ、ああぁぁっっんんっ!」

抱きかかえている彼の腕が、ゆっくりとわたしの身体を上下に揺さぶりはじめました。
そのたびに、わたしにねじ込まれている彼のものが、わたしの液体をかき混ぜるように、ぐちゅ、にちゃ、とみだらな音を部屋いっぱいに響かせてわたしの肉の裂け目を蹂躙するのが鏡を通してわたしに飛び込んでくるのです。

「あん、ああん、あん、あんっ、あっ、ああっ、ああんっ、あああああっ!!」
「いいよ、ゆん、もっと可愛い声で鳴いて、ほら、ほら、ほらっ」

「あっ、ああっ、ああん、ダメ、ダメぇ、そん・・なにっ、され・・・あああっ!あ、ああっ」

彼の力強い抽送とすさまじい羞恥の責め苦の挟撃は、わたしの絶頂をいともたやすく呼び覚ますのです。わたしの牝の肉が、絶頂を迎えて激しく収縮をはじめました。

「・・・おっと」

またしても、わたしは登りつめることにお預けをくらい、焦らされる悔しさに臍をかむ羽目になりました。

「・・・はっ、んっはぁ、も・・・・いかせて・・・・おねが・・・」

抗議の声も満足に出ないわたしを尻目に、彼はわたしを抱え上げたまま再び移動し始めたのです。

<続く>

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