デリヘルで友達の彼女が来た 1
よく「風俗に行ったら知り合いが来た」なんて話を聞きますが、そんな事って普通はありませんよね。
俺も風俗に行き出してから10年ぐらいになりますが、今まで1度もありませんでした。
だけどこの前、体験してしまいました。
昔と違って今では数カ月に1回ぐらいでしか風俗には行きません。
仕事の付き合いとかの延長で行く事が多いんです。
その時もそうでした。
仕事で会うと「最近どう?」なんて聞いてくる仕事先の人がいます。
接待しなきゃいけなくなり、呑んだ後は当然のように風俗へ行きました。
「最近気になる店があるんだけど、行ってみない?」
「風俗はオゴれませんよ?」
「わぁ~かってるよ!これは自腹で行くから」
「じゃイイですけど、平日だし女の子いないんじゃないですかね?」
木曜の夜だったので混んではいないとは思いましたが、逆に出勤してる子が少ないんじゃないかと思ったんです。
電話で確認してみると、4人はスグに大丈夫で、待てばあと2人もOKと言われました。
説明された雑居ビルの3階に行ってみると、カウンターがあって店員が待っていました。
ノートPCに入った女の子の写真を見せられ、一緒に行った人は即決です。
「知り合いが行って良かったって聞いたんだよ」
と言っていたので、システムには問題無さそうで。
4人の写真を見ましたがどうも気に入る子がいません。
20分と30分待てば大丈夫と言われた2人を確認しましたが、2人して手で顔を隠しているんです。
「こんなんじゃ顔分かんないじゃん」
と店員に言うと、
「ミキちゃんは可愛いですよ。まだ2カ月の新人でこの世界初めての子です。スタイルも良くてちょっとSっぽいですが実はMみたいな子で」
と。
ツレを待たせるわけにもいかないと思い、そのミキちゃんという子を指名しました。
「先に俺が終わると思うから、そこの○○で呑んで待ってるよ」
とツレに言われました。
「スグなんで良かったら奥の休憩所にいますか?」
と店員に言われたので、甘えさせてもらう事に。
ツレは意気込んで近くのビジネスホテルへ消えて行きました。
もらったウーロン茶を半分も呑まないうちに呼ばれ、俺も教えられたビジネスホテルへ。
デリヘル専用と化したようなホテルでしたが、一応シーツやタオルは綺麗にしているようです。
そこに入って女の子を待っていました。
ピンポーンとチャイムが鳴り、お出迎えに行って固まりました。
ドアを開けたら
「こんばんわぁ~」
と笑顔で立っていた女の子。
実は友人の彼女だったんです。
もうお互いに言葉が出ないというか、数秒固まったまま見つめ合っていたと思います。
沈黙を破ったのは俺でした。
「なんで?どうしてナナミちゃんが?」
「あ・・えっと・・・えっ・・・・」
どうして良いのか分からない状態で、ナナミちゃんは下を向いていました。
このままじゃラチもあかないので、俺は部屋に入るよう促しました。
ナナミちゃんもその方が良いと思ったらしく、
「うん」
と言って入ってきました。
とりあえず俺は椅子に座り、ナナミちゃんはベッドの縁に腰掛けました。
どうして良いのか分からず、とりあえずタバコを吸ってみました。
そして吸い終わる頃、ナナミちゃんの携帯が鳴りました。
そうです。
店からの電話です。
普通すぐに女の子は店に連絡入れますよね。
でもナナミちゃんは10分近く経っても連絡してなかったんです。
「スイマセン・・・今入ったばかりで・・・まだ聞いてないです・・・はい・・はい・・」
さすがにかなり困った顔をしていました。
それにしてもナナミちゃんが電話をしている時にマジマジと見ましたが、パックリ胸の谷間を見せているキャミソールで、しかも生足。
上着は手に持っていたので、外ではそんな格好じゃ歩いてないんでしょうね。
露出度の高いキャミ姿でした。
友達というのは大学で同期のヤツで、学生時代は別に仲の良い友人ではありませんでした。
見た目がカッコイイからなのか、ちょっといけ好かない態度だったから。
モテない友人たちに
「お前らは・・・」
と説教じみた話をよくしていました。
だからあまり仲が良い友達はいなかったんだと思います。
それでも卒業して関連のある職業に就いてから、ちょくちょく呑んだりしていました。
ぶっちゃけ俺の方が会社的には上で、彼の会社をアゴで使うような立場になったからです。
昔のよしみでと、彼はよく俺を頼ってきていました。
それで呑んでいる時に「俺の彼女」と紹介されたのがナナミちゃんでした。
ナナミちゃんは中堅クラスの受付をしているといっていました。
その時とは違ってシックでありながらエレガントな感じのスーツ姿でした。
何度か会っていますが、仕事帰りだからなのか、いつもスーツ姿でした。
だからそんな露出度の高いキャミソール姿を見た事がありません。
スタイルはもちろん良いし、黙っているとツンとした感じの女の子なんです。
喋ると笑顔が愛嬌のある可愛らしい女の子に変わるんですが。
電話を切ったナナミちゃんは、困ったように言いました。
「他の女の子に変えるよう電話して下さい」
「それはまぁ、構わないんだけど・・・どうしたの?」
「いや・・・イイんです・・・今から電話しますから、言って下さい・・」
「いやいやイイよ。とりあえずこのまま60分でイイから電話しなよ」
「それはちょっと・・・・」
「この状態で、はいそうですかってチェンジできないだろ。訳も聞かずに」
ナナミちゃんが電話をして、買ってきておいたお茶を渡しました。
何から聞けば良いのか分からず、いきなり核心を聞きました。
「彼氏には秘密なんだよね?」
「はい・・・」
「どうしたの?借金とか?」
「いえ・・・・」
「だって仕事辞めてないんでしょ?」
「はい・・・」
「給料じゃ足りなくて?」
「はい・・・」
何だ?このバカ女は!と思いました。
ちゃんとした会社に就職してて2年以上真面目に付き合ってる彼氏がいるのに、給料が足りないからと風俗でバイトしてるって。
イライラしてきて、心配なんかするんじゃなかったって思えてきた。
そんな俺の態度を見てか、黙ってたナナミちゃんが下を向いたまま喋り出した。
「前に友達にスロット教えてもらって・・・それで・・・」
アホ丸出しですよ。
パチンコとかスロットにハマっちゃって、両親に借金したんだって。
それを返すと洋服とか化粧品が買えなくなるから、返すまではバイトしようって思ったんだって。
でもお客さんがリピートしてくれるらしく、すぐ返せたんだけど辞められずに続いているって。
<続く>
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俺も風俗に行き出してから10年ぐらいになりますが、今まで1度もありませんでした。
だけどこの前、体験してしまいました。
昔と違って今では数カ月に1回ぐらいでしか風俗には行きません。
仕事の付き合いとかの延長で行く事が多いんです。
その時もそうでした。
仕事で会うと「最近どう?」なんて聞いてくる仕事先の人がいます。
接待しなきゃいけなくなり、呑んだ後は当然のように風俗へ行きました。
「最近気になる店があるんだけど、行ってみない?」
「風俗はオゴれませんよ?」
「わぁ~かってるよ!これは自腹で行くから」
「じゃイイですけど、平日だし女の子いないんじゃないですかね?」
木曜の夜だったので混んではいないとは思いましたが、逆に出勤してる子が少ないんじゃないかと思ったんです。
電話で確認してみると、4人はスグに大丈夫で、待てばあと2人もOKと言われました。
説明された雑居ビルの3階に行ってみると、カウンターがあって店員が待っていました。
ノートPCに入った女の子の写真を見せられ、一緒に行った人は即決です。
「知り合いが行って良かったって聞いたんだよ」
と言っていたので、システムには問題無さそうで。
4人の写真を見ましたがどうも気に入る子がいません。
20分と30分待てば大丈夫と言われた2人を確認しましたが、2人して手で顔を隠しているんです。
「こんなんじゃ顔分かんないじゃん」
と店員に言うと、
「ミキちゃんは可愛いですよ。まだ2カ月の新人でこの世界初めての子です。スタイルも良くてちょっとSっぽいですが実はMみたいな子で」
と。
ツレを待たせるわけにもいかないと思い、そのミキちゃんという子を指名しました。
「先に俺が終わると思うから、そこの○○で呑んで待ってるよ」
とツレに言われました。
「スグなんで良かったら奥の休憩所にいますか?」
と店員に言われたので、甘えさせてもらう事に。
ツレは意気込んで近くのビジネスホテルへ消えて行きました。
もらったウーロン茶を半分も呑まないうちに呼ばれ、俺も教えられたビジネスホテルへ。
デリヘル専用と化したようなホテルでしたが、一応シーツやタオルは綺麗にしているようです。
そこに入って女の子を待っていました。
ピンポーンとチャイムが鳴り、お出迎えに行って固まりました。
ドアを開けたら
「こんばんわぁ~」
と笑顔で立っていた女の子。
実は友人の彼女だったんです。
もうお互いに言葉が出ないというか、数秒固まったまま見つめ合っていたと思います。
沈黙を破ったのは俺でした。
「なんで?どうしてナナミちゃんが?」
「あ・・えっと・・・えっ・・・・」
どうして良いのか分からない状態で、ナナミちゃんは下を向いていました。
このままじゃラチもあかないので、俺は部屋に入るよう促しました。
ナナミちゃんもその方が良いと思ったらしく、
「うん」
と言って入ってきました。
とりあえず俺は椅子に座り、ナナミちゃんはベッドの縁に腰掛けました。
どうして良いのか分からず、とりあえずタバコを吸ってみました。
そして吸い終わる頃、ナナミちゃんの携帯が鳴りました。
そうです。
店からの電話です。
普通すぐに女の子は店に連絡入れますよね。
でもナナミちゃんは10分近く経っても連絡してなかったんです。
「スイマセン・・・今入ったばかりで・・・まだ聞いてないです・・・はい・・はい・・」
さすがにかなり困った顔をしていました。
それにしてもナナミちゃんが電話をしている時にマジマジと見ましたが、パックリ胸の谷間を見せているキャミソールで、しかも生足。
上着は手に持っていたので、外ではそんな格好じゃ歩いてないんでしょうね。
露出度の高いキャミ姿でした。
友達というのは大学で同期のヤツで、学生時代は別に仲の良い友人ではありませんでした。
見た目がカッコイイからなのか、ちょっといけ好かない態度だったから。
モテない友人たちに
「お前らは・・・」
と説教じみた話をよくしていました。
だからあまり仲が良い友達はいなかったんだと思います。
それでも卒業して関連のある職業に就いてから、ちょくちょく呑んだりしていました。
ぶっちゃけ俺の方が会社的には上で、彼の会社をアゴで使うような立場になったからです。
昔のよしみでと、彼はよく俺を頼ってきていました。
それで呑んでいる時に「俺の彼女」と紹介されたのがナナミちゃんでした。
ナナミちゃんは中堅クラスの受付をしているといっていました。
その時とは違ってシックでありながらエレガントな感じのスーツ姿でした。
何度か会っていますが、仕事帰りだからなのか、いつもスーツ姿でした。
だからそんな露出度の高いキャミソール姿を見た事がありません。
スタイルはもちろん良いし、黙っているとツンとした感じの女の子なんです。
喋ると笑顔が愛嬌のある可愛らしい女の子に変わるんですが。
電話を切ったナナミちゃんは、困ったように言いました。
「他の女の子に変えるよう電話して下さい」
「それはまぁ、構わないんだけど・・・どうしたの?」
「いや・・・イイんです・・・今から電話しますから、言って下さい・・」
「いやいやイイよ。とりあえずこのまま60分でイイから電話しなよ」
「それはちょっと・・・・」
「この状態で、はいそうですかってチェンジできないだろ。訳も聞かずに」
ナナミちゃんが電話をして、買ってきておいたお茶を渡しました。
何から聞けば良いのか分からず、いきなり核心を聞きました。
「彼氏には秘密なんだよね?」
「はい・・・」
「どうしたの?借金とか?」
「いえ・・・・」
「だって仕事辞めてないんでしょ?」
「はい・・・」
「給料じゃ足りなくて?」
「はい・・・」
何だ?このバカ女は!と思いました。
ちゃんとした会社に就職してて2年以上真面目に付き合ってる彼氏がいるのに、給料が足りないからと風俗でバイトしてるって。
イライラしてきて、心配なんかするんじゃなかったって思えてきた。
そんな俺の態度を見てか、黙ってたナナミちゃんが下を向いたまま喋り出した。
「前に友達にスロット教えてもらって・・・それで・・・」
アホ丸出しですよ。
パチンコとかスロットにハマっちゃって、両親に借金したんだって。
それを返すと洋服とか化粧品が買えなくなるから、返すまではバイトしようって思ったんだって。
でもお客さんがリピートしてくれるらしく、すぐ返せたんだけど辞められずに続いているって。
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