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清純な彼女の変貌 4

しばらく休憩したのちも、彼らの性交渉は続きました。
僕と「2回戦」をしたことのない綾香が、何発も親爺とのセックスを楽しんでいる姿には本当にショックでしたし、そのたびに勃起してハァハァとのぞき込んでいる自分の情けなさにも嫌気がさしました。

綾香はそれから2回、榊原に生で射精され、榊原の命じるままに汚いケツの穴まで丁寧に舐めさせられ、ベッドの上でがにまたになって尻を振らされるストリップのまねごとまでさせられ、頭をつかまれて犯される乱暴なフェラチオ(イラマチオというものだと僕はあとで知りました)で1回は口内に、1回は可愛い顔にドプドプと大量のザーメンを射精され、しかも その全てをビデオに撮影されていました。

結局その夜、僕は朝までそこに座っていました。
オナニーは全部で3回しましたが、3回目には液体はほとんど出ませんでした。
5回目の射精でも、大量のザーメンを綾香の顔にまき散らすことのできた「榊原」とは大違いです。
精力ですら、僕はあの男に勝てないようでした。

そのあとのことは、ここに書いてもあんまり面白くないのでかいつまんで書きます。
僕は朝、綾香が出てくるまで待って、家から数10メートル離れたところで声をかけました。
彼女はあのエッチなワンピースを着ていましたので、驚いてしどろもどろになっていましたが、僕が携帯を見たことを告げると、ついに観念したようでした。
彼女が話したのはこんな内容でした。




ごめんね。
ヒロくんには黙ってたんだけど、半年前のバレンタインデーのときに、さっきの課長とえっちしちゃったんだ。
あのときは、次の日の朝に大きな事件がありそうだったんだけどね・・・他の会社は もう取材しおわってますって感じだったのに、あたしだけ何にもわかんなくて。

上司にも「どうなってるんだ!出来損ない!カス!」ってめちゃくちゃ怒鳴られて、会社追い出されて。
それでもう何にもわかんなくなって、気付いたらあの家の前にいたんだ。

ピンポン押して、出てきた課長に土下座して。
何回も何回も教えて下さい、お願いしますって言った。
そしたらいきなり課長に、「今晩寝てくれたらネタをやる」って言われたの。
それが最初。
それまでは、ほんとに浮気とかしたことなかったよ。
いまも、ヒロくんのこと、好きだよ。

そのときはフェラしてる写真とか、セックスしてるとこの写真もたくさん撮られた。
「ピースしろ、それが証拠になるから」って言われたの覚えてる。
ああ、この人は警察官なんだなあ、でもこんなことするんだなあって、そう思った。

それから、ネタが取れないときは課長にセックスしてくださいってお願いしにいくようになって・・・それからは仕事はほんとに簡単だった。
いろんな刑事さんの家にいってね、玄関先でノーパンでスカートめくるの。
そうすると、ほとんど何にも言わずに中入れてくれて、一回したら、何でも教えてくれるんだ。

他の新聞社の同期の子たちも、こういうのみんなやってるみたい。
この国のマスコミじゃそれが「普通」で、ずっと昔からそれが続いてたんだって。
この国の特ダネって、全部そうやって取ってきてるんだって。
裸で土下座させられて靴の裏なめさせられて、それから「ありがとうございますありがとうございます」って何回も言わされながら玄関で犯されたこともあった。
その刑事さんに「よくやるよな、絶対俺の娘はマスコミに入れないわ」って笑われて、すごく悲しかった。
記者になるの、夢だったから。

毎日特ダネとって、それまでが地獄だったから、夢みたいだった。
でも、すぐに上司には何であたしがネタ取ってくるか、わかったみたい。
課長からあの日の写真をどうやってか貰ってきてね、「これは内規問題になる。バラされたくなかったら、今夜から俺の家にも来い」って。
それからは夜回りの先がどんどん増えたよ。

あたし、会社の記者クラブでも毎日犯されてるんだ。
記者の仕事なんてほとんどやってない。
ベテランの先輩記者が帰ってくると、クラブで体操服とか、スクール水着とか、そういう格好で待ってるの。
それで、1000円とか貰って、やらしい台詞言わされながらフェラしたり、おまんこに指入れられたり。
1000円でもちゃんとお金貰ってるから、これもあたしの有責売春になって、罪にならないんだって。

あは、みんな事件のプロだから、何でも知ってるよね。
100円で生中だしされたこともあるよ。・・・ヒロくんも久しぶりにする?

綾香はいつもと変わらない普通の顔をして、そんな話をしました。
僕は黙って、全部聞いていました。
初めのうちは手が震えるほどの怒りを感じていましたが、殺意を向ける対象があまりにも多すぎて、「絶対に殺してやる」と思う気持ちがぼんやりとしていくのを感じていました。

彼女は課長だけでなく、会社でも、仕事先でも、股を開いて仕事を貰ってきていたのです。
100円で体を売る、風俗嬢以下の売春婦になっていたのです。
僕は激しく鬱になりながら勃起していましたが、どうしても彼女のことを許せませんでした。

「ごめん。もう、いいよ」

そんな言葉しか言えなかった気がします。
よく覚えていませんが、僕はその場で彼女に別れを告げて、先にアパートに帰ってきました。

彼女はその日の夜も帰ってきませんでした。
きっと、どこかの刑事の家で、昨日と同じようなことをしていたのでしょう。
次の日の昼、彼女は戻ってきましたが、僕とほとんど会話を交わすことはありませんでした。
二人で住んでいたアパートは僕の名義で借りていたので、彼女は荷物をまとめて、その日のうちに出て行ってしまったのです。

出て行く直前、「ヒロくん、ごめんね。最後にお口でしよっか?」と言われ、僕は本当に心が揺り動かされましたが、「ううん、いいよ。もう会わないから」とだけ、言いました。これが最後でした。

僕は彼女の親と、僕の親双方に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、どちらにも事の真相は話しませんでした。

数日経って、アパートのポストに手紙が入っていました。
綾香からでした。
内容は、僕が期待したようなものとは程遠かったです。

最初のうちは「ごめんね」「許して」「出来心だったの」という言葉が連なっていましたが、次第に内容は自己弁護的になり、「課長も本当はいい人」だとか、「ヒロくんよりずっと大事にあたしを抱いてくれたから、離れられなくなっちゃったの」とか、僕をむなしくさせる言葉ばかりが書いてありました。

彼女は家で待つ僕よりも、歯が浮くようなせりふを並べる汚い親父たちの言葉に浮かれ、簡単に股を開いていたのです。

「ヒロくんは絶対コンドームをしないとあたしとしてくれなかったけど、課長は生で犯してくれて、『産んでいいぞ』って言ってくれたの。とっても嬉しかったよ。あたし、本当はヒロくんにそう言って欲しかったんだ」

・・・そこまで読んで、僕は手紙を破り捨てました。
ゴミ箱に投げ捨てて、おいおいと泣きました。
僕の何がいけなかったのか、どうすれば綾香はこんなふうにならなかったのか、今でもわかりません・・・。

みなさんも電車の中吊り広告で読んだかもしれませんが、それからしばらくして、綾香の記事が週刊誌に載りました。

「○○新聞社社会部の女性記者、体で特ダネを取っていた!」「捜査一課長、スキャンダルで異例の更迭」「官舎で夜な夜な行われる変態パーティ、画像や動画がネットに流出」。
毒々しいフォントで、そんなセンセーショナルな見出しが踊っていました。

僕はもう打ちひしがれ切っていたので、そんな記事を読んでも特に何も感じませんでしたが、それから数週間して、綾香がセックスしている生々しい動画がネットに流れているのを見たときは、さすがに落ち込みました。

画面の中で犯されている綾香が着ていたのは、うちの大学のチア衣装だったからです。
間違いなく、僕が尾行したあの日に撮影されたものでした。

綾香のそれからのことはよく知りません。
共通の友達から聞いた噂では、新聞社を退職したあと夜の世界で働くようになり、キャバ嬢、ソープ嬢、デリヘル嬢と順当に堕ちていったということです。

数年前、歌舞伎町を歩いていたときに一度よく似た女性を見かけましたが、けばけばしい化粧をして煙草を吸いながら、見るからに豊胸手術をしたとわかる巨乳を露わにして歩いていた彼女と綾香が同一人物だったのかは、今となってはわかりません。

最後になりますが、「四宮綾香」は仮名です。少し変えれば彼女の本名になりますが、わかる人はあんまりいないでしょう。

僕はあれから女性不信になり、どんな清純そうな女性をみても「陰では色んな男とおまんこしてるんだろう」「あの女はいくらで体を売るんだ」と、そんなことばかり考えてしまうようになりました。

彼女は今もいません。これからも、たぶん出来ないと思います。

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女性の浮気 | 【2015-01-19(Mon) 00:30:08】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]
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