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余命1年の親友に俺の嫁を嫁がせ新婚生活させた 3

日奈子と拓也の夫婦生活は、本当にナチュラルなものになってしまった。そして俺自身も、居候というか、ただの同居している友人という感覚になっていた。

『あ、おはよ~ コーヒー? 紅茶?』
と、日奈子が寝起きの俺に聞いてくる。俺は、少し寝不足気味でまだボーッとしているが、コーヒーをお願いした。

俺が寝不足なのは、毎夜繰り返される日奈子と拓也の夜の生活のせいだ。安普請の家なので、隣の部屋でセックスをする声や音が丸聞こえだ。

そして、それだけではなく、昼間の二人の様子も隠しカメラで撮影しているので、それを見て深夜まで起きていることがほとんどだ。

笑顔でコーヒーを運んでくれる日奈子。でも、昨日の夜も拓也と激しくセックスをしていた。その笑顔からは、とてもそんなことは想像できない。本当は、俺の嫁……。でも、今は完璧に……完璧すぎるほど完璧に拓也の嫁を演じている。

「寝癖、凄いぞ」

拓也が笑いながら話しかけてくる。俺の寝癖がよほど凄いらしい。そして、拓也は珍しくスーツを着ていた。

「あれ? スーツ?」
「あぁ、ちょっと会社に手続きがあってな。昨日も言っただろ?」
にこやかに言ってくる拓也。

「そうだっけ。日奈子ちゃんは? 一緒?」

俺は、日奈子のことをこんな風に呼ぶようになってしまっていた……。




『さすがに無理。妻同伴で出勤なんて、聞いたことないでしょ?』

笑いながら言う日奈子。となると、今日休みの俺と二人きりということになる。同居を始めて以来、初めてのことだ。俺は、なぜかドキドキして緊張してしまった。

「早めに帰ってくるから、またボーリングでも行こうか?」
拓也は楽しそうに話を続ける。

「お、良いね。また叩きのめしてやるよ」
俺は、そんな風に強がってみた。
「今度は負けないよ」
拓也は、真顔で言う。

『あらら。私を巡って男達が争うのね。美しいって罪だわ』

日奈子がおどけて言う。最近では、3人での生活がすっかり普通になってしまった。でも、少しずつ痩せていく拓也を見ていると、急に胸がいっぱいになって泣きそうになる時がある。

これだけ医学が進歩しているのに、こんなにも元気そうに見えるのに、1年も生きられない……。どうしても、現実として受け止めることが出来ない。


そんな風に、拓也の運命に同情しているが、拓也は最初の頃のような遠慮がなくなってきていた。この前なんかは、日奈子はこんなひどい扱いを受けていた。俺が隠し撮り動画を確認していると、早送り中にソファに座ってコーヒーを飲む拓也が映る。慌てて早送りを止める。すると、日奈子が拓也の横に座った。でも、ただ座っただけではない。日奈子は、すでに全裸だった。

明るい昼間のリビングで、日奈子が一糸まとわぬ格好でソファに座っている。ほどよい大きさの胸も、薄ピンク色の乳輪も乳首も丸見えだ。

『ねぇ、ベッド行こうよぉ』
甘えた声で誘う日奈子。

「昨日いっぱいしたじゃん。ちょっと疲れちゃったよ」

拓也がそんなことを言う。あんなに日奈子とのセックスに感激していたくせに、もうこんな態度を取るようになっていた。でも、確かに日奈子のセックスのお誘いは、多すぎる気がする。拓也が死んでしまうと言う事実が、日奈子を駆り立てているのかもしれない。

『イジワル。いいよ、勝手にするから!』
日奈子は少しすねたように言うと、座っている拓也のズボンを降ろし始める。そして、ペニスを剥き出しにした。拓也のペニスは、まだ半立ち程度だ。

『私が裸なのに、立ってない! もう飽きちゃったの?』
寂しそうに言う日奈子。

「ち、違うって! 昨日4回も出せば、立ちも悪くなるって!」

慌てて言い訳をする拓也。でも、連日複数回搾り取られれば、そうなるのも無理はないと思う。

『大きくするね……』

日奈子は、納得できないという顔で、フェラチオを始めた。いつものリビングの、いつものソファの上。でも、日奈子がフェラチオしている相手は、俺ではない……。

日奈子は、慣れた様子で拓也のペニスを口撃していく。すると、すぐにムクムクと大きくなる拓也のペニス。やっぱり、こうやって明るいところで見ると、その大きさに驚き、嫉妬してしまう。

「あぁ、日奈子、気持ちいいよ」

拓也はそんな声を上げながらも、テレビを見ている感じだ。ちょっとひどいなと思うが、セックスの頻度を考えると仕方ないのかな? とも思う。

日奈子は、夢中でフェラチオを続ける。睾丸の方まで舐めたり、喉奥まで飲み込んだりして、むせながら責めたりする。そして、拓也の脚を持ち上げ気味にして、アナルまで舐め始める日奈子。こんな事は、俺でもしてもらったことがない。

日奈子は、なんの躊躇もなく拓也のアナルを舐めていく。最近では、当たり前のようにするようになっていた。

「気持いいよ。日奈子、もっと」
拓也は、さすがにテレビを見るのを止めて言う。

『もう、入れていい?』
日奈子は、うわずった声と、トロンとした目で聞く。

「もう少し口でして」
拓也は、そんな注文をつけた。すると、日奈子は素直にフェラチオを続けた。拓也は、日奈子の髪を優しく撫でている。でも、そこまで興奮してはいないようで、日奈子に入れようとしない。

そのまま、結構な時間、日奈子のフェラチオが続く。すると、
「日奈子、イキそう、早く早く!」
と、拓也が慌てて日奈子に言う。すると、日奈子はうんと言って、慌てて拓也にまたがった。そして、対面座位で繋がると、日奈子はすぐに腰を上下に動かす。

でも、2~3回動かした途端、
「イクっ! 日奈子、イクっ!」
と、拓也がうめいて射精した。日奈子は、嬉しそうに拓也にキスをする。そのまま、濃厚なキスを続ける。

日奈子は、射精する瞬間にやっと入れてもらえた。まるで、中出しを受けるためだけのセックスだ。オナホ扱いですらないような、ひどい扱いだと思う。でも、日奈子は嬉しそうにキスをしている。

しばらくして日奈子は立ち上がる。そして、拓也の目の前で脚を軽く広げる。すると、日奈子のあそこから拓也の精液があふれ出す。それは、そのまま床に液だまりを作っていく。

『いっぱい出たね。赤ちゃん出来るかなぁ?』
と、嬉しそうに拓也に話しかける日奈子。

「排卵日だっけ?」
『そうだよ。だから、今日はこの後、最低3回は注いでね~』
と、日奈子は笑顔で言った。拓也も笑いながら、
「わかったよ」
と答えたが、微妙に笑顔が引きつっているように見えた。


こんな風に、日々セックスをしっぱなしの二人……。でも、今は本当に久しぶりに二人きりだ。拓也が出ていく時、当たり前のようにキスをした二人。

『早く帰ってきてね~』
「わかったよ。日奈子、愛してる」
『ふふ。私もー』
そう言って、またキスをした二人。久しぶりに離ればなれになるので、寂しいと思っている様子だ。

そして、二人きりになった俺と日奈子。妙に緊張してしまう。
『なんか、変な感じだね……』
日奈子も、少し緊張気味だ。

「そうだね。日奈子、ちゃん……。辛いことはない?」
『いいよ。二人きりのときは呼び捨てで……。ゴメンね。悠斗も辛いよね……』
日奈子は、申し訳なさそうだ。

「うぅん。あいつに悔いなく過ごしてもらいたいし、俺が言いだした事じゃん」
俺は、やせ我慢して笑いながら言う。

『ありがとう……。ねぇ、してあげる……』
日奈子はそう言うと、俺のズボンの上からペニスをさすり始めた。

「い、いや、ダメだって、拓也に悪いし」
思わずそう言った俺に、日奈子が吹き出した。

『悠斗、役に入り込みすぎだよ! 私、悠斗の奥さんなんだよ。あ、愛してるんだから……』

日奈子は、照れて顔を真っ赤にしながら言った。俺は、嬉しさと安堵感で腰が抜けそうだった。日奈子は、すでに心もすべて拓也に捧げてしまっている……。そう思っていた。

俺が、少し言葉に詰まりながらありがとうと言うと、日奈子は俺のズボンのファスナーを降ろした。そして、すでにギンギンになっている俺のものを掴むと、
『元気だね。凄く久しぶりな感じ』
と言って、しごき始めてくれた。久しぶりの日奈子の手の感触に、気持ち良すぎて声が漏れてしまう。

『気持いい? ゴメンね、してあげられなくて』
と、申し訳なさそうに言う日奈子。そのまま、手コキをしてくれる。俺は、すぐにイキそうな気配がしてきたが、なんとか堪えて日奈子の手の感触を楽しんでいた。

でも、頭の中には、拓也とセックスする日奈子が浮かんでくる。拓也の大きなペニスで、俺とする以上に乱れる日奈子……。それを思い出すと、あっけなくイッてしまいそうになる。

『悠斗、もっと気持ち良くなって……』

日奈子は泣きそうな顔で言うと、俺のペニスをくわえてくれた。すぐに舌が絡みついてきて、あまりに気持ち良くてうめいた。日奈子は、明らかにフェラチオの仕方が変わっていた。上手になったというか、滑らかな感じになっていた。
舌がカリ首を舐め、唇が追い打ちをかけていく。もう、少しでも気を抜いたら射精してしまいそう……。

日奈子は、睾丸の方まで舐めてくる。でも、アナルまでは舐めてこない。俺は、一瞬舐めて欲しいと言いかけたが、隠し撮りしていることがバレてしまうと思い、言葉を飲み込んだ。

俺は、快感にあえぎながらも、拓也にはして、俺にはしてくれない……。そんなひがみの感情で胸が苦しくなっていた。

『イッちゃう? まだダメだよ……』
日奈子はそう言うと、ショートパンツを脱いでいく。ショーツも一緒に脱いだようで、下半身丸裸になった。そして、椅子に座る俺にまたがってくる。

「……いいの?」
俺は、また聞いてしまった。

『いいに決まってるよ。だって、夫婦だもん』
そう言って、日奈子は俺のものを一気に入れてしまった。久々の膣肉の感触に、俺は入れただけで少し精液を漏らしてしまった。同時に、生で中に出してしまって、平気かな? と、心配もした。でも、そんな心配を吹き飛ばすように、日奈子の唇が襲ってきた。

久しぶりにした日奈子とのキス。俺は、夢中で舌を絡めた。ギュゥっと締まる膣。日奈子も高ぶっている感じだ。

日奈子は、興奮しきった顔で、
『悠斗、愛してる。ギュッとして』
と、リクエストしてくる。俺は、日奈子のことをギュッと抱きしめた。すると、日奈子は嬉しそうに笑い、腰を振り始めた。

ここでも、俺はショックを受けてしまった。日奈子の腰の動きが、前と違ったからだ。もともと、騎乗位でする事はそれほどなかったが、しても単純に上下に動かす程度だった。それが今は、こすりつけるように腰を押しつけてくる。

俺は、動画を思い出していた。動画の中で、日奈子はこの動きをしながら、
”奥が凄いのぉっ! こすれるっ! こすれるのぉっ! 腰、止らないよぉ!”
と、叫んでいた。拓也の大きなものが奥まで届き、そこに子宮口をこすりつけるようにしているのだと思う。俺とのセックスでは、奥に届くことがないのでそんな動きをしなかったのだと思う。

それに気がついた時、俺は嫉妬と敗北感で泣きそうになった。でも、なぜだかわからないが、爆発的に射精感が高まり、
「ひ、日奈子、イクっ、出るっ!」
と、うめいてしまった。

『えっ!? もう? い、いいよ、イッてっ!』
日奈子は、ビックリした顔で慌てて言う。そして俺は、日奈子の中にたっぷりと射精してしまった。

『ふふ。いっぱい出てるのわかるよ~』
と、嬉しそうに言う日奈子。俺は、大丈夫かな? 妊娠しないかな? と、そんな心配をしてしまった。でも、すぐに、あれだけ拓也に中出しされているのだから、今さらか……。と、複雑な気持ちで思った。

『私のこと、嫌いになってない?』
繋がったまま、不安そうに日奈子が聞く。俺は、すぐにそんなことないと言った。

『良かった……。ねぇ、もう一回出来る?』
と、甘えた顔で日奈子が言う。でも、俺のものは急速に固さを失っていった。

「ゴ、ゴメン。ダメみたい……」
『ふふ。そっか。残念。じゃあ、久しぶりに、お昼でも食べに行かない?』
日奈子は、さっぱりした顔で言う。俺は、喜んで日奈子と昼食に出かけた。

お昼を食べながら、一時、昔に戻ったように楽しい時間を過ごした。そして、帰宅すると、拓也がもう帰っていた。拓也は、少し悲しそうな顔で、
「お帰り。どこ行ってたの?」
と、聞いてきた。

『早かったね! 今、お昼食べてたんだよ! こんなに早いなら、一緒に行けば良かったね!』
と、嬉しそうに拓也の元に行く日奈子。そして、自然な動きでキスをした。拓也は、日奈子のキスで機嫌を取り戻した様子で、もう笑顔になっている。

「じゃあ、ボーリング行こうか?」
拓也が行ってくる。でも、俺は会社に行かないといけなくなったからと言って、それを断った。

もちろん、そんなのは嘘なのだが、拓也に隠れてセックスをしてしまったことで、罪悪感のようなものを感じていた俺は、何となく気を利かせてそんな行動を取ってしまった。

日奈子は、一瞬驚いた顔をしたが、すぐに話をあわせてきた。そして、俺はスーツに着替えて家を出た。こんな風に気を使う必要などないのに、罪悪感からそうしてしまった俺……。バカだと思う。

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