中学時代に目立たなかった女の子と再会して 3
冬休みに入って、私は時々彼女の家を訪れるようになっていた。
彼女のお母さんは娘にボーイフレンドが出来たと歓迎してくれたが、
天皇誕生日に誘いに行ったとき親父さんは明らかに不愉快な顔をしていた。
彼女には大学生の兄さんがいるが、
田舎の家なので隣同士の部屋は襖で仕切られているだけだった。
隣でヘンなことをしてるとばれそうなので、いつも兄さんがバイトの時間を狙っていった。
私たちは二階の彼女の部屋で何度かマックのトイレと同じようなことを繰り返した。
要するに私が一方的に彼女に”触れる”ということを・・・。
いつも私たちは炬燵に並んで座ってベットを背もたれにしていた。
一度お母さんがお茶を出してくれたときにその状況を見て(何もしていないとき)
「あら、仲がよろしいのね。」といってケラケラと彼女とそっくりな笑い方をした。
私は彼女の肩を抱いてキスをし、
トレーナーの下から手を突っ込んで胸を揉み、
そして彼女のその部分を指で愛撫する。
マック以来彼女の手は私の股間には伸びてこなかったが、
私は彼女の控えめな反応と、それでも最後はちゃんと満足げね表情を見せてくれるだけで納得していた。
帰ってからそれをオカズに何度抜いたことか・・・。
彼女の部屋に行く度にそんなことをしていたが、私はまだ彼女のその部分を直接眼にしたことも、乳首を口に含んだことさえも無い状況だった。その先に進む”勇気”が無かったのだ。
何度目かのとき、彼女はいつもより少し大きな反応を示して登りつめる少し手前から腰を波うたせた。はじめて「キミチイイヨ・・」と声を出してくれた。
何かハッピーな気持ちになった。
しばらく目を閉じてぐったりしていたが、目をあけると急にヘンなことを言い出した。
「いっつもわたしだけね、ゴメン」
「えー、何云ってるの・・・」
「○○はどうしてるの?」
「え!え!?」
「帰ってから、一人でするの?」
彼女は別に悪びれた風でもなく、いやらしい感じもなく、ストレートに言い放った。
私は突然の質問にものすごく動揺した。息が詰まりそうだった。
高一にもなれば女子でも男がマスを掻くことぐらいは認識しているだろうが、
それにしてもマットの口からこんな言葉が出るとは全く想像さえも出来なかった。
「うちのお兄ちゃん時々してるよ」
「え゛~~~、見たことあるの?」
「小4くらだったかな?お兄ちゃん中学のときね、何かカタカタいうから襖の隙間から見たの」
「覗いたの?」
「ううん、もともと少し空いてたの、何か苦しそうな顔してたけど白いオシッコした」
「・・・・。」
「もう一回見たけど、それからカタカタ云っても見ないようにした」
「あそう」
そういうのが精一杯だった。それにしてもすごい告白を聞いた。
でも彼女は内容のすごさとは裏腹に普通にしゃべってる。
私は次になにを云われるかドキドキした。
「あさってね、映画いかない?」
私はホッとした。「23日?何観るの?」
「ジュリア・ロバーツ」
私にはあまり興味のなさそうな映画だったがOKした。
彼女は混み合うから朝一の上映を見ようと云ったので、8時前に迎えにいった。
声をかけると親父さんが出てきて、娘に付いた”虫”がどんな奴かを確かめるように、じろじろと見まわしていた。私は身がすくんだ。
同じ時間に兄さんがスキーを担いで出てきた。今日からツアーだそうだ。
出掛けに親父さんが念を押すように「門限守りなさい」と彼女に声をかけた。
「門限?」「うん8時」
映画館の中は結構混んでいたが、席を探すのに苦労するほどではなかった。
若い女性とカップルがほとんどだった、私たちは出来るだけ空いたところを選んで座った。
大人気だった映画なので観た方も多いと思うが、
R・ギアとJ・ロバーツが共演したこのシンデレラストーリーは
最初の方にHなシーンがある。
私はそのシーンのとき彼女の様子を伺おうと横を向いたが
ほとんど同時に彼女もこっちを向いたので目が合ってしまった。
お互い照れ笑いをしたが、彼女が私の肩にもたれかかって手を重ねて来た。
私の手の甲に彼女の掌が乗ったが、私はそのまま手を彼女の股間の方に持っていった。
彼女は黙っている。
私の指は既に彼女のその部分を良く知っていたので、スカートの上からだったが、ポイントを探すのに時間はかからなかった。
そこを痒いところを掻くように、でも優しく指を動かし始めた。
彼女の手の圧力が少しだけ増した。
Hなシーンが終わってもしばらく私の手は彼女の股間に貼り付いていた。
彼女は私の肩でいつものように吐息を漏らしていたが、
そのとき私たちの真後ろに二人組みの女性が座ったので中断してしまった。
でも私は彼女の”積極的な受身”な態度をみて
もしかして、今日はいけるか?と漠然とだが期待をもってしまった。
そこから私の頭は”段取り”のことで悩み始めた。
飯食って、お茶して、ラブホか・・・
12:00~13:00で次13:00~15:00だからそれから1時間?2時間?門限8時として・・・
あっ、予算!いくらくらいかかるか全然判らない、1万もかかったら足りない!
どうやって入るか、彼女になんて云うか、黙って引っ張るか??????・・・・
その映画はハッピーエンドでみんなにこやかな顔で出てきたが、
私だけがしかめっ面だった、(と思う)。
とりあえずお昼だったので食事をしたが、食べながらこの後どうするかまだ決めかねていた。
「映画、面白かった、やっぱり観てよかった」
「うん・・」
「ちゃんと観てた?途中から恐い顔してたけど・・」
「うん・・」
ちょっと間があって彼女は珍しく強い口調でいった。
「これから帰ろうか」
「え、もう?怒ったの?」
私は微かな期待がつぶれてしまうと思って焦った。
「ううん、食事して帰るって言ってきたんでしょ?晩ご飯なんか作ったげる」
私はこの提案を素直に喜びたいところだったが、
期待が遠ざかっていく状況と、今朝の親父さんの不機嫌そうな態度を思い出し、がっくりとしてしまった。(心の中で)
かといって”Hするからラブホ行こう”なんて口が裂けてもいえない。
私はシブシブ彼女に従うことにした。
帰りの電車の中でも私は親父さんの顔を見るくらいなら自分の家に連れて行こうかとか考えたが、家は普段でもばあちゃん、母親、姉、弟がいるし、今日は父親もいる。
あまり良い状況とはいえない(何に対してだ!>笑)
やはり、彼女の家に行くしかないのか・・・・・。
自転車を二人乗りして、彼女の家に着くと、家の中はシンとしていた。
「?」彼女の顔を見ると、
彼女はニッコリして
「きょうは父さん達もデート、8時まで帰ってこない」
「え?」
「昨日、結婚記念日だったの、だから街でうろうろしてたらバッタリ会うかもしれないし・・・」
「あっそうなんだ、だから門限8時なんだ」
「それもあるかな、いっつも6時には帰って来いっていわれるし・・」
私は親父さんの顔を思い浮かべて半分本気で聞いてみた、
「もしかして、付けられてたりして・・」
彼女はケラケラと笑った。
*ふたりっきり*
この言葉が私の頭の中をぐるぐる回っていた。
当然彼女もこのあと起こるであろう事態を、把握しているはずである。
無言のOK。
私のモノは既に八割がたの反応を示していた。
彼女は私を居間のソファーに待たせ奥でなにやらやっていたが
しばらくしてココアとポテチを運んできた。
「なにしてたの?」
「ちょっとね、それより晩ご飯何たべる?」
いまの私なら「じゃ、きみ」ってなことくらい言えそうだが、16歳の私には
「なんでもいいよ」というのが精一杯だった。
ココアを飲み終わって私は彼女を引き寄せキスをした。
そのあといつものように胸に手を伸ばそうとしたら彼女に押し返されてしまった。
初めて”拒否”されたことに私は動揺したが、彼女はすぐ私に向かって
「二階上がっててくれる、すぐ行くから」と云ったので言われるとおりにした。
すぐ、といいながら彼女は中々こない、私はじれながら待った。私のモノは充分に反応していた。
なんとはなしに彼女の部屋を見渡していると、整理ダンスからカラフルな布が出ているのが目に付いた。
下着かな?と思ってわたしは立ち上がり引き出しを開けてみた。
そこは残念ながらハンカチ入れだった。私はもう一つ下の引き出しも開けた。
そこにはかわいらしいパンツとブラがたくさん入っていた。
その中の一つに手を伸ばそうとしたとき足音がしたので私は慌てて炬燵に戻った。
彼女はみかんを盛ったかごを手にして部屋に入ってきた。
スカートはそのままだったが上着を真新しいトレーナーに着替えていた。
いつも通りに私の横に座ったとき気のせいかいい匂いがした。
沈黙・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼女は私が何を考えているのか当然判っているはずだ。
キッカケ、キッカケが欲しい。 心臓が飛び出しそうなくらいドキドキしている。
彼女が私のほうを伺っているのが気配でわかった。
私は勇気を出して顔をあげ彼女と目を合わせた。
彼女はいつものようにニッコリと微笑んだ、自然にお互いの顔が近づいて唇が触れ合った。
そのまま彼女はゆっくりと後ろに倒れていった。
・・落ち着け、落ち着け。
私は頭の中で呪文のように繰り返しながら、彼女のトレーナーをゆっくりと上にずらしていった。
そこの現れたのは、いつものサポーターブラではなくちゃんとした(?)レースのピンクのAカップだった。
私はその大人っぽい(今考えると全然そんなこと無いが)下着をみて妙に興奮した。
はずすのがちょっともったいなかったが、わたしはそのぶらも丁寧にはずした。
仰向けになるとますます厚みが無くなる彼女の胸、でも少しづつだが最初よりはボリュームが増えている。
私は手で触る前にはじめてその愛らしい小梅を口に含んでみた。
「ぅんん・・」彼女は少しだけ身をよじった。
味はしなかった、何となく脂っぽいような感じがしただけだった。
でも私ははじめて彼女の胸を吸ったことに妙に征服感を感じていた。
手を彼女の背中に回して抱きかかえるように胸を反らせながら、
私は夢中で彼女の胸の感触を愉しんだ。
唇と舌で感じるふくらみ柔らかさと、それとは相反する小梅の硬さは私の脳味噌に愉悦の成分を大量に生成していった。
しばらくは我を忘れて彼女の胸に顔を埋めたいたが、ふと彼女の様子をみると彼女は口をギュッと結んで横を向き声が出るのを必死で我慢しているようだった。
彼女の胸は私の唾液でベチョベチョになっていた。
それを服の袖で拭いながら
「気持ちよくない?」と聞いてみた。
「ううん、そんなこと無いけど、ちょっとくすぐったいかも・・・」
彼女は私の眼をジッと見つめながらそう答えた。
彼女と見つめあったまま私は片手でスカートをたくし上げた。ブラとお揃いのピンクのパンティーが現れた。
最初パンツの上から少しだけ触ってみた。彼女のその部分は二重になった布を通して少し湿っていた。
彼女は眼を瞑った。
そのまましばらくパンツの上から触っていると、みるみるその部分のシミが大きくなってくるのがわかった。
私はこのまま最後まで行こうと思ったが炬燵とベットの隙間はどうにも窮屈で、どうも体が自由に動かせない。それに彼女の頭が勉強机につっかえそうだった。
「ベットあがる?」というと彼女はコクンと肯いて立ち上がり、
自分でトレーナーとブラ(ホックだけはづした)とスカートを脱ぎ捨てた。
良く考えるとトレーナーの下はブラだけだ、それに映画館では履いていたパンストもない。
彼女も準備してたんだ。と私は変に感心してしまった。
パンツとソックスだけでベットに横たわった彼女を改めて見つめなおすと、
華奢な肩、薄い胸、余分な肉の全く無いウエスト、そこから急なカーブを描いて横に張り出した腰、股間に少し隙間のある、でも細すぎない太腿・・・
私はこのときの印象が強烈で、今でも細身だが腰の大きい女性には必ず欲情してしまう。
冬場、ストーブを焚いても肌寒い感じがする彼女の部屋だったが、
私は既にじっとりと汗ばんでいた。
彼女もからだか火のように熱く全身が仄かにピンク色に染まっていた。
私もトランクス一枚になり、とうとう彼女のパンツを下ろし始めた。
段々とベールをはがされたその神秘な部分は
私の想像していたより遥かに綺麗なもののように思えた。
大きな腰の真ん中に巾の狭いでも案外と密集したアンダーヘアーの帯が股に向かって伸びている。
そしてその先には外側に真直ぐな二重線があって内側に雲形定規で書いたような、不規則に弧を描いたヒダが僅かに顔を出していた。
そして彼女自身の体液で光っていた。
色はピンクに染まった彼女の身体よりもう少し充血の赤が濃いような感じがした。
彼女の一番敏感な部分はヘアーに隠れてよく確認できない。
「触ってもいい?」私は彼女に確認した。
彼女は腕を眼のところにもっていって顔をかくし、「いいよ」と小さく呟いた。
私は手と一緒に顔を近づけていった。セッケンの匂いが鼻をくすぐった。
「もしかしてお風呂入ったの?」彼女は肯いた。
「だから時間かかってたんだ、でもどうして?」野暮な質問だった。
「だって・・・・・」
私は彼女の私に対する気遣いと、彼女自身の期待が痛いほど感じられ
嬉しい反面、すごいプレッシャーにも思った。
<続く>
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彼女には大学生の兄さんがいるが、
田舎の家なので隣同士の部屋は襖で仕切られているだけだった。
隣でヘンなことをしてるとばれそうなので、いつも兄さんがバイトの時間を狙っていった。
私たちは二階の彼女の部屋で何度かマックのトイレと同じようなことを繰り返した。
要するに私が一方的に彼女に”触れる”ということを・・・。
いつも私たちは炬燵に並んで座ってベットを背もたれにしていた。
一度お母さんがお茶を出してくれたときにその状況を見て(何もしていないとき)
「あら、仲がよろしいのね。」といってケラケラと彼女とそっくりな笑い方をした。
私は彼女の肩を抱いてキスをし、
トレーナーの下から手を突っ込んで胸を揉み、
そして彼女のその部分を指で愛撫する。
マック以来彼女の手は私の股間には伸びてこなかったが、
私は彼女の控えめな反応と、それでも最後はちゃんと満足げね表情を見せてくれるだけで納得していた。
帰ってからそれをオカズに何度抜いたことか・・・。
彼女の部屋に行く度にそんなことをしていたが、私はまだ彼女のその部分を直接眼にしたことも、乳首を口に含んだことさえも無い状況だった。その先に進む”勇気”が無かったのだ。
何度目かのとき、彼女はいつもより少し大きな反応を示して登りつめる少し手前から腰を波うたせた。はじめて「キミチイイヨ・・」と声を出してくれた。
何かハッピーな気持ちになった。
しばらく目を閉じてぐったりしていたが、目をあけると急にヘンなことを言い出した。
「いっつもわたしだけね、ゴメン」
「えー、何云ってるの・・・」
「○○はどうしてるの?」
「え!え!?」
「帰ってから、一人でするの?」
彼女は別に悪びれた風でもなく、いやらしい感じもなく、ストレートに言い放った。
私は突然の質問にものすごく動揺した。息が詰まりそうだった。
高一にもなれば女子でも男がマスを掻くことぐらいは認識しているだろうが、
それにしてもマットの口からこんな言葉が出るとは全く想像さえも出来なかった。
「うちのお兄ちゃん時々してるよ」
「え゛~~~、見たことあるの?」
「小4くらだったかな?お兄ちゃん中学のときね、何かカタカタいうから襖の隙間から見たの」
「覗いたの?」
「ううん、もともと少し空いてたの、何か苦しそうな顔してたけど白いオシッコした」
「・・・・。」
「もう一回見たけど、それからカタカタ云っても見ないようにした」
「あそう」
そういうのが精一杯だった。それにしてもすごい告白を聞いた。
でも彼女は内容のすごさとは裏腹に普通にしゃべってる。
私は次になにを云われるかドキドキした。
「あさってね、映画いかない?」
私はホッとした。「23日?何観るの?」
「ジュリア・ロバーツ」
私にはあまり興味のなさそうな映画だったがOKした。
彼女は混み合うから朝一の上映を見ようと云ったので、8時前に迎えにいった。
声をかけると親父さんが出てきて、娘に付いた”虫”がどんな奴かを確かめるように、じろじろと見まわしていた。私は身がすくんだ。
同じ時間に兄さんがスキーを担いで出てきた。今日からツアーだそうだ。
出掛けに親父さんが念を押すように「門限守りなさい」と彼女に声をかけた。
「門限?」「うん8時」
映画館の中は結構混んでいたが、席を探すのに苦労するほどではなかった。
若い女性とカップルがほとんどだった、私たちは出来るだけ空いたところを選んで座った。
大人気だった映画なので観た方も多いと思うが、
R・ギアとJ・ロバーツが共演したこのシンデレラストーリーは
最初の方にHなシーンがある。
私はそのシーンのとき彼女の様子を伺おうと横を向いたが
ほとんど同時に彼女もこっちを向いたので目が合ってしまった。
お互い照れ笑いをしたが、彼女が私の肩にもたれかかって手を重ねて来た。
私の手の甲に彼女の掌が乗ったが、私はそのまま手を彼女の股間の方に持っていった。
彼女は黙っている。
私の指は既に彼女のその部分を良く知っていたので、スカートの上からだったが、ポイントを探すのに時間はかからなかった。
そこを痒いところを掻くように、でも優しく指を動かし始めた。
彼女の手の圧力が少しだけ増した。
Hなシーンが終わってもしばらく私の手は彼女の股間に貼り付いていた。
彼女は私の肩でいつものように吐息を漏らしていたが、
そのとき私たちの真後ろに二人組みの女性が座ったので中断してしまった。
でも私は彼女の”積極的な受身”な態度をみて
もしかして、今日はいけるか?と漠然とだが期待をもってしまった。
そこから私の頭は”段取り”のことで悩み始めた。
飯食って、お茶して、ラブホか・・・
12:00~13:00で次13:00~15:00だからそれから1時間?2時間?門限8時として・・・
あっ、予算!いくらくらいかかるか全然判らない、1万もかかったら足りない!
どうやって入るか、彼女になんて云うか、黙って引っ張るか??????・・・・
その映画はハッピーエンドでみんなにこやかな顔で出てきたが、
私だけがしかめっ面だった、(と思う)。
とりあえずお昼だったので食事をしたが、食べながらこの後どうするかまだ決めかねていた。
「映画、面白かった、やっぱり観てよかった」
「うん・・」
「ちゃんと観てた?途中から恐い顔してたけど・・」
「うん・・」
ちょっと間があって彼女は珍しく強い口調でいった。
「これから帰ろうか」
「え、もう?怒ったの?」
私は微かな期待がつぶれてしまうと思って焦った。
「ううん、食事して帰るって言ってきたんでしょ?晩ご飯なんか作ったげる」
私はこの提案を素直に喜びたいところだったが、
期待が遠ざかっていく状況と、今朝の親父さんの不機嫌そうな態度を思い出し、がっくりとしてしまった。(心の中で)
かといって”Hするからラブホ行こう”なんて口が裂けてもいえない。
私はシブシブ彼女に従うことにした。
帰りの電車の中でも私は親父さんの顔を見るくらいなら自分の家に連れて行こうかとか考えたが、家は普段でもばあちゃん、母親、姉、弟がいるし、今日は父親もいる。
あまり良い状況とはいえない(何に対してだ!>笑)
やはり、彼女の家に行くしかないのか・・・・・。
自転車を二人乗りして、彼女の家に着くと、家の中はシンとしていた。
「?」彼女の顔を見ると、
彼女はニッコリして
「きょうは父さん達もデート、8時まで帰ってこない」
「え?」
「昨日、結婚記念日だったの、だから街でうろうろしてたらバッタリ会うかもしれないし・・・」
「あっそうなんだ、だから門限8時なんだ」
「それもあるかな、いっつも6時には帰って来いっていわれるし・・」
私は親父さんの顔を思い浮かべて半分本気で聞いてみた、
「もしかして、付けられてたりして・・」
彼女はケラケラと笑った。
*ふたりっきり*
この言葉が私の頭の中をぐるぐる回っていた。
当然彼女もこのあと起こるであろう事態を、把握しているはずである。
無言のOK。
私のモノは既に八割がたの反応を示していた。
彼女は私を居間のソファーに待たせ奥でなにやらやっていたが
しばらくしてココアとポテチを運んできた。
「なにしてたの?」
「ちょっとね、それより晩ご飯何たべる?」
いまの私なら「じゃ、きみ」ってなことくらい言えそうだが、16歳の私には
「なんでもいいよ」というのが精一杯だった。
ココアを飲み終わって私は彼女を引き寄せキスをした。
そのあといつものように胸に手を伸ばそうとしたら彼女に押し返されてしまった。
初めて”拒否”されたことに私は動揺したが、彼女はすぐ私に向かって
「二階上がっててくれる、すぐ行くから」と云ったので言われるとおりにした。
すぐ、といいながら彼女は中々こない、私はじれながら待った。私のモノは充分に反応していた。
なんとはなしに彼女の部屋を見渡していると、整理ダンスからカラフルな布が出ているのが目に付いた。
下着かな?と思ってわたしは立ち上がり引き出しを開けてみた。
そこは残念ながらハンカチ入れだった。私はもう一つ下の引き出しも開けた。
そこにはかわいらしいパンツとブラがたくさん入っていた。
その中の一つに手を伸ばそうとしたとき足音がしたので私は慌てて炬燵に戻った。
彼女はみかんを盛ったかごを手にして部屋に入ってきた。
スカートはそのままだったが上着を真新しいトレーナーに着替えていた。
いつも通りに私の横に座ったとき気のせいかいい匂いがした。
沈黙・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼女は私が何を考えているのか当然判っているはずだ。
キッカケ、キッカケが欲しい。 心臓が飛び出しそうなくらいドキドキしている。
彼女が私のほうを伺っているのが気配でわかった。
私は勇気を出して顔をあげ彼女と目を合わせた。
彼女はいつものようにニッコリと微笑んだ、自然にお互いの顔が近づいて唇が触れ合った。
そのまま彼女はゆっくりと後ろに倒れていった。
・・落ち着け、落ち着け。
私は頭の中で呪文のように繰り返しながら、彼女のトレーナーをゆっくりと上にずらしていった。
そこの現れたのは、いつものサポーターブラではなくちゃんとした(?)レースのピンクのAカップだった。
私はその大人っぽい(今考えると全然そんなこと無いが)下着をみて妙に興奮した。
はずすのがちょっともったいなかったが、わたしはそのぶらも丁寧にはずした。
仰向けになるとますます厚みが無くなる彼女の胸、でも少しづつだが最初よりはボリュームが増えている。
私は手で触る前にはじめてその愛らしい小梅を口に含んでみた。
「ぅんん・・」彼女は少しだけ身をよじった。
味はしなかった、何となく脂っぽいような感じがしただけだった。
でも私ははじめて彼女の胸を吸ったことに妙に征服感を感じていた。
手を彼女の背中に回して抱きかかえるように胸を反らせながら、
私は夢中で彼女の胸の感触を愉しんだ。
唇と舌で感じるふくらみ柔らかさと、それとは相反する小梅の硬さは私の脳味噌に愉悦の成分を大量に生成していった。
しばらくは我を忘れて彼女の胸に顔を埋めたいたが、ふと彼女の様子をみると彼女は口をギュッと結んで横を向き声が出るのを必死で我慢しているようだった。
彼女の胸は私の唾液でベチョベチョになっていた。
それを服の袖で拭いながら
「気持ちよくない?」と聞いてみた。
「ううん、そんなこと無いけど、ちょっとくすぐったいかも・・・」
彼女は私の眼をジッと見つめながらそう答えた。
彼女と見つめあったまま私は片手でスカートをたくし上げた。ブラとお揃いのピンクのパンティーが現れた。
最初パンツの上から少しだけ触ってみた。彼女のその部分は二重になった布を通して少し湿っていた。
彼女は眼を瞑った。
そのまましばらくパンツの上から触っていると、みるみるその部分のシミが大きくなってくるのがわかった。
私はこのまま最後まで行こうと思ったが炬燵とベットの隙間はどうにも窮屈で、どうも体が自由に動かせない。それに彼女の頭が勉強机につっかえそうだった。
「ベットあがる?」というと彼女はコクンと肯いて立ち上がり、
自分でトレーナーとブラ(ホックだけはづした)とスカートを脱ぎ捨てた。
良く考えるとトレーナーの下はブラだけだ、それに映画館では履いていたパンストもない。
彼女も準備してたんだ。と私は変に感心してしまった。
パンツとソックスだけでベットに横たわった彼女を改めて見つめなおすと、
華奢な肩、薄い胸、余分な肉の全く無いウエスト、そこから急なカーブを描いて横に張り出した腰、股間に少し隙間のある、でも細すぎない太腿・・・
私はこのときの印象が強烈で、今でも細身だが腰の大きい女性には必ず欲情してしまう。
冬場、ストーブを焚いても肌寒い感じがする彼女の部屋だったが、
私は既にじっとりと汗ばんでいた。
彼女もからだか火のように熱く全身が仄かにピンク色に染まっていた。
私もトランクス一枚になり、とうとう彼女のパンツを下ろし始めた。
段々とベールをはがされたその神秘な部分は
私の想像していたより遥かに綺麗なもののように思えた。
大きな腰の真ん中に巾の狭いでも案外と密集したアンダーヘアーの帯が股に向かって伸びている。
そしてその先には外側に真直ぐな二重線があって内側に雲形定規で書いたような、不規則に弧を描いたヒダが僅かに顔を出していた。
そして彼女自身の体液で光っていた。
色はピンクに染まった彼女の身体よりもう少し充血の赤が濃いような感じがした。
彼女の一番敏感な部分はヘアーに隠れてよく確認できない。
「触ってもいい?」私は彼女に確認した。
彼女は腕を眼のところにもっていって顔をかくし、「いいよ」と小さく呟いた。
私は手と一緒に顔を近づけていった。セッケンの匂いが鼻をくすぐった。
「もしかしてお風呂入ったの?」彼女は肯いた。
「だから時間かかってたんだ、でもどうして?」野暮な質問だった。
「だって・・・・・」
私は彼女の私に対する気遣いと、彼女自身の期待が痛いほど感じられ
嬉しい反面、すごいプレッシャーにも思った。
<続く>
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