俺と彼と彼女の想い 3
サヤさんは、生挿入だけはK谷氏だけにこだわってた、というか俺には絶対にさせなかった。
子供が出来る云々は関係なく、なにかサヤさんにとっての一線だったことは間違いなかった。
実際、3人でするようになってからコンドームをつけて入れることすらもほとんどなくなって、基本的に手や口、胸を使っての愛撫ばかりだった。
俺は息を呑み、否応なく期待してしまった。
そんな俺の気持ちに合わせて、俺の息子もまた全開で勃起してた。
「あああ、ダメ、ダメよ。アル君。抑えて、ね、お願いだから抑えて」
そんなこと言われても抑えれるわけがない。
K谷氏は
「もう、一回ぐらいいいじゃないか。アル君はボクたちの子供だろ?キミの膣内に戻してあげようよ」
とかいって、俺のほうへサヤさんを抱えてきた。
嫌がってるサヤさんのアソコもだらーっと愛液が垂れてきてる状態で、何でもすぐに入ってしまいそうだった。
実際、もうサヤさんの抵抗も微々たるものになっていき、俺の上に降ろされたあと、膝立ちで動きもせず、そのまま騎乗位の体勢でK谷氏が俺のモノを握ってサヤさんのアソコに添えて、サヤさんの肩を抑え付けて腰を下ろさせた。
俺の息子がサヤさんの膣内に入った瞬間、最初に俺が見たK谷氏に入れられたときと同じような「あああああっっ」とすごい嬌声をサヤさんは上げた。
K谷氏は呆然とするサヤさんの腰を掴んで強引に上下に揺らした。
サヤさんは声にならない叫びを上げて、ぼろぼろと涙をこぼしながら頭を左右に激しく振ってた。
俺ももう生まれて初めての生挿入の快感としてはいけない禁忌を犯してしまったかのような興奮とで動くことも出来なかった。
サヤさんは、「いやっいやっ」と小さな声で繰り返しながら、K谷氏のされるがままになっていた。
もうベッドの上は俺のケツの下までサヤさんの愛液でびっしょりだった。
その日、何回もイってたとはいえ、そんな状況に俺が何時までも耐えれるはずもなく、俺はK谷氏に「すいません、イキそうです。サヤさんをどけてください」と言った。
サヤさんは、それを聞くと今までの声になってなかった声がウソだったように急にトーンを落とした声になり「それだけはダメよ、絶対ダメ、我慢して、お願いだから我慢して!」とはっきりした声で涙をぽたぽた落としながら懇願してた。
俺も半泣きになりながら、「もうダメです。K谷さん、お願いだから抜いてください。俺は動けない!」と懇願するも、K谷氏は興奮した面持ちで、
「アル君、彼女は基礎体温もきっちりつけてる安全日だから絶対に子供ができることはない、万が一出来たとしてもボクの子として育てるから安心して膣内に出すんだよ」
と言ってよけいに激しくサヤさんを揺さぶりはじめた。
サヤさんは「ダメッ、ホントにダメッ、膣内に出すのだけはダメッッ」と叫びながら半狂乱で首を振っていた。
やっぱり、そう長くはもたなかった俺は泣きながら「イきます。ごめんなさい」と言って彼女の中に放出した。
サヤさんは少し遅れて、俺の顔を見て「え、イったの?ウソでしょ?我慢してるよね」と血相をかえて声をかけ、次の瞬間に俺がホントに膣内に射精したのに気づくと、
「あああああああ、ホントに膣内に出したの?!ああ、わたしの膣内に?!!」と叫んだ。
「あなた、もう出てる、出ちゃってる、膣内に。抜いて抜いてもう抜いてぇえええ」とK谷氏に抱きついて泣いてた。
そんなサヤさんにK谷氏は、「ちゃんと最後まで絞ってあげないとだめだよ」と言ってそのまま、サヤさんの腰を抑えて膣内に俺の息子を入れさせたまま、太ももを閉じさせ、腰を抱えて上下させた。
その間もサヤさんは、「ああああ、出てる。出ちゃった。」と泣きながら呟いてた。
そして、やっとK谷氏はサヤさんの体を抱えて俺の息子を抜くと、ぼろぼろ泣いてる彼女を床に寝かせた。
俺はぼーっとした頭で二人を見てた。
サヤさんは、顔を手で覆って「ごめんなさい、膣内に出ちゃった。ごめんなさい」と力なく呟いてた。
するとK谷氏は、「ごめん、ちゃんとボクが綺麗にするから許して」と言って、サヤさんの股間に頭を埋めた。
まずありえない光景に俺も、そしておそらくサヤさんもびっくりした。
次の瞬間、またサヤさんの絶叫が部屋に響いた。
「あああああああああああああ、ダメダメ吸ってる、吸ってるの?ダメぇえええええ」
まさか、と思ったが、そのまさかだった。
K谷氏は、サヤさんのアソコに口をつけて、俺が出した精液を吸い出してる。
サヤさんは、身体をビクンビクンさせながら、されるがままになってた。
あまりに大きく身体がはねるので、どうかなってしまったんじゃないかと心配になったほどだった。
K谷氏は、サヤさんのアソコを執拗に舐め続けて、サヤさんは、そのままぐったりとしてしまった。
K谷氏は、俺のほうを向くと「ホント申し訳ない、もう二度としないから一回だけだと思って許して」と頭を下げた。
俺はもう黙って頷くだけだった。
翌日、サヤさんはK谷氏にクンニ?してもらったことが余程、嬉しかったらしく「安全日になら、また膣内にアル君の欲しいかもしれない」とか言ってた。
俺は膣出しそのものは感動ではあったが、そのあとに毎回、あの光景を見るのかと思うとちょっと遠慮したいと思ってしまった。
こういったことを後で思い返してみるとすごい得な体験だったと思うけど、当時は毎回のように「もうこんな関係、今回限りでやめてやる」って思ってた。
なんか、自分がこの世で一番不幸なんじゃないかとまで思ってた時期あったよ。
それというのも
基本的には、俺がサヤさんに攻められ、そのサヤさんにK谷氏が入れて出す(ホントに入れて出すだけ)。
必ず儀式として一回だけあるこれが、これがマジで精神的にきつかった。
俺とサヤさんがHするときは、基本的に彼女がリードしてコンドームつけて、サヤさんが、腰を使って俺がイカされるって感じのHなんだけど、このK谷氏が挿入するときは、俺のときの反応とは全然違ってた。
なんていうかな、K谷氏がすごいテクニックで俺のときと違ったサヤさんになるってのなら、まだ納得できたのかもしれないけど、K谷氏はずっと俺のほうを見たまま、ただ入れて腰を動かすだけ。
愛撫どころか、サヤさんに触ろうともあまりしない。
しかも、俺が感じてないとK谷氏は入れてからでもすぐ萎える。
(実際に何回もサヤさんに入れた途端にK谷氏のモノが萎えてしまって失敗ってのがあった)
ぶっちゃけ、Hの時のK谷氏のサヤさんへの対応は、俺をオカズとした自慰行為の道具、むしろ、萎えてしまう分、自慰行為以下でしかないような感じだった。
こう性的な本能を義務感と責任感で無理やり押し殺してサヤさんに挿入してる感じ。
それなのにサヤさんは、K谷氏が挿入する時は、そのまえから、すでに頬を紅潮させて、太股にまでたらたらと愛液を垂らしてた。
んで、サヤさんは感じると長めの舌を突き出す癖があったんだけどK谷さんが入れるときは、その挿入感に合わせてるかのよーに唇の端から涎をたらしながら、舌をだんだんと前へ突き出していく。
俺のを入れるときには、この癖は絶対に出ない。
(強いて言えば、上記で書いた生で入れたときだけ。でも、これもK谷氏に珍しく抱きかかえられて彼自身がサヤさんを動かしてたのが大きかったんだと思う)
なんていうか、それを目の前で見てたら、テクニックとか努力とか関係なく、サヤさんの「好きな相手」って気持ちだけで、ここまでの差が出ているってのをまじまじと見せ付けられる。
んで、K谷氏に挿入されるとそれだけでもうイキそうになるぐらいサヤさんは、感じてるんだけど、あまり、声を出してしまうとK谷さんが萎えてしまう(最初の頃、これで苦労した)ので、声が出ないように押し殺す。
そして、押し殺す為に俺の耳を舐ったり、キスをしたりする。
んで、そういう攻めをしてるときに感じると当然、上で書いたような舌を突き出す癖が出るもんだから、俺は耳や口の中をサヤさんの舌がどんどん奥へ入ってくるのがわかり、サヤさんがどれだけ感じてるかはすぐわかってしまう。
もう俺も自分の時のサヤさんとその時のサヤさんを比べて、悔しいやら情けないやら悲しいやら切ないやらでいっぱいいっぱいになる。
でも、俺が感じないとK谷氏が萎えてしまうのでサヤさんは、自分がそんなになりながらも必死に俺を興奮させようと愛撫する。
愛撫が激しくなればなるほど、舌をねじこまれる回数が増えて、俺もよけいに悲しくなってくる、といったループが続いていく。
このときには、毎回、「なんで俺がこんな思いをしなきゃいけないんだ」とか思ってしまって、次こそはもうここには来ないって考えながらサヤさんに舐られてた。
押し殺した声も俺には囁きとしてモロに聞こえてくるし、俺の耳の奥を舌で舐りながら
「あたってる」とか「くる」とか「でてる」とか、漏れてくるものだから、よけいに俺は地獄。
K谷氏は、イきそうになったら「そろそろイくよ」と声をかけるんだけど、これは、彼的には、もう少しでイけるから、もっとがんばって俺を感じさせろって意味なのよね。
でも、サヤさんはそれを聞いただけで身体がふるふると震えだして、自分もイく準備に入っていく。
そして膣内に出されたら、それをめいっぱい味わうかのように舌を俺に突き出してくる。
K谷氏がイったときは、俺は毎回、半泣きになってたと思う。
で、K谷氏がイった後はサヤさんは俺を抱きしめて時間をかけて愛撫を続ける。
「ごめんね」とか「かわいいよ」とか「好きだからね」とか言いながら。
俺ももうさっきまでのやりきれなさをイッパイにした状態から、一転して
延々と大事そうに隅々まで舐られるものだから、感じまくってしまって為すがままになる。
俺がイきそうになると、サヤさんは必ず俺の息子を口に含み、口の中でイかせてそのまま飲んでしまう。
(ティッシュに出したりしなかったのは、今思うとK谷氏があとでそれを使ったりさせない為だったのかもしれない。それぐらいK谷氏に関しては俺が相手でもサヤさんは嫉妬してた)
俺が完全に疲れきるとサヤさんは、俺を抱き枕のようにして脚を俺の身体に絡ませて抱きしめて、寝かしつけてくれ、俺が目を覚ましたときもそばに居てくれた。
その時、K谷氏は何をしてるかというとかいがいしく3人分の朝食を作ってくれていたり、サヤさんに俺のそばに居てあげるように言いつけて、仕事の書類とかかたづけたりしてた。
そんな感じで行為の最中にどれだけ俺が憤っても、その後で散々イカされた上に
普段のK谷氏を見るとやっぱり毒気抜かれてしまい、そのまま一年続いてしまったってのが本当のところ。
実際、K谷氏は性癖を別にすればサヤさんにもすごい優しかったし、まさに理想の旦那って感じだった。
外見が良いだけでなく、温和で優しく、気遣いも細やかで俺の仕事の相談とかにも親身に乗ってくれたり、いろいろと助けてくれたりした。
そんなこんなで、こういう関係がその後一年ほど続いたが、サヤさんがついに念願でもあったK谷氏の子供を妊娠して、さすがにH関係は休止に入った。
その後もちょくちょくとは遊びに行ってたけど、さすがにこんな関係を何時までも続くわけにはいかないな、と思い始めてもいたので、これをきっかけにもう終わりにしましょう、とK谷氏とサヤさんに言った。
向こうもある程度は、そう思ってたらしく、そういう関係じゃなくても遊びに来てくれる?と言って、俺が頷くと喜んでいてくれた。
俺はその後、同じ工場の人の誘いで出張エンジニア(派遣エンジニア)になって、定期的にネット上では話すものの、顔を合わせることはなくなった。
まあ、仕事が仕事だけに決まった彼女も未だに出来ず、金だけはあるので溜まったら、その土地の風俗へいくって感じですが、未だにこの頃の思い出で抜くことが一番多いです。
今、考えると3人が3人とも片思いになってたのかな。
そして、行為をすればするほど3人が3人とも互いに嫉妬して鬱になり、それが性行為の激しさに繋がっていってた気がする。
俺の体験談は、これで終わりです。
長々とありがとうございました。
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子供が出来る云々は関係なく、なにかサヤさんにとっての一線だったことは間違いなかった。
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俺は息を呑み、否応なく期待してしまった。
そんな俺の気持ちに合わせて、俺の息子もまた全開で勃起してた。
「あああ、ダメ、ダメよ。アル君。抑えて、ね、お願いだから抑えて」
そんなこと言われても抑えれるわけがない。
K谷氏は
「もう、一回ぐらいいいじゃないか。アル君はボクたちの子供だろ?キミの膣内に戻してあげようよ」
とかいって、俺のほうへサヤさんを抱えてきた。
嫌がってるサヤさんのアソコもだらーっと愛液が垂れてきてる状態で、何でもすぐに入ってしまいそうだった。
実際、もうサヤさんの抵抗も微々たるものになっていき、俺の上に降ろされたあと、膝立ちで動きもせず、そのまま騎乗位の体勢でK谷氏が俺のモノを握ってサヤさんのアソコに添えて、サヤさんの肩を抑え付けて腰を下ろさせた。
俺の息子がサヤさんの膣内に入った瞬間、最初に俺が見たK谷氏に入れられたときと同じような「あああああっっ」とすごい嬌声をサヤさんは上げた。
K谷氏は呆然とするサヤさんの腰を掴んで強引に上下に揺らした。
サヤさんは声にならない叫びを上げて、ぼろぼろと涙をこぼしながら頭を左右に激しく振ってた。
俺ももう生まれて初めての生挿入の快感としてはいけない禁忌を犯してしまったかのような興奮とで動くことも出来なかった。
サヤさんは、「いやっいやっ」と小さな声で繰り返しながら、K谷氏のされるがままになっていた。
もうベッドの上は俺のケツの下までサヤさんの愛液でびっしょりだった。
その日、何回もイってたとはいえ、そんな状況に俺が何時までも耐えれるはずもなく、俺はK谷氏に「すいません、イキそうです。サヤさんをどけてください」と言った。
サヤさんは、それを聞くと今までの声になってなかった声がウソだったように急にトーンを落とした声になり「それだけはダメよ、絶対ダメ、我慢して、お願いだから我慢して!」とはっきりした声で涙をぽたぽた落としながら懇願してた。
俺も半泣きになりながら、「もうダメです。K谷さん、お願いだから抜いてください。俺は動けない!」と懇願するも、K谷氏は興奮した面持ちで、
「アル君、彼女は基礎体温もきっちりつけてる安全日だから絶対に子供ができることはない、万が一出来たとしてもボクの子として育てるから安心して膣内に出すんだよ」
と言ってよけいに激しくサヤさんを揺さぶりはじめた。
サヤさんは「ダメッ、ホントにダメッ、膣内に出すのだけはダメッッ」と叫びながら半狂乱で首を振っていた。
やっぱり、そう長くはもたなかった俺は泣きながら「イきます。ごめんなさい」と言って彼女の中に放出した。
サヤさんは少し遅れて、俺の顔を見て「え、イったの?ウソでしょ?我慢してるよね」と血相をかえて声をかけ、次の瞬間に俺がホントに膣内に射精したのに気づくと、
「あああああああ、ホントに膣内に出したの?!ああ、わたしの膣内に?!!」と叫んだ。
「あなた、もう出てる、出ちゃってる、膣内に。抜いて抜いてもう抜いてぇえええ」とK谷氏に抱きついて泣いてた。
そんなサヤさんにK谷氏は、「ちゃんと最後まで絞ってあげないとだめだよ」と言ってそのまま、サヤさんの腰を抑えて膣内に俺の息子を入れさせたまま、太ももを閉じさせ、腰を抱えて上下させた。
その間もサヤさんは、「ああああ、出てる。出ちゃった。」と泣きながら呟いてた。
そして、やっとK谷氏はサヤさんの体を抱えて俺の息子を抜くと、ぼろぼろ泣いてる彼女を床に寝かせた。
俺はぼーっとした頭で二人を見てた。
サヤさんは、顔を手で覆って「ごめんなさい、膣内に出ちゃった。ごめんなさい」と力なく呟いてた。
するとK谷氏は、「ごめん、ちゃんとボクが綺麗にするから許して」と言って、サヤさんの股間に頭を埋めた。
まずありえない光景に俺も、そしておそらくサヤさんもびっくりした。
次の瞬間、またサヤさんの絶叫が部屋に響いた。
「あああああああああああああ、ダメダメ吸ってる、吸ってるの?ダメぇえええええ」
まさか、と思ったが、そのまさかだった。
K谷氏は、サヤさんのアソコに口をつけて、俺が出した精液を吸い出してる。
サヤさんは、身体をビクンビクンさせながら、されるがままになってた。
あまりに大きく身体がはねるので、どうかなってしまったんじゃないかと心配になったほどだった。
K谷氏は、サヤさんのアソコを執拗に舐め続けて、サヤさんは、そのままぐったりとしてしまった。
K谷氏は、俺のほうを向くと「ホント申し訳ない、もう二度としないから一回だけだと思って許して」と頭を下げた。
俺はもう黙って頷くだけだった。
翌日、サヤさんはK谷氏にクンニ?してもらったことが余程、嬉しかったらしく「安全日になら、また膣内にアル君の欲しいかもしれない」とか言ってた。
俺は膣出しそのものは感動ではあったが、そのあとに毎回、あの光景を見るのかと思うとちょっと遠慮したいと思ってしまった。
こういったことを後で思い返してみるとすごい得な体験だったと思うけど、当時は毎回のように「もうこんな関係、今回限りでやめてやる」って思ってた。
なんか、自分がこの世で一番不幸なんじゃないかとまで思ってた時期あったよ。
それというのも
基本的には、俺がサヤさんに攻められ、そのサヤさんにK谷氏が入れて出す(ホントに入れて出すだけ)。
必ず儀式として一回だけあるこれが、これがマジで精神的にきつかった。
俺とサヤさんがHするときは、基本的に彼女がリードしてコンドームつけて、サヤさんが、腰を使って俺がイカされるって感じのHなんだけど、このK谷氏が挿入するときは、俺のときの反応とは全然違ってた。
なんていうかな、K谷氏がすごいテクニックで俺のときと違ったサヤさんになるってのなら、まだ納得できたのかもしれないけど、K谷氏はずっと俺のほうを見たまま、ただ入れて腰を動かすだけ。
愛撫どころか、サヤさんに触ろうともあまりしない。
しかも、俺が感じてないとK谷氏は入れてからでもすぐ萎える。
(実際に何回もサヤさんに入れた途端にK谷氏のモノが萎えてしまって失敗ってのがあった)
ぶっちゃけ、Hの時のK谷氏のサヤさんへの対応は、俺をオカズとした自慰行為の道具、むしろ、萎えてしまう分、自慰行為以下でしかないような感じだった。
こう性的な本能を義務感と責任感で無理やり押し殺してサヤさんに挿入してる感じ。
それなのにサヤさんは、K谷氏が挿入する時は、そのまえから、すでに頬を紅潮させて、太股にまでたらたらと愛液を垂らしてた。
んで、サヤさんは感じると長めの舌を突き出す癖があったんだけどK谷さんが入れるときは、その挿入感に合わせてるかのよーに唇の端から涎をたらしながら、舌をだんだんと前へ突き出していく。
俺のを入れるときには、この癖は絶対に出ない。
(強いて言えば、上記で書いた生で入れたときだけ。でも、これもK谷氏に珍しく抱きかかえられて彼自身がサヤさんを動かしてたのが大きかったんだと思う)
なんていうか、それを目の前で見てたら、テクニックとか努力とか関係なく、サヤさんの「好きな相手」って気持ちだけで、ここまでの差が出ているってのをまじまじと見せ付けられる。
んで、K谷氏に挿入されるとそれだけでもうイキそうになるぐらいサヤさんは、感じてるんだけど、あまり、声を出してしまうとK谷さんが萎えてしまう(最初の頃、これで苦労した)ので、声が出ないように押し殺す。
そして、押し殺す為に俺の耳を舐ったり、キスをしたりする。
んで、そういう攻めをしてるときに感じると当然、上で書いたような舌を突き出す癖が出るもんだから、俺は耳や口の中をサヤさんの舌がどんどん奥へ入ってくるのがわかり、サヤさんがどれだけ感じてるかはすぐわかってしまう。
もう俺も自分の時のサヤさんとその時のサヤさんを比べて、悔しいやら情けないやら悲しいやら切ないやらでいっぱいいっぱいになる。
でも、俺が感じないとK谷氏が萎えてしまうのでサヤさんは、自分がそんなになりながらも必死に俺を興奮させようと愛撫する。
愛撫が激しくなればなるほど、舌をねじこまれる回数が増えて、俺もよけいに悲しくなってくる、といったループが続いていく。
このときには、毎回、「なんで俺がこんな思いをしなきゃいけないんだ」とか思ってしまって、次こそはもうここには来ないって考えながらサヤさんに舐られてた。
押し殺した声も俺には囁きとしてモロに聞こえてくるし、俺の耳の奥を舌で舐りながら
「あたってる」とか「くる」とか「でてる」とか、漏れてくるものだから、よけいに俺は地獄。
K谷氏は、イきそうになったら「そろそろイくよ」と声をかけるんだけど、これは、彼的には、もう少しでイけるから、もっとがんばって俺を感じさせろって意味なのよね。
でも、サヤさんはそれを聞いただけで身体がふるふると震えだして、自分もイく準備に入っていく。
そして膣内に出されたら、それをめいっぱい味わうかのように舌を俺に突き出してくる。
K谷氏がイったときは、俺は毎回、半泣きになってたと思う。
で、K谷氏がイった後はサヤさんは俺を抱きしめて時間をかけて愛撫を続ける。
「ごめんね」とか「かわいいよ」とか「好きだからね」とか言いながら。
俺ももうさっきまでのやりきれなさをイッパイにした状態から、一転して
延々と大事そうに隅々まで舐られるものだから、感じまくってしまって為すがままになる。
俺がイきそうになると、サヤさんは必ず俺の息子を口に含み、口の中でイかせてそのまま飲んでしまう。
(ティッシュに出したりしなかったのは、今思うとK谷氏があとでそれを使ったりさせない為だったのかもしれない。それぐらいK谷氏に関しては俺が相手でもサヤさんは嫉妬してた)
俺が完全に疲れきるとサヤさんは、俺を抱き枕のようにして脚を俺の身体に絡ませて抱きしめて、寝かしつけてくれ、俺が目を覚ましたときもそばに居てくれた。
その時、K谷氏は何をしてるかというとかいがいしく3人分の朝食を作ってくれていたり、サヤさんに俺のそばに居てあげるように言いつけて、仕事の書類とかかたづけたりしてた。
そんな感じで行為の最中にどれだけ俺が憤っても、その後で散々イカされた上に
普段のK谷氏を見るとやっぱり毒気抜かれてしまい、そのまま一年続いてしまったってのが本当のところ。
実際、K谷氏は性癖を別にすればサヤさんにもすごい優しかったし、まさに理想の旦那って感じだった。
外見が良いだけでなく、温和で優しく、気遣いも細やかで俺の仕事の相談とかにも親身に乗ってくれたり、いろいろと助けてくれたりした。
そんなこんなで、こういう関係がその後一年ほど続いたが、サヤさんがついに念願でもあったK谷氏の子供を妊娠して、さすがにH関係は休止に入った。
その後もちょくちょくとは遊びに行ってたけど、さすがにこんな関係を何時までも続くわけにはいかないな、と思い始めてもいたので、これをきっかけにもう終わりにしましょう、とK谷氏とサヤさんに言った。
向こうもある程度は、そう思ってたらしく、そういう関係じゃなくても遊びに来てくれる?と言って、俺が頷くと喜んでいてくれた。
俺はその後、同じ工場の人の誘いで出張エンジニア(派遣エンジニア)になって、定期的にネット上では話すものの、顔を合わせることはなくなった。
まあ、仕事が仕事だけに決まった彼女も未だに出来ず、金だけはあるので溜まったら、その土地の風俗へいくって感じですが、未だにこの頃の思い出で抜くことが一番多いです。
今、考えると3人が3人とも片思いになってたのかな。
そして、行為をすればするほど3人が3人とも互いに嫉妬して鬱になり、それが性行為の激しさに繋がっていってた気がする。
俺の体験談は、これで終わりです。
長々とありがとうございました。
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