不愛想な超可愛い子はツンデレで淫乱だった 1
先月末の日曜日、友達にお呼ばれしてバーベキューに行ってきました。
女の子も呼んであるよ!というので楽しみにしてたんです。
なのに土曜日が仕事になり、ほぼ徹夜状態で日曜の朝を迎えました。
半分脳ミソが停止した状態で友達が呼びに来て、そのまま女の子達との待ち合わせ場所へ。
車2台に分乗して5:5のバーベキュー合コンです。
駅には少しラフな格好をしている女の子が4人。
遠目から見ると
「イイ仕事しちゃったんじゃねぇ~?」
という感じ。
でも近付いてみると2人はちょっと残念。
2人は普通にイイ感じ。
1人は最高にイイ感じ。
俺が乗っていた車には主催者の女の子1人が乗り込み、他には残念な子が乗ってきました。
どうせ疲れてて喋れないので、もう可愛くなくてもイイと思ってたんです。
もう1台の車はヤケにノリノリでしたけどね。
そんな状態で山へ向かい、1時間かけてバーベキュー場所へ行きました。
何度も寝りそうになりながら睡魔と闘い、やっと到着してほっと一息。
バーベキューが始まってみるとみんな楽しそうに過ごしています。
だけど俺は段々テンションが下がっていって、椅子に座ったままボーッとしてたんです。
酒も入りますから睡魔も絶好調。
そんな時ふと最高に可愛い女の子に目が止まりました。
その子も静かに椅子に座り、一応話は聞いてはいるものの積極的には参加してないんです。
あぁ~あんな可愛いから愛想もないのか・・そう思って見ていました。
そんな俺の姿を見た主催者の女の子が隣に来て、心配しながら喋り掛けてきました。
車の中で寝てない事とか言っておいたので。
気を使ってくれてありがとねぇ~と笑顔で会話してたんです。
「あの子もつまんなそうだね」
「んあぁ~ミホね~あの子いつもそうなの。怒ってるわけじゃないんだけど」
「好みの男がいなくて暇しちゃうタイプ?」
「それは無いと思うよ。あんまり合コンとかにも来ない子だし」
「ノリが悪いって事だね」
「そそ、元気の無い2人で仲良くしてたら?」
「うぅ~ん・・その元気も無いかも」
気を使ってくれたので笑ったりしてたら少しは元気になってきました。
ここは一気に炸裂しなきゃだな!とみんなの輪に加わり、一気にハイテンションになって飲みました。
でも時既に遅し。
普通に可愛い2人は男がガッチリ囲ってる状態だし、残ってるのは研ナオコ似の子ぐらい。
しょ~がねぇ~なぁ~と1番可愛い子の隣に座りました。
みんなが立って喋ってるのに、1人だけずっと椅子に座ってたんです。
「どした?お腹でも痛い?」
「ううん大丈夫」
会話続かねぇ~・・・と半笑いな俺。
別に喧嘩売ってるような口調ではないんです。
嫌味も無いしどちらかと言えば可愛らしい口調。
でも会話を続かせる気が無いのか、喋り掛けてもすぐに終わっちゃうんです。
だから隣に座ってても無言で過ごす時間が長くありました。
まぁ~別にイイかぁ~と喋りもせず飲んでいると、やっぱり催してきました。
トイレはちょっと歩いた小山の中腹にあるんで、ダルいから何度も行きたくない場所。
我慢してるのもなんだと思い、ちょっとトイレ行ってくるわぁ~と立ち上がったんです。
そしたらミホも
「アタシも行く」
と立ち上がりました。
その場が
「おぉ~初めての意思表示!」
みたいな空気になりましたw
「襲うなよぉ~」
とかみんな言ってましたが、そんな雰囲気ではありません。
みんな分かってて言ったんでしょうけどね。
トイレに向かう道もほぼ無言です。
「やっぱり遠いねぇ~」
とか
「転ばないようにね~」
とかぐらいなもん。
砂と石がゴロゴロある道なので、俺が先に歩いていました。
土で作った階段を登っていると、
「キャッ!」
という声と共に背中を突き飛ばすような衝撃。
思わず前につんのめった俺は、慌てて地面に手をつきました。
その俺の背中にはミホが抱き付くような感じになっていて、完全に体重を乗せてる。
慌てて
「ごめんなさいっ!」
と離れましたが、どうやら躓いて転んだらしい。
「俺は平気だけど大丈夫?」
「うん、ゴメンね」
「突き飛ばされたかと思ってビックリしたよ」
「ゴメン・・・躓いちゃって・・・」
ヤケに照れて俯いてる顔を見て、やっぱり可愛いなぁ~と再確認しました。
「また躓いたら俺を突き飛ばしなよ?」
と笑いながら喋り、トイレに到着しました。
先に出た俺はミホを待っていて、帰りも一緒に帰りました。
戻ってみると
「変な事されなかった?」
とかアレコレ言われましたが、なぁ~んにも無いので全員「ふぅ~ん・・・」て感じ。
躓いた事で一気に距離が縮まったのか、それ以降は何かとミホと喋ったりしていました。
そんな状況を周りが見ていて、帰りはミホと同じ車。
主催者2人との4人で車に乗り、後ろでミホと軽く喋りながら帰りました。
でも案の定・・・猛烈な睡魔が襲ってきたんです。
気が付いたら寝ちゃってて、目が覚めた時は車に1人でした。
サービスエリアでみんな外に出てたらしく、俺だけ置いて行かれたんです。
参ったなぁ~と外に出て煙草を吸っていると、ミホが1人だけ戻ってきました。
「みんな何か食べたりしてるよ」
と言いながら、俺にお茶を持ってきてくれました。
へぇ~こんな一面もあるのかぁ~と思いました。
どちらかというとサバサバした男っぽい性格みたいで、見た目とはかなりのギャップのある子です。
愛想笑いとか男に媚びるような行動はしないけど、周りをいつも見てて世話を焼くタイプみたい。
みんながいない事をイイ事に、立ち話をしながらメアドをそこで交換しました。
「メアド聞いてもイイ?」
「うん、イイよ」
「あんまりメールとかしない?」
「普通にすると思うけど・・・1分で返信するとかは無いかな」
「俺もそんなに早くないからちょうどイイや」
<続く>
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女の子も呼んであるよ!というので楽しみにしてたんです。
なのに土曜日が仕事になり、ほぼ徹夜状態で日曜の朝を迎えました。
半分脳ミソが停止した状態で友達が呼びに来て、そのまま女の子達との待ち合わせ場所へ。
車2台に分乗して5:5のバーベキュー合コンです。
駅には少しラフな格好をしている女の子が4人。
遠目から見ると
「イイ仕事しちゃったんじゃねぇ~?」
という感じ。
でも近付いてみると2人はちょっと残念。
2人は普通にイイ感じ。
1人は最高にイイ感じ。
俺が乗っていた車には主催者の女の子1人が乗り込み、他には残念な子が乗ってきました。
どうせ疲れてて喋れないので、もう可愛くなくてもイイと思ってたんです。
もう1台の車はヤケにノリノリでしたけどね。
そんな状態で山へ向かい、1時間かけてバーベキュー場所へ行きました。
何度も寝りそうになりながら睡魔と闘い、やっと到着してほっと一息。
バーベキューが始まってみるとみんな楽しそうに過ごしています。
だけど俺は段々テンションが下がっていって、椅子に座ったままボーッとしてたんです。
酒も入りますから睡魔も絶好調。
そんな時ふと最高に可愛い女の子に目が止まりました。
その子も静かに椅子に座り、一応話は聞いてはいるものの積極的には参加してないんです。
あぁ~あんな可愛いから愛想もないのか・・そう思って見ていました。
そんな俺の姿を見た主催者の女の子が隣に来て、心配しながら喋り掛けてきました。
車の中で寝てない事とか言っておいたので。
気を使ってくれてありがとねぇ~と笑顔で会話してたんです。
「あの子もつまんなそうだね」
「んあぁ~ミホね~あの子いつもそうなの。怒ってるわけじゃないんだけど」
「好みの男がいなくて暇しちゃうタイプ?」
「それは無いと思うよ。あんまり合コンとかにも来ない子だし」
「ノリが悪いって事だね」
「そそ、元気の無い2人で仲良くしてたら?」
「うぅ~ん・・その元気も無いかも」
気を使ってくれたので笑ったりしてたら少しは元気になってきました。
ここは一気に炸裂しなきゃだな!とみんなの輪に加わり、一気にハイテンションになって飲みました。
でも時既に遅し。
普通に可愛い2人は男がガッチリ囲ってる状態だし、残ってるのは研ナオコ似の子ぐらい。
しょ~がねぇ~なぁ~と1番可愛い子の隣に座りました。
みんなが立って喋ってるのに、1人だけずっと椅子に座ってたんです。
「どした?お腹でも痛い?」
「ううん大丈夫」
会話続かねぇ~・・・と半笑いな俺。
別に喧嘩売ってるような口調ではないんです。
嫌味も無いしどちらかと言えば可愛らしい口調。
でも会話を続かせる気が無いのか、喋り掛けてもすぐに終わっちゃうんです。
だから隣に座ってても無言で過ごす時間が長くありました。
まぁ~別にイイかぁ~と喋りもせず飲んでいると、やっぱり催してきました。
トイレはちょっと歩いた小山の中腹にあるんで、ダルいから何度も行きたくない場所。
我慢してるのもなんだと思い、ちょっとトイレ行ってくるわぁ~と立ち上がったんです。
そしたらミホも
「アタシも行く」
と立ち上がりました。
その場が
「おぉ~初めての意思表示!」
みたいな空気になりましたw
「襲うなよぉ~」
とかみんな言ってましたが、そんな雰囲気ではありません。
みんな分かってて言ったんでしょうけどね。
トイレに向かう道もほぼ無言です。
「やっぱり遠いねぇ~」
とか
「転ばないようにね~」
とかぐらいなもん。
砂と石がゴロゴロある道なので、俺が先に歩いていました。
土で作った階段を登っていると、
「キャッ!」
という声と共に背中を突き飛ばすような衝撃。
思わず前につんのめった俺は、慌てて地面に手をつきました。
その俺の背中にはミホが抱き付くような感じになっていて、完全に体重を乗せてる。
慌てて
「ごめんなさいっ!」
と離れましたが、どうやら躓いて転んだらしい。
「俺は平気だけど大丈夫?」
「うん、ゴメンね」
「突き飛ばされたかと思ってビックリしたよ」
「ゴメン・・・躓いちゃって・・・」
ヤケに照れて俯いてる顔を見て、やっぱり可愛いなぁ~と再確認しました。
「また躓いたら俺を突き飛ばしなよ?」
と笑いながら喋り、トイレに到着しました。
先に出た俺はミホを待っていて、帰りも一緒に帰りました。
戻ってみると
「変な事されなかった?」
とかアレコレ言われましたが、なぁ~んにも無いので全員「ふぅ~ん・・・」て感じ。
躓いた事で一気に距離が縮まったのか、それ以降は何かとミホと喋ったりしていました。
そんな状況を周りが見ていて、帰りはミホと同じ車。
主催者2人との4人で車に乗り、後ろでミホと軽く喋りながら帰りました。
でも案の定・・・猛烈な睡魔が襲ってきたんです。
気が付いたら寝ちゃってて、目が覚めた時は車に1人でした。
サービスエリアでみんな外に出てたらしく、俺だけ置いて行かれたんです。
参ったなぁ~と外に出て煙草を吸っていると、ミホが1人だけ戻ってきました。
「みんな何か食べたりしてるよ」
と言いながら、俺にお茶を持ってきてくれました。
へぇ~こんな一面もあるのかぁ~と思いました。
どちらかというとサバサバした男っぽい性格みたいで、見た目とはかなりのギャップのある子です。
愛想笑いとか男に媚びるような行動はしないけど、周りをいつも見てて世話を焼くタイプみたい。
みんながいない事をイイ事に、立ち話をしながらメアドをそこで交換しました。
「メアド聞いてもイイ?」
「うん、イイよ」
「あんまりメールとかしない?」
「普通にすると思うけど・・・1分で返信するとかは無いかな」
「俺もそんなに早くないからちょうどイイや」
<続く>
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