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妻を元カレに抱かせたら修羅場になった 5

華の旦那です。

すみません、予告してからだいぶ時間がたってしまいました。
あのときは華がMとどんなプレイをしたか聞き出す予定でした。
結局聞き出す前にいろいろ事件が起こってしまい、書くことができませんでした。

今は落ち着いたので諸々まとめます。

結局聞き出す約束をするも、親が来たり、結婚式とかで聞き出すタイミングを逃してしまい、いつか聞かないと、と思いつつしばらく経過してしまいました。


そんなこんなで…
毎月最初の週の土曜は、終日、本社で会議があるのですが
その週は参加者が少なくて午前中で終了しました。

職場を出て、上司と昼食とってそのまま帰宅しました。

玄関を入ると、寝室にクローゼットがあるので
着替えをしようと寝室に入りました。

するとそこには華の姿が。
そしてそれを見て絶句しました。

目隠しされて、紐?みたいなので縛られた姿でした。
四つん這いで、腕と足が縛られている体勢。
そして下にはバイブとローターが(たぶん)一緒に入っている状態でした。

目の前が真っ白になるとはこのことかっていうくらい
前後不覚に陥りました。





そしたら華からひとこと
「もう入れて…もう無理…」

その一言で、俺のことをMと勘違いしていると気づきました。
でも、実は俺でしたなんて言い出せませんでした。

単に見ていることしかできない自分に華は
「またいきそう…イってもいい…?」
と聞いてきました。

もちろんそれにもこたえることが出来ず、
華は「イっていい?」
って何度か聞きながらだんだん喘ぎ声が大きくなり、
「イクっ!」と言うとガクガクって震えてイっていました。

俺はそれが現実のこととは全く思えず、ただ茫然と眺めていました。


結局俺だとは言えず、何も言えずリビングに移動しました。

リビングにMがいたらなんていえばいいんだろうとか、会いたくないなぁ とか思っていたのですが、リビングにMの姿はありませんでした。
華をあの格好にしたまま、外出していたようです。

しかし自分は、Mと会いたくなかったので正直ほっとしました。
そしてソファに横になって、茫然と天井を見つめていました。
でもちゃっかり下は元気になっていて、
ただ何となくオナニーを続けていました。

そしたら、しばらくしてMが帰宅。
俺は、
靴があるから俺が帰ってるのばれるなー、Mはどうするつもりなんだろうなー
と茫然と考えていました。

出来れば俺の存在に気づいて華を解放して逃げてほしい。
…いや、あれだけ発情した華を置いて行かれても困る
とか無気力に考えていました。

そしたら俺の存在に気付いたのかは知りませんが、寝室から、華の矯正。
挿入したんだなってのはすぐわかりました。

会話程度の内容は聞き取れませんでしたが
華の
「あぁぁーーー!」とか
「気持ちいいですっっ!」とか
「イクーーーー!」とか
そういうのは丸聞こえになっていました。

その声を聴きながら俺は黙々とオナニー。
ただ、追加の刺激になっているわけではなく、さっきからやっているオナニーの延長上の。

そしたら寝室から二人が出てくる音。
その時、初めて俺は
「あ、まずい、鉢合わせになる…」
と焦りました。

Mはともかく、華とは顔を合わせたくなかったから。

そしたら二人はリビングには顔を出さず、別の場所へ。
聞こえてくる音から、風呂に行ったなとわかりました。

そして間もなくまた華の矯正。

本当に、どうやったらあの華がこんな声を出すようになるんだ
と、他人事のように考えていました。

そして、これ以上ここにいたら鉢合わせは避けられないと思って、自分の家であるにも関わらず、外出することにしました。

しかし、そのまま出ていればいいものを、途中で風呂を通り過ぎる時、どんなことしゃべってるのか気になってしまい、脱衣所のドアをそっと開けて中の会話を聞いてしまいました。

そしたら華が、かつて聞いたことのないくらいのデレ声でMに甘えていました。
M「これ好き?」
華「すき…」
M「もう一回入れる?」
華「うん、いれるの…」

あー、やっぱ聞くんじゃなかったなー…と思いました。
「すき…」も
「しゅきぃ…」みたいな感じで、ハートついてる感じです。
伝わるかはわかりませんが。
付き合いたての恋人みたいな。

そしたらMが
「お尻にいれていい?」と聞きました。

俺は、あーやっぱそれやってたのか、って
事前情報からわかっていたものの、改めて事実を知ってショックを受けましたが、それよりショックな発言が華から。

「こっちは昨日一杯やったからダメ。今日はこっちだけ。ね?お願い。」

昨日…?
で昨日を振り返って納得。

その週は、華の仕事が忙しいとかで、ちょくちょく遅く帰ってたなと。

これ平日もガッツリやってるわ
って完全に嫁の継続的な浮気確定で、さすがに他人事気分も吹っ飛びました。

しかし、悲しいかな俺の下のほうがさっきと打って変わって完全に覚醒して、脱衣所のドアを半開きにして体を引きつつ、いつ出てきてもいいように備えながらオナニー。


以下、歯が浮くようなMと華のやりとりを思い出せる限り

華「今日はこっちでMといっこになるの…」
M「後ろでもいっこになれるじゃん」
華「女の子にとって、こっちのほうが特別なんだよ」
M「じゃあ、どっちもいっぱいやろっか」
華「え?…死んじゃう」(これもハート付)


華「はいってきた」
M「わかる?」
華「わかる…」
M「これすき?」
華「うん、すきぃ」
M「全部入った」
華「うん…きついよ…」
M「中トロトロじゃん」
華「そうじゃないとこんなの全部入んないよ…」


(昔話をした後)
M「昔のHとどっちがすき?」
華「今のほうがすき」
M「なんで?」
華「今のほうがもっとエッチだし、やさしい」
M「昔は乱暴だった?」
華「今も乱暴だけど、それ以上にあまい感じ」


M「俺のもの」
華「えー」
M「今だけ」
華「うん、今はね」
M「いっぱい会おう」
華「いっぱいは無理」
M「できるだけ」
華「わかった。」


M「俺が恋しくなることってある?」
華「えー、…ない(笑)」
M「ショック。じゃあ俺とのHが恋しくなることは?」
華「ある(笑いながら即答)」
M「え?」
華「ある」
M「え?w」
華「こら」
M「えっちく育ったね」
華「うん…」


M「キスは?」
華「欲しい…」
M「キスは特別?」
華「もちろん…」
M「じゃあいっぱいする、おいで」
華「あぁ、やばい興奮しちゃう…」
→しばしキス音
華「これ、入れるの…」
M「ん。」
華「あー、やっぱすごい」


お風呂場ではずーとこんな感じで、激しいセックスではなく、優しい感じのセックスをやってました。

似たようなくそ甘いセリフをずっと吐きながら。

恋人みたいにいちゃいちゃされて、正直嫉妬しまくったし、
結婚して最近では、こんなにデレデレになることなんて全然なかったので
かなりの敗北感を覚えつつも、何とか射精し、ばれないように部屋を出ました。

そのあとどこに行くわけでもなくぶらぶらしていたんですが、だんだん冷静になったら腹が立ってきて
「てめーらふざけんなよ」みたいなことをぶつぶつとつぶやいたり、
完全におかしい人に成り下がっていました。

そしたら、だいぶ時間がたった後にMからメールが来ました。
「どう?サプライズ興奮した?華ならイキ疲れて寝てる。」

何初めからわかってますよみたいな顔してんだ!
と怒り心頭の俺は
「てめー、自分がやってることの意味わかってんのか」と返信。

そしたらMから
「意味って、プレイの続きでしょ」と。

「俺に隠れていやってる時点でプレイじゃないだろ」
と俺が送ると

「えっ、華から聞いてないの?」
とMから返信。

なるほど、華のせいにする気か、と。
今のMだったら責任逃れのためにそういうことしかねないなと。

「華に確認とる。お前はとっとと帰れ。」
と返信して、家に戻りました。

華はいったいどんな顔で俺を迎えるんだろう。
その時の俺の怒りは相当なものだったので、どんな状態であってもぶん殴って怒鳴りつけてやると思って息をまいて帰りました。

そんなこんなで玄関のドアを開けると
華が玄関でうつむいて立っていました。

「ごめんなさい…」

そういわれて、さっきの勢いむなしく
俺は殴ることも怒鳴ることもできませんでした。



そのあと、とりあえず話しようということに。

Mと再び通じ始めたきっかけは、俺が華からMとのプレイを聞き出そうとしたことでした。

プレイ内容が内容だけに、Mから俺にどれだけのプレイ内容が暴露されているか確認するためでした。
それを踏まえて、俺に話をしようと。
だから、俺が聞いたその日は保留にされてしまったようです。

で、そこからずるずるとメールをするようになってしまったと。

そのあと、一度俺と華が気まずい状態になってしまったことがありました。
華に俺が嘘をついてしまったことがあって、それでちょっと口をきいてくれない時期が。
(完全に俺が悪いんですが…)
大体1週間くらい。
いつも通り、どっちからともなく口を聞き出して仲直りしましたが。

その時期に、Mに愚痴のメールを送ったらしいんですが、
詳しくは電話で聞くとのことで電話をしたそうな。

そのあとは、Mから毎日電話がかかってきたとのことです。
そして愚痴とか、身の上話とかするようになって、
そこでちょいちょい下ネタトークになり
俺とはだいぶご無沙汰だったりしたこともあり、ムラムラしてしまったのか、
それを見透かされて、電話でHというながれ。

そしたらズルズルと来てしまって、
俺に了解をとって、もう一回会おうという流れになってしまったと。

しかし、俺にはMと連絡を取るなといった反面、
あと、なんて切り出したらいいのかわからないということもあり、俺に話をすることなく会ってしまったとのことでした。

俺に内緒で会ったのはその日を合わせて全部で5日でした。


一連の流れを聞いて、ただただ平謝りする華に
「ふざけんなよ」と
「もう今後100%信頼することはできないかもしれない」
というのがやっとでした。

「私はあなたと続けたいけど、そういえる立場じゃないし、
実家に帰れって言うならそうする」
って華から言われましたが、とりあえずはここにいろと。

それからしばらく気まずい生活を送ったわけですが、
まあ、そもそも事の発端は自分なわけで、あんまりうじうじしてもきりがないかなぁと楽観的に考えるようにして、そのまま華との生活を続けることにしました。


それからしばらくして、この事件についてのわだかまりが解消されてきました。
その時の話とか、自虐的にネタにしたり。いじっって笑ったり。
これはいい機会かなと思い、いろいろ本音をぶっちゃけ合うことにしました。

で、腹くくって話そうぜ!
って話すと、華のほうも覚悟を決めたようで、
いろいろ包み隠さず話してくれました。

一部まとめるとこんな感じ。

Hについては、Mのほうが断然うまいと。
華曰く、「あの人は、調教師だから」と。
俺にはあの芸は無理だろうし、期待もしていないと言われました。

ただし、エッチってそれだけじゃないから、俺とのHも好きだし、気持ちいい。
とのことです。
価値のベクトルが違うというか。
なので、Mに対して劣等感も何もない状態ですね。
逆に、Mより俺のほうが旦那として優れていると褒めてくれたり。

セックスはMに劣っても、それより華が重要視しているものが
俺のほうが勝ってればいいのかなって。


エッチ中に、Mに甘えたセリフを言っていた件については
「プレイ中に冷めるようなこと言ったらかわいそうでしょ」
「旦那と別れろとかそういうのには、断固NOって言ったから。線引きは大事。」
とか、今まで気付かなかった華の悪女っぷりに気付くことができました。

結果、Mの存在も浮気の件も、今やネタっぽい扱いになっています。
嫁曰く
「このまま行けば本気で私を奪えると思ってるのがカワイイというか、馬鹿だよね。」と。


そんなMについてですが、今も華とメールしてます。
メールの内容は華が見せてくれますし、下ネタトークになったら、華のドMスイッチが入るようで、いろいろ過激なメールが繰り広げられていますが、
それを見ている僕の隣で、
「ここでオナニーしちゃった」
とか報告されたりしてます。

総合すると、今になって初めて余裕が出てきた感じです。

今は華の仕事が忙しい時期なので無理ですが
落ち着いたらまたMとプレイしちゃおっかって話も出ています。

でも、もうMに取られる心配とかしなくていいと思います。
こうなったら、いい意味で潤滑油として利用できればなと。


振り返ると自分の高校時代のころから遡ったので
自叙伝を書ききったような気分です。

まあまだこれから先まだまだ長いですし、同じような失敗とかもするかもですが、今回みたいに何とかなっていくんだろうなって感じがしてます。

お付き合いいただいてありがとうございました。

将来、Mとのプレイがまた実現して、気が向いたら書くかもしれませんが、その時はごひいきに。

では。

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