M嬢だった私の半生【体験談】
基本M、時々事務所の都合でS
スペック:33歳
身長:163cm
体重:46kg
SMやってたのは8年くらい前です。
当時、私はある総合病院の事務をしていました。
色々な事情から、精神科にかかっていて、よく自殺未遂繰り返してました。
ある日、行き詰って何度目かのリスカした。
その時出会った医者が超ドSだった。
リスカして、運悪く?自分の勤め先の病院に救急車で搬送されてしまった。
夜中だったので、取り敢えず救急処置
若い整形外科の先生が傷口を縫合してくれた。
その時は思いっきり3本切ったから、傷跡がひどくて形成外科の先生を紹介された。
それまで形成外科の先生とは話したことがなかった。
なぜなら彼は2週間に一度くるアルバイト先生だったから。
で、その先生をN先生とします。
整形外科の先生の紹介で初めて受診したとき
「この傷、どうしたの?」と聞かれた。
バカかと思った。
で、診察してもらった。
まず結果3本あるうちの2本を1本にして縫い目?が目立たなくるようにする手術をすることに決まった。
さっきも言ったように、その先生は2週に一度しかこないから手術日は1ヶ月半くらい後だった。
診察を受けた後、たまたま廊下で会って、世間話をした。
N先生はポルシェに乗っていて、車が好きだった私は今度一度乗せてくださいね~
なんてのん気な事言ってた。
N先生は、以外にも
「じゃ、いつにする?よかったら今日でもいいけどw」
なんて言うから、思わず「是非お願いします」と答えていた。
その時は、それが私の運命を変える事になるとは思っていなかった。
その日仕事が終わったあと、近くでN先生と待ち合わせ、ポルシェに乗せてもらった。
先生に「どこか行きたいところある?」と聞かれたから、どこでも♪と答えたら恵比寿ガーデンプレイスにつれて行ってくれた。
散々のんで、ホントすごく酔っ払ったw
もう終電もなくNが車で送って行くよと言うのでお言葉に甘える事にした。
が・・・
N「よかったら家に寄っていかない?」
ときた
Nの家は二子玉のいわゆる億ションみたいなマンション。
部屋に案内され、また少し飲んだ。
お決まりのようだけど、しばらくしたらお姫様抱っこされてベッドへ
ベッドに行ってすぐすごく真剣な眼差しで
N「・・・可愛がってあげるから、何でも言う通りにしなさい」
私「・・・(?_?)・・・・はい」
それまではSMなんて聞いた事はあったけど、関係のない世界だと思っていた。
たぶんその時はよく意味がわかっていないまま返事をしていたと思う。
その時何をされたのか正直あまり覚えておらんw
たぶん、たいした事はされなかったんだと思う。
記憶に残っていないくらいだからねw
・・・というより、その後に起こったことの方がインパクト強すぎて、初日の記憶が薄れてしまったんだと思う。
実はその時、運よく?GWだった=翌日も休み。
朝、二日酔いで目が覚めた。
N「シャワー浴びる?・・・女性ものの化粧品とかあるけど気にしないでね。
ねーちゃん達がよく泊まりにくるから置いてあるだけだから」
私「・・・はい・・・」
・・・ウソつけ~~!!ねーちゃんじゃねーだろ!
とにかく、N先生はケコーンしてた訳だ。
奥さんはtv局関係の仕事とか言ってた。
それでも、当時はまっいっかくらいにしか考えていなかった。
その後、N先生がくるたびに会う事になった。
3ヶ月くらい経ったと思う。
当時、仕事やらNの事やらで、私の精神状態は悪化してしまい、かなりひどいODしてしまった。
(精神科の)主治医に入院しろと言われたがイヤだったので取り敢えず3ヶ月仕事を休んで自宅療養をする事になった。
主治医には「自立神経失調症」名目で診断書を書いてもらい会社に提出した。
Nにその事を伝えた。
N「・・・そっか、じゃどうせ休むなら○○(私)家にくればいいじゃん」
私「・・・?・・・うん」
Nは自宅は二子玉だったけど、医局の命令?で郡山のの病院に勤務していたので、私は急いで荷物をまとめてその日のうちにNの車に乗って郡山のマンションに引越し?た。
そこでの生活が地獄だった。
色々と辛い事があった。
一般生活面では、私はずっと東京生まれ東京育ちだったから、友達も知り合いもいない地方での生活が淋しくもあったわけだが、Nとの夜が何よりも怖かった。
N先生は、よく覚えていないが「危ない本」とか言うタイトルの内容に憧れているようで、病院から器具?を持ってきて私の体で実践しようとしていた。
まず初めは、ピ・ア・スでした。
ピアスって言うと、な~んだって感じかもしれんが、実際にチク~ビやらクリやらにバシバシされるのは本当に痛かった。
知ってるだろうが、ピアスをつける時って先は針みたいになっているのであけるから、まんまんにいくつも付けられると、し○こした後ふけないんだよ。
あとマンションのドアの外、つまり廊下(共有スペース)に全裸で締め出されて
「私のまんまんにはピアスが○個ついています、先があったって痛いですが誰か犯してください」とか言わされた。
そんな日々が1ヶ月半くらい続いた後、ついに私は壊れた。
まあ、もともと壊れてはいたんだが
そんなわけで、知り合いに電話をして迎えに来てもらい東京へ帰ってきた。
で、即入院になった。
こんな事言うとおかしいが、それでも当時はNが私のご主人様だと信じていたし、愛情?もあったと思う。
東京に戻ってから入院したけど、Nからの手紙を心待ちにしていた。
入院先の病院は所謂閉鎖病棟だった。
いろんな人達がいた。
今では良い人生勉強になったと思っているが、当時はわけがわからなかったよ。
突然叫び始める人やずっとブツブツ言ってる人や、本当に危ない人もけっこういた。
当然だが、入院生活にも入浴はつきものだ。
乳首やまんまんにピアスつきの私は初め風呂に入れなかった。
担当の医者に問い詰められて、ピアスのこと、Nにされたことを話した。
風呂に入れないのはやっぱり辛いからな。
話しているうちに涙がでてきて止まらなくなった。
ひとしきり泣いた後に医者(男)が
「もしよかったら見せてくれませんか?化膿しているといけないので」
と言った。
風呂に入りたいし、やっぱり痛いのはつらかったから医者に診せた。
但し、看護婦さんも一緒にな
医「あーこれは・・・自分で取れないの?」
私「やってみたけど痛くて無理でした」
医「アカが溜まっちゃってるよ、このままじゃ化膿しちゃうから消毒だけでもする?」
私「・・・自分でしたいので消毒液ください」
医「わかりました。でも取らないと。専門が何になるのか僕にもよくわからないけど皮膚科とかに行って取ってもらう?」
私「・・・もう少し考えてみます」
それから、何かがふっきれた気がする。
消毒液をもらってトイレに駆け込みピアスはずしに取り掛かった。
まんまんは気合で割とすぐに取れたけど、クリとア○ルは無理だった。
(T_T)
結局、クリ&ア○ルのピアスは看護婦さんに取ってもらった。
処置室で両足広げてウンウン言いながら取ってもらってる姿は、今考えるとけっこう笑えるかもしれないw
その後、仕事もあるので2ヶ月くらいで退院して復職した。
Nとはたまに廊下などですれ違う事があったが、つとめて普通にしていたつもり。
内心、心臓がバクバクしてたけど。
通常の生活に戻ってしばらく普通に過ごしていた。
・・・が、何かがおかしい
何かが足りない気がする。
・・・そう、刺激だ
ご主人様がいないのだ!
でも、Nと会うのは怖い。
どうしたらいいのかわからなくなってきた。
そこで、私なりに考えた。
そう、これをお仕事にすれば一石二鳥じゃないのか?!
と言うわけで、SMクラブの面接?に行ったww
めでたく?即採用!
私のSM嬢デビューが決まったのだ。
そうは言っても、初めは本当に緊張したよ。
初めてのお客さんはあっけないくらい優しかった。
・・・Nと比べての話だがw
初めてのお仕事は初日であんまりお道具も持っていなかったので
(事務所にあったしょぼいローターとロープくらいしか持たされなかった)
スパンキング・軽い縛り・言葉責めくらいでした。
なんだか拍子抜けするくらい、お客さんが優しくてビックリしたよw
少し慣れてきてから自分で色々とお道具を揃えました。
具体的には、馬鞭、バ○ブ、ろうそく、浣腸器、ロープetc・・・
段々と指名のお客さんも増えた。
忙しいときには、病院のお仕事が終わってから事務所へ直行して7時くらいから12時過ぎまでびっちり。
そんなある日、今まで他の女の子についていた常連さんが、私を指名してきた。
と言うか、その娘がたまたまお休みだったからなんだけどw
その人は、お店がオープンして依頼のお得意さんで、オーナーいわく「ホントにいいお客さんさだよ♪きっとまたリピしてくれるから頑張ってね~」
で、いつものとおりお客さん(Tとします)が先に行ってるホテルの部屋へドアをノックして入ってみると
なんと。。。私好みのお顔立ち!! oh・・・
Tは、典型的なSM慣れしてるお客さんでした。
プレイは、縛り・言葉責め・AFがメイン
あ、あとおし○こプレイも好きでした。
初めてとは思えない、何かを感じた。
何かとは上手く言えないけど、他のお客さんとは違う何かを感じた。
で、よくあるパターン
T「よかったらこれから食事でもどう?」
私「・・・はい(喜んでー←心の声)」
時間も遅かったので、とりあえず一度事務所に戻ってから待ち合わせて近くのラーメン屋さんへ
って、ラーメンかよ!寿司じゃないのか?
なーんて思っちゃった私バカ?
ラーメン屋さんでの会話
T「実は今日会社の後輩に相談された事があるんだけど、聞いてくれる?」
私「もちろん!どんな事ですか?」
T「後輩、遠距離恋愛してるんだけど、浮気しちゃって彼女にばれちゃったんだって、どうしたらいいでしょう?って言われたんだけどさーどう思う?」
私「(そんなん知るか)ん~難しい問題ですね・・・彼女さんにきちんと謝るしかないんじゃないでしょうか?」
T「やっぱ、そーだよね。あなただったら許す?」
私「詳しい状況がわからないのでなんとも言えませんが・・・」
まっ、そんな相談されても正直、なんのこっちゃって感じでしたが、その後も何度か指名してもらっているうちに、色々と話すようになった。
すごく真剣に私の事を考えてくれていて、プレイの時意外は本当に優しく接してくれた。
だんだん、気持ちがTに傾いて行くのが少し怖かった。
そして、Tとプライベートで会う約束をした。
初めはゴルフを教えてもらう名目で一緒に打ちっぱなしに行ったりした。
数ヵ月後のGWに北海道へ旅行へ行く計画もした。
こんな私でも、もしかしたら幸せになれるかもしれないと思う反面、この人も所詮はお客さん、きっとすぐに飽きられてしまうのだろう。
そんな相反した気持ちで不安になる事も多かった。
そんなある日、忘れかけていたNから突然の連絡がきた。
もう二度と会うつもりもなかったけど、以前のご主人様口調で言われると私は断れなかった・・・
会うのが怖くて、頭の中が混乱してしまった。
言われるがまま、渋谷で待ち合わせをした。
Nは医局から席を抜き、雇われだけど小さなクリニックの院長になると言った。
そこまでは、まだよかった。
Nは私がSM嬢として働いていることを知って、
突然「金、貸してくれないか?」と言ってきた。
「まだピアスは付いているんだろうなwご主人様の命令だぞ、金くらい用意できるよな」
その時点で、私の中でNへの気持ちが憎しみへと変わった。
憎しみと言うより、悲しみのほうが強かったが
それまでは逆らえなかったが、その時はハッキリ言えた。
「ごめんなさい、もう他にご主人様がいるので貴方には今後お会いできません」
喫茶店を飛び出して走った。
駅に着いてから、すぐにTへ電話した。
無性に声が聞きたかった。
Tに電話して声を聞いたら、涙が溢れてきて言葉がでなくなってしまった。
何か私がトラブルに巻き込まれたと思ったのか、仕事中なのに急いで駆けつけてきてくれた。
私は、今までの事を全てTに打ち明けた。
泣きながらだったから、上手く説明できなかったけど、それでもTは辛抱強く聞いてくれた。
もし、しつこく言ってくるようなら弁護士を紹介してあげるからとも言ってくれた。
その後、Tは私が店を辞められるようにオーナーに掛け合ってくれた。
私が辞めたいと思ったと言うよりTが辞めて欲しかったらしい。
私が他のお客さんといるのを想像してしまって辛かったそうだ。
オーナーとの話し合いの場には同席させてもらえなかった。
後で聞いたところによるとかなり揉めたらしい。
とにかくTのおかげで私は風俗から足を洗えたわけだ。
その後の話は、みんなにはあまり面白くないと思う。
個人的にTと付き合うようになってからも、私の精神状態は不安定な時期が続いたが、Tが常に支えていてくれたおかげで、今は普通にOLやってる。
Tとはもう8年の付き合いになるが、いまだに私が落ち込むと必ず言ってくれる言葉がある。
それは
「おじいちゃんとおばあちゃんになっても仲良くお茶を飲むんだよ。
だから今が多少辛くても、前向きに頑張って。約束だから、絶対に俺より先に死んだりしちゃダメだからね。
俺はどんなときでも○○(私)の側にいるよ」
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色々な事情から、精神科にかかっていて、よく自殺未遂繰り返してました。
ある日、行き詰って何度目かのリスカした。
その時出会った医者が超ドSだった。
リスカして、運悪く?自分の勤め先の病院に救急車で搬送されてしまった。
夜中だったので、取り敢えず救急処置
若い整形外科の先生が傷口を縫合してくれた。
その時は思いっきり3本切ったから、傷跡がひどくて形成外科の先生を紹介された。
それまで形成外科の先生とは話したことがなかった。
なぜなら彼は2週間に一度くるアルバイト先生だったから。
で、その先生をN先生とします。
整形外科の先生の紹介で初めて受診したとき
「この傷、どうしたの?」と聞かれた。
バカかと思った。
で、診察してもらった。
まず結果3本あるうちの2本を1本にして縫い目?が目立たなくるようにする手術をすることに決まった。
さっきも言ったように、その先生は2週に一度しかこないから手術日は1ヶ月半くらい後だった。
診察を受けた後、たまたま廊下で会って、世間話をした。
N先生はポルシェに乗っていて、車が好きだった私は今度一度乗せてくださいね~
なんてのん気な事言ってた。
N先生は、以外にも
「じゃ、いつにする?よかったら今日でもいいけどw」
なんて言うから、思わず「是非お願いします」と答えていた。
その時は、それが私の運命を変える事になるとは思っていなかった。
その日仕事が終わったあと、近くでN先生と待ち合わせ、ポルシェに乗せてもらった。
先生に「どこか行きたいところある?」と聞かれたから、どこでも♪と答えたら恵比寿ガーデンプレイスにつれて行ってくれた。
散々のんで、ホントすごく酔っ払ったw
もう終電もなくNが車で送って行くよと言うのでお言葉に甘える事にした。
が・・・
N「よかったら家に寄っていかない?」
ときた
Nの家は二子玉のいわゆる億ションみたいなマンション。
部屋に案内され、また少し飲んだ。
お決まりのようだけど、しばらくしたらお姫様抱っこされてベッドへ
ベッドに行ってすぐすごく真剣な眼差しで
N「・・・可愛がってあげるから、何でも言う通りにしなさい」
私「・・・(?_?)・・・・はい」
それまではSMなんて聞いた事はあったけど、関係のない世界だと思っていた。
たぶんその時はよく意味がわかっていないまま返事をしていたと思う。
その時何をされたのか正直あまり覚えておらんw
たぶん、たいした事はされなかったんだと思う。
記憶に残っていないくらいだからねw
・・・というより、その後に起こったことの方がインパクト強すぎて、初日の記憶が薄れてしまったんだと思う。
実はその時、運よく?GWだった=翌日も休み。
朝、二日酔いで目が覚めた。
N「シャワー浴びる?・・・女性ものの化粧品とかあるけど気にしないでね。
ねーちゃん達がよく泊まりにくるから置いてあるだけだから」
私「・・・はい・・・」
・・・ウソつけ~~!!ねーちゃんじゃねーだろ!
とにかく、N先生はケコーンしてた訳だ。
奥さんはtv局関係の仕事とか言ってた。
それでも、当時はまっいっかくらいにしか考えていなかった。
その後、N先生がくるたびに会う事になった。
3ヶ月くらい経ったと思う。
当時、仕事やらNの事やらで、私の精神状態は悪化してしまい、かなりひどいODしてしまった。
(精神科の)主治医に入院しろと言われたがイヤだったので取り敢えず3ヶ月仕事を休んで自宅療養をする事になった。
主治医には「自立神経失調症」名目で診断書を書いてもらい会社に提出した。
Nにその事を伝えた。
N「・・・そっか、じゃどうせ休むなら○○(私)家にくればいいじゃん」
私「・・・?・・・うん」
Nは自宅は二子玉だったけど、医局の命令?で郡山のの病院に勤務していたので、私は急いで荷物をまとめてその日のうちにNの車に乗って郡山のマンションに引越し?た。
そこでの生活が地獄だった。
色々と辛い事があった。
一般生活面では、私はずっと東京生まれ東京育ちだったから、友達も知り合いもいない地方での生活が淋しくもあったわけだが、Nとの夜が何よりも怖かった。
N先生は、よく覚えていないが「危ない本」とか言うタイトルの内容に憧れているようで、病院から器具?を持ってきて私の体で実践しようとしていた。
まず初めは、ピ・ア・スでした。
ピアスって言うと、な~んだって感じかもしれんが、実際にチク~ビやらクリやらにバシバシされるのは本当に痛かった。
知ってるだろうが、ピアスをつける時って先は針みたいになっているのであけるから、まんまんにいくつも付けられると、し○こした後ふけないんだよ。
あとマンションのドアの外、つまり廊下(共有スペース)に全裸で締め出されて
「私のまんまんにはピアスが○個ついています、先があったって痛いですが誰か犯してください」とか言わされた。
そんな日々が1ヶ月半くらい続いた後、ついに私は壊れた。
まあ、もともと壊れてはいたんだが
そんなわけで、知り合いに電話をして迎えに来てもらい東京へ帰ってきた。
で、即入院になった。
こんな事言うとおかしいが、それでも当時はNが私のご主人様だと信じていたし、愛情?もあったと思う。
東京に戻ってから入院したけど、Nからの手紙を心待ちにしていた。
入院先の病院は所謂閉鎖病棟だった。
いろんな人達がいた。
今では良い人生勉強になったと思っているが、当時はわけがわからなかったよ。
突然叫び始める人やずっとブツブツ言ってる人や、本当に危ない人もけっこういた。
当然だが、入院生活にも入浴はつきものだ。
乳首やまんまんにピアスつきの私は初め風呂に入れなかった。
担当の医者に問い詰められて、ピアスのこと、Nにされたことを話した。
風呂に入れないのはやっぱり辛いからな。
話しているうちに涙がでてきて止まらなくなった。
ひとしきり泣いた後に医者(男)が
「もしよかったら見せてくれませんか?化膿しているといけないので」
と言った。
風呂に入りたいし、やっぱり痛いのはつらかったから医者に診せた。
但し、看護婦さんも一緒にな
医「あーこれは・・・自分で取れないの?」
私「やってみたけど痛くて無理でした」
医「アカが溜まっちゃってるよ、このままじゃ化膿しちゃうから消毒だけでもする?」
私「・・・自分でしたいので消毒液ください」
医「わかりました。でも取らないと。専門が何になるのか僕にもよくわからないけど皮膚科とかに行って取ってもらう?」
私「・・・もう少し考えてみます」
それから、何かがふっきれた気がする。
消毒液をもらってトイレに駆け込みピアスはずしに取り掛かった。
まんまんは気合で割とすぐに取れたけど、クリとア○ルは無理だった。
(T_T)
結局、クリ&ア○ルのピアスは看護婦さんに取ってもらった。
処置室で両足広げてウンウン言いながら取ってもらってる姿は、今考えるとけっこう笑えるかもしれないw
その後、仕事もあるので2ヶ月くらいで退院して復職した。
Nとはたまに廊下などですれ違う事があったが、つとめて普通にしていたつもり。
内心、心臓がバクバクしてたけど。
通常の生活に戻ってしばらく普通に過ごしていた。
・・・が、何かがおかしい
何かが足りない気がする。
・・・そう、刺激だ
ご主人様がいないのだ!
でも、Nと会うのは怖い。
どうしたらいいのかわからなくなってきた。
そこで、私なりに考えた。
そう、これをお仕事にすれば一石二鳥じゃないのか?!
と言うわけで、SMクラブの面接?に行ったww
めでたく?即採用!
私のSM嬢デビューが決まったのだ。
そうは言っても、初めは本当に緊張したよ。
初めてのお客さんはあっけないくらい優しかった。
・・・Nと比べての話だがw
初めてのお仕事は初日であんまりお道具も持っていなかったので
(事務所にあったしょぼいローターとロープくらいしか持たされなかった)
スパンキング・軽い縛り・言葉責めくらいでした。
なんだか拍子抜けするくらい、お客さんが優しくてビックリしたよw
少し慣れてきてから自分で色々とお道具を揃えました。
具体的には、馬鞭、バ○ブ、ろうそく、浣腸器、ロープetc・・・
段々と指名のお客さんも増えた。
忙しいときには、病院のお仕事が終わってから事務所へ直行して7時くらいから12時過ぎまでびっちり。
そんなある日、今まで他の女の子についていた常連さんが、私を指名してきた。
と言うか、その娘がたまたまお休みだったからなんだけどw
その人は、お店がオープンして依頼のお得意さんで、オーナーいわく「ホントにいいお客さんさだよ♪きっとまたリピしてくれるから頑張ってね~」
で、いつものとおりお客さん(Tとします)が先に行ってるホテルの部屋へドアをノックして入ってみると
なんと。。。私好みのお顔立ち!! oh・・・
Tは、典型的なSM慣れしてるお客さんでした。
プレイは、縛り・言葉責め・AFがメイン
あ、あとおし○こプレイも好きでした。
初めてとは思えない、何かを感じた。
何かとは上手く言えないけど、他のお客さんとは違う何かを感じた。
で、よくあるパターン
T「よかったらこれから食事でもどう?」
私「・・・はい(喜んでー←心の声)」
時間も遅かったので、とりあえず一度事務所に戻ってから待ち合わせて近くのラーメン屋さんへ
って、ラーメンかよ!寿司じゃないのか?
なーんて思っちゃった私バカ?
ラーメン屋さんでの会話
T「実は今日会社の後輩に相談された事があるんだけど、聞いてくれる?」
私「もちろん!どんな事ですか?」
T「後輩、遠距離恋愛してるんだけど、浮気しちゃって彼女にばれちゃったんだって、どうしたらいいでしょう?って言われたんだけどさーどう思う?」
私「(そんなん知るか)ん~難しい問題ですね・・・彼女さんにきちんと謝るしかないんじゃないでしょうか?」
T「やっぱ、そーだよね。あなただったら許す?」
私「詳しい状況がわからないのでなんとも言えませんが・・・」
まっ、そんな相談されても正直、なんのこっちゃって感じでしたが、その後も何度か指名してもらっているうちに、色々と話すようになった。
すごく真剣に私の事を考えてくれていて、プレイの時意外は本当に優しく接してくれた。
だんだん、気持ちがTに傾いて行くのが少し怖かった。
そして、Tとプライベートで会う約束をした。
初めはゴルフを教えてもらう名目で一緒に打ちっぱなしに行ったりした。
数ヵ月後のGWに北海道へ旅行へ行く計画もした。
こんな私でも、もしかしたら幸せになれるかもしれないと思う反面、この人も所詮はお客さん、きっとすぐに飽きられてしまうのだろう。
そんな相反した気持ちで不安になる事も多かった。
そんなある日、忘れかけていたNから突然の連絡がきた。
もう二度と会うつもりもなかったけど、以前のご主人様口調で言われると私は断れなかった・・・
会うのが怖くて、頭の中が混乱してしまった。
言われるがまま、渋谷で待ち合わせをした。
Nは医局から席を抜き、雇われだけど小さなクリニックの院長になると言った。
そこまでは、まだよかった。
Nは私がSM嬢として働いていることを知って、
突然「金、貸してくれないか?」と言ってきた。
「まだピアスは付いているんだろうなwご主人様の命令だぞ、金くらい用意できるよな」
その時点で、私の中でNへの気持ちが憎しみへと変わった。
憎しみと言うより、悲しみのほうが強かったが
それまでは逆らえなかったが、その時はハッキリ言えた。
「ごめんなさい、もう他にご主人様がいるので貴方には今後お会いできません」
喫茶店を飛び出して走った。
駅に着いてから、すぐにTへ電話した。
無性に声が聞きたかった。
Tに電話して声を聞いたら、涙が溢れてきて言葉がでなくなってしまった。
何か私がトラブルに巻き込まれたと思ったのか、仕事中なのに急いで駆けつけてきてくれた。
私は、今までの事を全てTに打ち明けた。
泣きながらだったから、上手く説明できなかったけど、それでもTは辛抱強く聞いてくれた。
もし、しつこく言ってくるようなら弁護士を紹介してあげるからとも言ってくれた。
その後、Tは私が店を辞められるようにオーナーに掛け合ってくれた。
私が辞めたいと思ったと言うよりTが辞めて欲しかったらしい。
私が他のお客さんといるのを想像してしまって辛かったそうだ。
オーナーとの話し合いの場には同席させてもらえなかった。
後で聞いたところによるとかなり揉めたらしい。
とにかくTのおかげで私は風俗から足を洗えたわけだ。
その後の話は、みんなにはあまり面白くないと思う。
個人的にTと付き合うようになってからも、私の精神状態は不安定な時期が続いたが、Tが常に支えていてくれたおかげで、今は普通にOLやってる。
Tとはもう8年の付き合いになるが、いまだに私が落ち込むと必ず言ってくれる言葉がある。
それは
「おじいちゃんとおばあちゃんになっても仲良くお茶を飲むんだよ。
だから今が多少辛くても、前向きに頑張って。約束だから、絶対に俺より先に死んだりしちゃダメだからね。
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