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職場のチャラ男にクンニされてイッた話 1【エッチ体験談】

以前勤めていた職場での話なんですが、飲み会がありました。
でも私、お酒弱いから飲み会に行ってもほとんど飲まないんです。

その時の飲み会は、バイトさんか派遣さんの送別会か何かで、割と早い時間に始まって、早い時間に終わったんです。
22時半とか、それくらいだったと思います。

で、みんなでバラけて帰ろうとしたら、後輩の男の子に声を掛けられました。

その男の子は私より3つくらい年下で、数ヶ月前に職場に入ってきました。
特に美形ってわけじゃないんですが、ワイルドなルックスをしてて、道でスレ違ったら女の子の目を惹くタイプです。

ケミストリーの川畑くんを、もっとスリムにしたような感じで、職場でも取引先でも女性には人気がありました。

人気ついでに、あちこちで女の子を摘み食いしてるって噂でしたけど。
私は、見るからに遊んでいる人はノーサンキューなので、特に彼には興味ありませんでした。

で、飲み会が解散になって、帰りかけたところに、その子が声を掛けてきたんです。

「先輩、この後予定あります?」

「家に帰るだけだけど・・・?」

「俺、ちょっと飲み足りないんで、付き合ってくれませんか?」




飲み会をした店は私の家からちょっと遠かったけど、徒歩圏内だったし、その日は金曜だったので、少しくらい遅くなってもいいかなって思って、気楽に「いいよー」って答えちゃったんですよねえ・・・。
これが間違いの始まり。


「でも私お酒飲めないよ?」

「ちょっと相談したい事もあるんで、適当に飲み物買って、そこの公園に行きましょうよ」

途中のコンビニで、彼は自分用に缶チューハイを、私にはお茶を買ってくれました。

(公園での立ち話なら、すぐ済むよねえ。相談って勤務シフトの事かなぁ)

なんて、気楽に考えながら、私は公園のベンチに腰を下ろしました。

「で、相談ってなに?」

「まぁまぁ、そんな焦らないで下さいよ。はい、かんぱーい」

(やっぱり何となく軽い子だなあ。んー得意じゃないかも)

でも先輩として、自分の好き嫌いを表に出すわけにはいきません。
しばらく当たり障りのない雑談みたいなのをしながら、飲み続ける彼。
3缶ほど買っていた缶チューハイは、順調に消化されていきます。

「お酒、強いんだね」

「そうでもないっすよ。もう酔ってます」

「酔うほど飲んだら相談聞けないよ?」

「いや、大丈夫っす。つうか、酔って勢いつけないと、できない相談なんで」

「よくわからないんだけど???」

「相談つうか、質問つうか・・・先輩、彼氏いるんすか?」

唐突な質問だったので、お茶吹きました。
お笑いコント並みに。

「ぶふーっ・・・君、いきなり話飛ぶねぇ」

「ははは、つうか、それが本題だったりして」

「本題って、相談の?」

「そうっすよー」

「何それ。よく分かんない」

「で、彼氏いるんすか?」

「いないけど・・・」

「ほんとっすか?」

「嘘ついても仕方ないじゃん。私モテないし」

「そんな事ないっすよー。俺、この仕事入ってから、先輩の事ずっと気になってたよ」

「先輩をからかうもんじゃありません」

「からかってないっすよー。先輩、いっつも明るくて俺いいなぁってずっと思ってたもん」

そういう事を酔っ払ってサラっという人間は信用できません。
と思ったけど、口にはしませんでした。
一応私の方が先輩だし、大人なので。

「あれー?反応冷たいなあ」

「他にどう言えばいいのよ?」

「私も気になってたのーとか言わないの?」

「ウソはつけない主義なの」

「ちぇー、つまんないなあ。ガード固いっすね」

「固いわけじゃないけど、緩くもないだけ」

「そう言うとこも気になるんだよね」

そう言うと、彼は私の隣に座って顔を覗き込んできました。
私、ほんとモテなくて、それまでに付き合った人って1人だけでした。
ただでさえ男の人の扱いに慣れてないのに、いくら気のない相手とはいえ、そこそこのルックスの人に至近距離でじっと目を見つめられたら、緊張してドキドキしてしまいます・・・。

「目逸らさないでよ」

「こんな近くでじっと見ないで」

「どうして?」

私が全部答える前に、彼は私の頬を押さえ込んでいきなりキスしてきました。

「んっ・・・」

唐突すぎてビックリしたけど、何故か拒めませんでした・・・。
彼は何秒間か軽く唇を合わせただけで、すぐに離しました。

「へへ、先輩の唇いただき」

「いきなり何すんのっ」

「キスしたかったから」

したかったから、って・・・酔った勢いなのか、それも作戦のうちなのか、オクテの私は動揺するばかりで、何が何やらパニくるばかりです。

「からかわないで」

「からかってないって。本気だよ」と言うか言わないかのタイミングで、彼がまた唇を合わせてきます。

今度は軽く吸うように。
下半身の力が抜けそうです。
全くシラフなのに、私の方が酔っ払いみたいです。
私は慌てて顔を離すと、ベンチから立ち上がりました。

「からかうのやめて」

「本気だって言ったじゃない」

彼が私を後ろから抱きしめます。
どうしよう、こういうの慣れてないのに。

「先輩、怖がらないでよ。俺の事嫌い?」

耳元で囁くように言う彼。

「嫌いとかじゃなくて・・・」

こんな展開を想像した事もなかった私は、もう、どうしていいか分かりません。

「じゃあ好き?」

「そんな・・・突然言われたって分からない」

そう言うのが精一杯でした。

「これから好きになってよ。俺が好きにさせるから」

「随分自信あるのね」

「試してみれば分かるよ」

「試すって・・・?」

「先輩、まさか処女じゃないでしょ?」

「だったらどうなの?」

「えっ、マジで?」

「違うわよ」

「なーんだ、じゃ、いいじゃん」

じゃ、いいじゃん、って・・・これが性格なのか、酔っているからなのか分かりませんが、この軽さにムカついたのは事実です。

「酔った勢いでそういう事言うの、やめてくれる?」

「だって、酔っ払うくらいしないと言えないじゃん」

「酔っ払って言われても、嬉しくないんですけど」

「じゃ、酔い覚ましてから言うから、もうちょっと待ってよ。先輩さぁ、何でそんなに固いの?もっと気楽にしなよ」

「固いのは性格なの」

「そうやって強がるところも好みなんだよね」

また耳元で囁く彼。
この時点で私は完全に彼の術中に嵌っていました。

「じゃ、もう一回キスしようよ。今日はそれで諦めるから」

私は何も答えませんでした。
彼は私を振り向かせると、ゆっくり唇を押しつけて、すっと離した・・・と思ったら、「どうしてもダメ?」と言うが早いか、猛烈なディープキス。

「これでも?」

私が口を開こうとすると、またキスで唇を塞がれます。

「先輩、お願い、しようよ」

そう言いながら、何度も繰り返しキスをする彼。

下半身どころか、全身の力が抜けてきて、立っていられなくなった私は、いつの間にか腕を彼の首に巻きつけていました。
この時点で、ほぼ私の負けです。

「もう1回だけって言ったのに・・・今日は諦めるって言ったじゃない・・・」

「キスしたら、諦められなくなっちゃった」

キスの嵐は、唇から顎、そして首に移ってきます。

「もう止めて・・・人に見られたら恥ずかしいよ」

「じゃ、人に見られないところに行こう?」

「え・・・?」

「もう電車なくなっちゃったし、先輩の家に泊めてよ」

「まだ23時半よ。終電あるわよ」

「途中まではね。でも俺んちに帰る電車がない」

「そんなの、私の責任じゃないわ」

「先輩のせいだよ」

「勝手な事言わないでよ」

「ねぇ、先輩の家に泊めてよ。いいでしょ?」

この辺りで、彼の身勝手さと軽さに先ほどのムカつきがブリ返してきました。
何てったって私、シラフですから。
そもそも、軽い男の人は好きじゃないのです。

「良いわけないでしょ。帰りなさい」

「だって、俺帰れないし、まだ酔い覚めないしさあ」

「自分で何とかすれば?じゃあね」

しばらく押し問答したあと、私は歩き始めました。

「せんぱーい、待ってよー」

「付いて来ないで」

「だってー俺、行くとこないしさ」

自転車だったら振り切れたかもしれませんが、よりによって徒歩。
結局、彼は家までついて来たのでした。

玄関の鍵を回し、無言でドアを開ける私。

「お邪魔しまーす」

何も言ってないのに、ずかずか上がってくる彼。
ここまで来たら仕方ありません。

「とりあえず屋根は提供するけど、始発が動く時間には帰ってよ」

「はいはい、おっかない顔しないで飲み直そうよ」

「私お酒飲まないからストックないけど?」

「飲むのは酒じゃないよ」

「えっ?」

「先輩の、俺に飲ませてよ・・・」

そう言って、いきなり私を抱きすくめる彼。

「いつもそうやって女の子口説くの?」

「人聞き悪い事言わないでよ」

「酔っ払いにしては慣れ過ぎてる」

「不慣れよりいいじゃん?」とか何とか言いながら、ベッドに倒れ込みます。

「何すんのよ」

「何って決まってんじゃん」

「始発までは居てもいいって言ったけど、あなたと寝るとは言ってないわよ」

「何言ってんのー。今やらないで、いつやるんだよ」

「知らない」

「先輩、ノリ悪いねえ」

「文句言うなら帰って」

「はいはい、分かりましたよ」

彼は意外とあっけなく引き下がりました。

「じゃ俺はこれで」

「えっ?」

「機嫌悪くさせたみたいだし、俺帰るわ」

「でも電車なくて帰れないんでしょ?」

「適当に朝まで時間潰すから。じゃね」

彼は勝手に押しかけてきて、勝手に帰っていきました・・・。

なんなの?なんなの?
つくづく勝手な奴。
まーいいや、帰ってくれたなら。
あーもーなんだったのよ。
だから酔っ払いって嫌い。
さっさとお風呂入って寝よ。

<続く>

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職場・取引先など | 【2018-03-25(Sun) 22:10:16】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]
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