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男友達と一線を越えてしまった夜のこと 2【エッチ体験談】

ハルキの表情が読めない。
頬に触れていた彼の手がほのかに温かった。
頬をふにふにと突っついてくる。
もう、いいや。
私の中で何かが切れた。

「こっちのほうが柔らかいよ」

彼の手を掴み、自分の胸元へ寄せる。
手の温度が服越しに伝わってきた。
けれど、そのまま上に滑らされ両頬を掌で包み込まれた。

「顔あげて」

言われるがままにすると、唇が重なり、今度は舌が入ってくる。
さっきよりも深いキスのあと、彼の片手が服の下を這う感触に思わず吐息が漏れてしまった。

なるべく平然を装うとしても、お構いなしに胸を弄られ乳首を弄ばれるたびに身体が反応してしまう。

いつの間にかシャツのボタンも下着のホックも外され、胸が露わになっていた。
向こうは着衣のままなのに、私だけが乱れた姿を晒していることに恥ずかしくなる。
視線を感じても目を合わせられなかった。
私の腕を掴むと、彼が胸に顔を埋めてくる。




「・・・んっ」

唇が乳首に触れたと思うと、舌先で好きに弄ばれた。

「そこ、だめ・・・」

もう片方の乳首が彼の指先で転がされる。
止めたくても腕が動かない。

「ちゃんとあるじゃん」

ハルキが確かめるように胸にほぐしながら、私の表情を窺っていた。

「・・・これでも一応Cはあるんだよ」

「彼氏に揉まれて成長でもした?」

なんでそこで元カレの話するの?
あの人の元彼女がFカップだったとかよく聞かされたことがあったから胸に自信なんてなくなっただけだった。

「もっと見せて」

そう言われると明るい照明が気恥ずかしくなり、彼の手を引いて隣の寝室へ向かう。
ベッドに腰掛けるや否や、シャツを脱がされ腋を責められた。
思わずくすぐったさに身をよじる。
スカートの上部に手がかかったとき、ハルキの手首を掴んだ。

「私だけ脱いでばかりやだ」

私の言葉を聞いて、シャツを脱ぎ捨てた彼を見ると、自分で言っておきながら今さら気まずい気持ちになった。
広い肩や厚い胸板が視界に入る。
こちらの戸惑いなど気にする素振りもなく、捲りあげられたスカートの下に彼の手が伸びてくる。

湿った隙間を指が滑っていく感触に耐えていると、「・・・すごい」と呟きが聞こえる。
脚に力を込めて閉じようとするも、あっという間にショーツが引き下ろされた。
脚を開かれ、内腿に彼の唇が辿っていく。
差し入れられた指に焦らされ、内腿と上半身に刺激が伝わる。

探り当てられ、掻き回されるたびに、ふいに仰け反りそうになる。
するりと動く指に弄ばれるままになっていると、「こんなにスムーズですけど」と顔を覗き込んできた彼の表情が綻んでいるのがわかった。
自分でもわかっていた恥ずかしい状況に返す言葉がない。


「うー・・・」

声をあげそうになりながら何とか口を塞ぐも、吐息が漏れてしまう。
目を開けてしまうと、見下ろしている彼と目が合った。
やっぱり恥ずかしくて目を伏せるしかない。
押し広げたままそこへ顔を埋められてしまうと、もう耐えられる気がしなかった。

「だめ、シャワー浴びてない・・・」

制止しようとしたものの、柔らかな唇が当てられ動かされると力が抜けていってしまった。
吸いつくように這い、貪られるような感覚にそれだけで火照りを覚える。

「・・・あっ・・・ぃやっ・・・」

押しのけるつもりが膣が反応してしまい、それどころではない。
彼の腕に手をかけ掴んでしまった。
最後にまた声があがりそうになったのを唇を噛み締めて堪えたあと、横たわっていたらハルキの顔がすぐ傍にあった。

「大丈夫?」

こっちを真っ直ぐに見つめながら聞かれ、思わず首を縦に振った。
顔が熱い。
捲りあげられていたスカートを脱いだあと、同じように一糸まとわぬ姿になった彼に身体を寄せられる。

「いい?」とたずねる彼の頬にキスをすると、ベッドから立ち上がったハルキがすぐに居間から戻ってきた。
ベッドに座り込んでいた私に触れる。
ゴムを付けていた彼を見やると、目が合った。

「・・・いつも持ってるの?」

「非常用」

非常用って、他の女の子?

「女の子と会う時の非常用常備?」

「ん、生のほうが好き?」

駄目だ、会話が噛み合わない。

「そうじゃない」と言った私に手を伸ばしてきたと思うと髪をくしゃくしゃと触ってきた。

後ろに倒されたあと、彼の唇が耳元に触れる。
慣れない感触に顔を背けても、頬へと唇へと這ってくる。
彼の首に手をまわしてしがみつくと、全身に心地いい重みがのし掛かってきた。

ハルキの身体が熱いのか、私が火照ってるのか。
大きな温かい身体に包まれているだけで安らかな気持ちになってしまう。

だけど同時にこんな姿で抱き合っていることが、つい少し前までの彼と過ごしていた自分とひどく遠く別次元に思えて切なくなった。
気持ちが矛盾していて、どうしたらいいのかわからない。

「エミ、可愛い」

そう囁かれたと思うと、身体を起こした彼にゆっくりと脚を押しひろげられた。
熱を帯びたものが宛てがわれたあと、彼が私の中に入ってくる。

「んっ・・・」

少し進められただけで、麻痺したように鼓動が波打ってしまう。
自分の身体がいつもと違うようだった。

「痛くない?」と聞かれても、声にならない。
少しの一呼吸のあと、思わず、「奥まで、・・・来て」と自ら彼を呼び入れてしまった。

「ん?」と声が聞こえたかと思うと、腰を抱えられ腿を抑え込まれる。
彼の腰が振動するたびに襞が密着感でいっぱいになっていく。

さっきまでそそり立っていた彼のモノが、私の膣奥を次第に押し上げた。
時折、堪えていたものが抑えられずに喘ぎ声に変わってしまう。
微かな呻きに気をとられて目を開けると、見下ろしていたハルキの表情が少し苦しげに見える。

奥を突かれるたびに、淫らな音と乱れていく呼吸が重なる。
寄せられた身体に小刻みに彼の腰が打ちつけられ、角度が変わるたびに身を捩ってしまう。

「あっ・・・やぁ」

口を塞いで声を静めようとする私を見越してか、手を力強く押さえてくる。
その力に適わずシーツを掴んで耐えた。
両足で彼の腰を挟み込むと、そのまま腰を止めることなく勢いよく突き上げられる。
見たことのない彼の荒い息遣いを間近で耳にすると、余計に気持ちが高ぶってしまい、次第に声を抑えようとする余裕もなくなってしまった。

「ゃっ・・・だめっ!」

胸を責められたあと激しく腰を打ちつけられ、一気に突かれると奥底で痺れるような感覚に陥る。

「ああっ、あっ・・・!」

息が止まるような浮遊感が漂うと、腰の弾みとともに全身に行き渡るような快感の波が押し寄せた。
間髪を入れずに彼の振り立てていた腰の動きが大きく揺れたあと、また同じ感覚に包まれる。

おかしくなってしまう、と思った。
視界がぼやけてくる。
声にならないまま息をあげると、身を委ねた彼が倒れこんできた。
呼吸を整えるようにシーツに身体を押し付けると、膣が痺れているのがわかった。

ふと薄暗い部屋の中で、肌寒さと陽ざしを感じて身体を起こした翌朝。
ぼんやりと部屋を見渡すと、横でハルキが寝息を立てていた。

しばらくの間、無の状態を過ごし、シャワーを浴びた。
頭がぼーっとして、気が付くとボトルのノズルを何度も押してしまっていた。
少し気を緩めてしまうとハルキの顔が浮かんでくる。

お湯でもこの時期の朝浴びは寒かった。
早く出たいのか遅く出ようとしているのか自分でもわからない。
それでも私は平静を装い着替えた。
起きていたハルキと普通に話し、彼が帰るまでいつものように接する。


けれど彼がその日帰ってから、自分から一度も連絡は出来なかった。
ハルキが何を思ってああしたのか、本当は気になっていた。
それを別に問い詰めたいわけではない。
ただのその場の雰囲気や、一回きりも考えられるし、別に私でなくても出来ただろうと思った。

だけどその後、一人で部屋を片付けていると、急に悲しさがこみ上げた。
気持ちがなくたって、できる人はいる。

私は一度だって、恋人とは別の、付き合ってもいない人と寝たことなどなかった。
部屋に交際している人以外の男性をあげたのもハルキぐらいしかいない。
友達でいれば気楽なのに、どうして私はあんなことしたのか。
寂しかったからだろうか。
なんでこんな不安定な気持ちなるのか・・・。
あの日に振られてから、女としての自信がなくなってしまったからだろうか。
友達に戻ればいい、普通に接すればいい・・・。
そう思うのに、あの夜以降は連絡が出来なかった。


あの日のことは忘れよう、となったら本当に戻れるんだろうか。
ハルキが疎遠になったらどうしよう、寂しいと思ってしまう自分がいた。
寂しさを埋めるために彼の誘いに乗って、勝手に虚しくなって、バカみたいだな私。
なんで今、落ち込んでるんだろう。

その翌週、ハルキから出掛けないかと誘いの連絡が来た。
言いたいことはあったのにいつも通り、その場ではふたつ返事をしてしまった。

彼との約束の当日に会話が途切れたとき。
元カレと別れてから色々と連絡してしまって、ごめんと謝った。
遊びにつき合わしては、あなたの優しさに甘えていたと。
反省していること、でもとても救われていたということも伝えた。

ハルキは、謝る必要はないと私に言った。
そして、「エミが落ち込んでるのをわかっていて、あわよくばと思っていた俺の方が最低だった」と。

「そのことなんだけど・・・」と切り出そうとしたとき、彼が続けた。

私の家に誘われたときに葛藤していたということ。
そして・・・。

「エミがあの職場をやめたのは、彼氏と結婚するからだと思った」
「でも違うと知って、遊びに誘うようになったのも元はと言えば自分のほう」
「元気になってくれるなら、前みたいによく笑ってくれたらそれが嬉しかった」

いつも調子のいいことを言っていた彼に、静かにぽつりと言われ、ただ聞いていた。

「抑えられなかった俺がだめだから怒って」と言う彼に、「でもあなただから幸せだった」と答えたとき、どこか薄赤い顔をしている彼を見ると、私ももう自分の気持ちに整理がついていると思った。

「あなたのおかげで元気になれている。これからも傍にいてください」

いい友達だと思っていた彼に、そう本心を打ち明けても、それまでとは大きく変化はしなかった。

ただ、それまでとは違う意味で気を許すようになった。
喜びや悲しみを分かち合う以外にも、甘えたり嫉妬したり。
下らない喧嘩をしたり、普通の恋人と過ごす時間へと徐々に変わり、あのとき伝えた言葉のとおり、ハルキは傍にいてくれている。

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友達 | 【2018-05-28(Mon) 22:10:53】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]
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