ショートカットでボーイッシュなT美との思い出 1
K美と別れてからのことです。
頑張ってエロだけ抽出してまとめようと思ったが、結局長文になってしまいました・・・
「T美との思い出」
高校二年の秋、K美と別れた俺は半分自暴自棄だった。
そんなとき、俺と同じ高校に進学してきた中学時代の後輩M彦がこう言ってきた。
「先輩、今度の○曜日暇っすか?」
「ちょっと女と会うんですけど、あっち2人らしいんすよ。なんで先輩も一緒に来てくれないっすか?」
こんな感じで俺に頼んできた。
どうやらM彦は、意中の女と遊ぶ約束を取り付けることに成功したが、何故かオマケが付いてきたとう事だった。
まぁ可愛い後輩の頼みだし、どうせ暇だったので俺は2つ返事でOKした。
そして当日の夕方、待ち合わせの場所は俺たちの地元だった。
それもそのはず、やって来た女の子2人は、俺たちと同じ中学校の1つ下の後輩だった。(つまりM彦の同級生)
2人は同じ高校に通っているようで、見慣れた地元近くの県立高校の制服を着ていた。
1人は見覚えがある。確か中学時代女子テニス部だったA子だ。(名前は忘れてしまったので仮名です)
俺は男子テニス部だったので、合同練習等で一緒になったこともあり、顔は知っている。
彼女は、ちょっと遊び慣れていそうな雰囲気の子だったが、けっこう綺麗な子だ。
彼女こそM彦の意中の人というわけだ。
そして、人数合わせで連れてこられたかわいそうなもう1人の女の子は、全く見覚えが無いが、やけに人懐っこい子だった。
背は150センチも無いだろう。ベリーショートの髪がとても似合うボーイッシュな可愛い子で、目尻のホクロが印象的だ。
名前はT美というらしい。
M彦のヤツは今日のプランを全く考えていなかったらしい。
仕方が無いので、とりあえず近くのカラオケ屋に入った。
俺は正直今日のイベントはどうでもいいと思っていたが、M彦とA子をどうしたら距離を縮められるか、それだけを考えた。
そこで俺は今日の経緯をT美に話し、こう提案した。
「あいつら二人きり残して、俺たちはバックレようぜ。」
T美は意外とノリ気で
「じゃあ~あたしがトイレに行くフリして出ますから、先輩もタイミング見て出てきちゃってください!」
しばらくすると、俺に目配せしてT美が抜け出したので、俺も少し間を置いて抜け出そうとした。
しかしA子の勘は鋭かった。
「キャ~先輩抜け駆けですかぁ~?頑張ってください笑」
・・・バレていた。
俺は、ポカンと呆気にとられていたM彦のポケットにカラオケ代として千円札をネジ込むと
「まぁ頑張れよ笑」
と言って部屋を出た。
気づいていなかったのはM彦だけだった。
T美はフロントで待っていた。
T美と二人っきりになったのだが、既に役割は終えたと思っていた俺は
「どっか行く?それとも帰る?」
なんて、いかにもどうでもよさそうな口調で聞いた。
「えぇ~?先輩帰っちゃうんですか?もっと先輩とお話ししたかったのになぁ~」
T美は本気で言ってるのかよくわからなかったが、俺はちょっと考えるそぶりをして
「わかった。」
と言って承諾した。
とはいえ、さっきM彦に千円札をくれてやったおかげで懐も寂しい。
どうするか考えあぐねていると、T美が
「あたし良い場所知ってますよ~。そこでいいですか?」
と言うので、とりあえずその場所へ向かうことにした。
着いた場所は、駅の反対側の新興住宅地にある公園だった。
少し高台にあるその公園は、街全体が見下ろせる。
もう暗くなっていたので、夜景がとても綺麗だった。
T美と他愛の無い話しを続けていると、不思議な感情が芽生えてくるのがわかった。
T美は俺の下らない話に、いちいち目をキラキラさせながら食いついてくる。
更に、俺自身の事を何でも知りたがって、色々な事を聞いてくる。
少し話しの間が開くと、T美はちょっとためらいがちにこんな事を聞いてきた。
「先輩は・・・彼女とかいるんですか?」
一瞬K美の事が頭をよぎり
「あぁ、いたけど別れたよ・・・」
とぶっきらぼうに答える。
「フラれたんだ・・・つい最近な」
さらにこう言い加えると、T美は少し考えるしぐさをしてこう言った。
「その人のこと、まだ好きですか?」
好きもなにも、未練タラタラだ。
「さぁな・・・」
またも少しぶっきらぼうに答えてはぐらかす。
「どうしてそんな事聞くんだ?」
なんとなくその後の展開が想像できたが、こう付け加えた。
するとT美は、あっけらかんとこう言った。
「あのね、T美は先輩のこと好きになっちゃうかも」
きたよ・・・
予想通りの展開だった。
「だってまだ今日会ったばっかりだぜ?」
そう言うと、T美は
「んん~あたしわかるもん、絶対好きになっちゃう!ってか好き!」
正直ちょっと押し付けがましかったのだが、俺のしょうもない話を目を輝かせて聞いてくれるT美の姿を見て、ほんの僅かに心が揺らいだのも確かだ。
「そうか・・・・・・わかった。後悔しないな?」
正直まだ本気でT美の気持ちを受け入れられたわけではないが、K美の未練を早く断ち切りたいという思いもあって、俺はOKした。
「でも、元カノのことまだ好きなんじゃないんですかぁ~?」
この期に及んでそんな事聞くのかよ・・・
「じゃあT美が忘れさせてくれよ」
ちょっと不機嫌そうに俺は言うと
「はいっ!頑張りますねっ!」
と、目を輝かせながらT美は答えた。
・・・その姿を見た俺は、T美に対してちょっとぶっきらぼうに接していた事を申し訳なく思った。
しばらくT美と会話していると、T美が寒そうなしぐさをした。
それもそのはずだ。秋も深まっており、日が落ちてからもかなり時間が経つ。
「ほら・・・」
俺は自分の制服のブレザーを脱ぐと、T美に羽織ってやる。
「ありがと。先輩優しい~・・・でも先輩寒くない?」
T美は心底嬉しそうだ。
「俺は大丈夫。ほら、セーター着てるし」
「先輩の制服・・・タバコくさい・・・」
「悪いな・・・ダチがヘビーでさ」
「うそばっかり笑 でもこの匂い、嫌いじゃないですよ」
そんな感じの会話をしていた。
ふいにT美が肩をよせてきた。俺もT美の肩を抱き、しばらくそのまま無言の時間が過ぎた。
急にT美が俺のほうを向いた。
「先輩!キスして・・・」
その言葉と同時に、俺は突然T美に唇を塞がれた。
「!!!!!」
青天の霹靂だった。
「先輩・・・だいすき・・・」
T美は俺の首に両腕をまわして、自分から舌を入れて貧欲に俺の唇を貪る。
そ・・・そういうキャラなのかよT美・・・
負けじと、俺もT美に舌を絡め応戦するが、完全にT美のペースだった。
背がちっちゃくて可愛くて、まるで小動物のような見た目からはとても想像もできないほどに積極的だ。
「えへへっ、あたしね、キス魔なんですょ・・・」
さっきまでのT美のキャラとは明らかに違う。っていうかなんてエロいキスなんだ・・・
そのまま耳たぶを甘噛みされ、首筋にまで舌を這わせてくる・・・
そうか・・・そっち方面は経験豊富・・・って事か・・・
やっと俺の唇から離れたT美は、さっきまでの人懐っこい笑顔に戻っていたが、俺はただただ呆気にとられるしかなかった。
帰り道で聞いた話では、T美はすでに過去に2人の彼氏がいたらしい。
俺はなんとも複雑な気分だった。
・・・本当にT美はキス魔だった。人目なんかお構いなしだった。
街中だろうが駅前だろうがデート中に何度もキスを求めてくる。
たまに、わざと人に見せ付けるようにキスをしてくる事もある。
しかし、なかなかキス以上まで進展する事は無かった。
そして付き合い始めて1ヶ月半ほど過ぎた頃、チャンスは訪れた。
<続く>
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高校二年の秋、K美と別れた俺は半分自暴自棄だった。
そんなとき、俺と同じ高校に進学してきた中学時代の後輩M彦がこう言ってきた。
「先輩、今度の○曜日暇っすか?」
「ちょっと女と会うんですけど、あっち2人らしいんすよ。なんで先輩も一緒に来てくれないっすか?」
こんな感じで俺に頼んできた。
どうやらM彦は、意中の女と遊ぶ約束を取り付けることに成功したが、何故かオマケが付いてきたとう事だった。
まぁ可愛い後輩の頼みだし、どうせ暇だったので俺は2つ返事でOKした。
そして当日の夕方、待ち合わせの場所は俺たちの地元だった。
それもそのはず、やって来た女の子2人は、俺たちと同じ中学校の1つ下の後輩だった。(つまりM彦の同級生)
2人は同じ高校に通っているようで、見慣れた地元近くの県立高校の制服を着ていた。
1人は見覚えがある。確か中学時代女子テニス部だったA子だ。(名前は忘れてしまったので仮名です)
俺は男子テニス部だったので、合同練習等で一緒になったこともあり、顔は知っている。
彼女は、ちょっと遊び慣れていそうな雰囲気の子だったが、けっこう綺麗な子だ。
彼女こそM彦の意中の人というわけだ。
そして、人数合わせで連れてこられたかわいそうなもう1人の女の子は、全く見覚えが無いが、やけに人懐っこい子だった。
背は150センチも無いだろう。ベリーショートの髪がとても似合うボーイッシュな可愛い子で、目尻のホクロが印象的だ。
名前はT美というらしい。
M彦のヤツは今日のプランを全く考えていなかったらしい。
仕方が無いので、とりあえず近くのカラオケ屋に入った。
俺は正直今日のイベントはどうでもいいと思っていたが、M彦とA子をどうしたら距離を縮められるか、それだけを考えた。
そこで俺は今日の経緯をT美に話し、こう提案した。
「あいつら二人きり残して、俺たちはバックレようぜ。」
T美は意外とノリ気で
「じゃあ~あたしがトイレに行くフリして出ますから、先輩もタイミング見て出てきちゃってください!」
しばらくすると、俺に目配せしてT美が抜け出したので、俺も少し間を置いて抜け出そうとした。
しかしA子の勘は鋭かった。
「キャ~先輩抜け駆けですかぁ~?頑張ってください笑」
・・・バレていた。
俺は、ポカンと呆気にとられていたM彦のポケットにカラオケ代として千円札をネジ込むと
「まぁ頑張れよ笑」
と言って部屋を出た。
気づいていなかったのはM彦だけだった。
T美はフロントで待っていた。
T美と二人っきりになったのだが、既に役割は終えたと思っていた俺は
「どっか行く?それとも帰る?」
なんて、いかにもどうでもよさそうな口調で聞いた。
「えぇ~?先輩帰っちゃうんですか?もっと先輩とお話ししたかったのになぁ~」
T美は本気で言ってるのかよくわからなかったが、俺はちょっと考えるそぶりをして
「わかった。」
と言って承諾した。
とはいえ、さっきM彦に千円札をくれてやったおかげで懐も寂しい。
どうするか考えあぐねていると、T美が
「あたし良い場所知ってますよ~。そこでいいですか?」
と言うので、とりあえずその場所へ向かうことにした。
着いた場所は、駅の反対側の新興住宅地にある公園だった。
少し高台にあるその公園は、街全体が見下ろせる。
もう暗くなっていたので、夜景がとても綺麗だった。
T美と他愛の無い話しを続けていると、不思議な感情が芽生えてくるのがわかった。
T美は俺の下らない話に、いちいち目をキラキラさせながら食いついてくる。
更に、俺自身の事を何でも知りたがって、色々な事を聞いてくる。
少し話しの間が開くと、T美はちょっとためらいがちにこんな事を聞いてきた。
「先輩は・・・彼女とかいるんですか?」
一瞬K美の事が頭をよぎり
「あぁ、いたけど別れたよ・・・」
とぶっきらぼうに答える。
「フラれたんだ・・・つい最近な」
さらにこう言い加えると、T美は少し考えるしぐさをしてこう言った。
「その人のこと、まだ好きですか?」
好きもなにも、未練タラタラだ。
「さぁな・・・」
またも少しぶっきらぼうに答えてはぐらかす。
「どうしてそんな事聞くんだ?」
なんとなくその後の展開が想像できたが、こう付け加えた。
するとT美は、あっけらかんとこう言った。
「あのね、T美は先輩のこと好きになっちゃうかも」
きたよ・・・
予想通りの展開だった。
「だってまだ今日会ったばっかりだぜ?」
そう言うと、T美は
「んん~あたしわかるもん、絶対好きになっちゃう!ってか好き!」
正直ちょっと押し付けがましかったのだが、俺のしょうもない話を目を輝かせて聞いてくれるT美の姿を見て、ほんの僅かに心が揺らいだのも確かだ。
「そうか・・・・・・わかった。後悔しないな?」
正直まだ本気でT美の気持ちを受け入れられたわけではないが、K美の未練を早く断ち切りたいという思いもあって、俺はOKした。
「でも、元カノのことまだ好きなんじゃないんですかぁ~?」
この期に及んでそんな事聞くのかよ・・・
「じゃあT美が忘れさせてくれよ」
ちょっと不機嫌そうに俺は言うと
「はいっ!頑張りますねっ!」
と、目を輝かせながらT美は答えた。
・・・その姿を見た俺は、T美に対してちょっとぶっきらぼうに接していた事を申し訳なく思った。
しばらくT美と会話していると、T美が寒そうなしぐさをした。
それもそのはずだ。秋も深まっており、日が落ちてからもかなり時間が経つ。
「ほら・・・」
俺は自分の制服のブレザーを脱ぐと、T美に羽織ってやる。
「ありがと。先輩優しい~・・・でも先輩寒くない?」
T美は心底嬉しそうだ。
「俺は大丈夫。ほら、セーター着てるし」
「先輩の制服・・・タバコくさい・・・」
「悪いな・・・ダチがヘビーでさ」
「うそばっかり笑 でもこの匂い、嫌いじゃないですよ」
そんな感じの会話をしていた。
ふいにT美が肩をよせてきた。俺もT美の肩を抱き、しばらくそのまま無言の時間が過ぎた。
急にT美が俺のほうを向いた。
「先輩!キスして・・・」
その言葉と同時に、俺は突然T美に唇を塞がれた。
「!!!!!」
青天の霹靂だった。
「先輩・・・だいすき・・・」
T美は俺の首に両腕をまわして、自分から舌を入れて貧欲に俺の唇を貪る。
そ・・・そういうキャラなのかよT美・・・
負けじと、俺もT美に舌を絡め応戦するが、完全にT美のペースだった。
背がちっちゃくて可愛くて、まるで小動物のような見た目からはとても想像もできないほどに積極的だ。
「えへへっ、あたしね、キス魔なんですょ・・・」
さっきまでのT美のキャラとは明らかに違う。っていうかなんてエロいキスなんだ・・・
そのまま耳たぶを甘噛みされ、首筋にまで舌を這わせてくる・・・
そうか・・・そっち方面は経験豊富・・・って事か・・・
やっと俺の唇から離れたT美は、さっきまでの人懐っこい笑顔に戻っていたが、俺はただただ呆気にとられるしかなかった。
帰り道で聞いた話では、T美はすでに過去に2人の彼氏がいたらしい。
俺はなんとも複雑な気分だった。
・・・本当にT美はキス魔だった。人目なんかお構いなしだった。
街中だろうが駅前だろうがデート中に何度もキスを求めてくる。
たまに、わざと人に見せ付けるようにキスをしてくる事もある。
しかし、なかなかキス以上まで進展する事は無かった。
そして付き合い始めて1ヶ月半ほど過ぎた頃、チャンスは訪れた。
<続く>
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