少女のように可愛い女性自衛官との体験談 4
指を休まず動かしながら、唇を胸からおなかへと動かしていく。腹筋の縦の割れ目がうっすらと見えるほどに脂肪の薄い痩せた体だ。おへその周りに舌を這わせる。彼女のおなかに力が入り、同時に「ふぅぐっ」と声が漏れる。
体をすばやくずらして、彼女の脚の間に自分の頭を入れる。
「やぁ~、班長、やーん」
強く股を閉じ、腰をひねって私の頭を押す。
「駄目、はずかしいですよ、やーん、いやぁ」
しかしやめない。彼女の腰が浮き上がったところを、がっちりと上下から抱え込む。
とろとろに濡れた彼女の秘部が目の前にある。長くて細い、小さい面積に生えた陰毛が、肉が薄いためにそこだけ際立って盛り上がって見える陰阜の上に流れている。その下は、色白のために赤くさえ見える割れ目があり、ぽつんと、クリトリスの肉莢がのぞいている。
ぷっくりと両側から大陰唇が盛り上がり、濡れた赤い色の小陰唇がその間から少しだけ出ている。肉の合わせ目がやわらかそうに終わった先に、セピア色をした肛門がすぼんでいる。両側の大陰唇に舌をはわせてみる。
「やぁん、あっ、ああ、あんっ!」
びくん、どくんと腰を跳ね上げ、大きな声になる。
「班長、はずかしいですーあっ!!あ、あ、うんっ!!」
彼女にはあまり余裕がないらしい。私は舌先で彼女の肉襞を分ける。とろとろと潤みが下にこぼれ落ちる。ほのかに女の香りがする。
とがったクリトリスに舌先を触れると、「ひぃうう!」と声の音程が上がった。触れた舌先をクリトリスから離さず、唾液と彼女の愛液をいっしょにしてぬるぬると動かすと、
「ああああああああ、あんっ、あっあっあっあっあっ、はぁ、ひぃ、あっあっあっあっあっ、ふぅあぅ、あ、あ、あ」と、声が大きくなる。
陸上自衛隊の制服を着て髪を結ったかわいらしい、それでいてキリリと締まって見える、子供子供した山本はそこにはなく、全感覚を私が舐めるクリトリスにとられてしまっている。
「あ、あん、あっあっ、んふ、んんんんんんあっあっ!!」
ぎくぎくぎく、と機械のように腰が動き、腰をそらせ、ぶるぶるっ、と震えたかと思うと、山本の力がすっと抜ける。達したようだ。
体を上に戻し、ティッシュで顔を拭く。また山本の体に体をそわせ、山本の頬にキスしてやる。肩の後ろに手を回し、抱きしめながらキスする。手を腰やお尻に回し、さすってやる。さすると、びくびく、ギクギクと体が敏感に震える。
「あっ、はんちょあっあっ、あんもう、班長うんッ!!だめ感じるからあんっ!」
などと、可愛い反応をしている。いとおしくなり、また力を入れて抱きしめると
「あーん、班長、体がビリビリしますよう」と言う。
そのまま休まず体をなで、さすり、キスしてやる。乾いていたようだった彼女の肌がしっとりと湿りはじめ、ほんのりと赤みをさしている。脚の間を見ると、濡れた跡が股から筋をひいている。その眺めは、細い体とは不釣合いにいやらしかった。
山本が私のペニスを掴んでくる。ほう、と思い、体を起こし、座ってやる。
「見ていいよ」というと、ぱぁっと顔に朱を注ぎ、それでも熱っぽいまなざしで私の股の間に顔を寄せてくる。掴んで、裏と表をひっくり返して見ている。
「班長、舐めたりしてもいいんですか?」と言う。
「ああ、いいよ」
まるでキャンデーでも舐めるように、ペロリ、ペロリと舐めている。正直、あまり気持ちよくなかったが、色白で目の大きい、雛人形を濃くしたような顔立ちの山本がそんなことをしていると思うと、いやらしさが倍増して私は興奮した。
山本を寝かせ、ピローキャビネットからコンドームを取り出す。彼女は口に手を当ててそれを見ている。コンドームをつけて彼女の脚の間に入る。彼女は片方の手で顎の辺りを触り、片方の手でシーツを掴んでいる。ペニスを彼女の陰唇になすりつけ、彼女の潤みをまぶす。
クリトリスを亀頭でのらりくらりと撫でると、ピクン、ギクンと鋭い反応が返る。そのまま腰を進めていく。
「んー、んんーんーーーーーーーっ」
彼女の全身が硬直し、長い声、うめきとも悲鳴ともつかない声が絞り出される。
「い、痛っーーーッ」
「山本。大丈夫?・・・痛いのか」
「はい、少し」
「お前、処女なのか?」
「はい」
えっ、と思った。見た目の割には、彼女が大胆な行動を取るから、子供子供した態度とは裏腹に遊んでいるのではないか、という先入観をさっきからの私は持っていたのだ。
「そうか、すまん、やめとこうな」
「あっだめ、そのままして下さい」
「大丈夫なのかよ」
「だって、がんばるんですから」
ちょっと笑ってみせる。私はズキンと興奮した。たまらず彼女の唇に吸い付く。
「うぅ~んんん・・・アフッ」
唇を離すと彼女は、息を切らせて、
「班長、苦しいですよぉ」と言う。
「ゴメン。可愛かったから。」
「もっとして」
もう一度彼女の唇に吸い付く。それから姿勢を直して、もう一度ペニスをそこに当て、そろそろと進める。3、4分ほどもかかって、ゆっくりとペニスを彼女の中に埋めた。
全部入った、と告げると、その間力を入れたり抜いたりしていた彼女の体中からすとん、と力がぬけ、ベッドに体重をあずける。しばらくそのまま彼女の唇を吸い、胸やわき腹にキスする。再び彼女の体に力が入り、そのたびペニスの根元が縛るように締め付けられる。
キスしながらそろそろと腰を動かしはじめる。むぐぅ、んぐ、んぐ、んぐ。くぐもった声がする。唇を離すと「あっ、あっ、あ、・・・あ、・・・あ、あん」と言う声に変わる。
彼女の中に、なにか、親指の腹のような、押すものがある。腰を前に出すとそれがノロリ、と奥へ行き、ペニスを擦る。腰を引くとついてくる。彼女の入り口は、ゴムバンドかなにかで締め付けているように、痛いほど締まる。
夢中になり腰を動かす。彼女の潤みが増し、最初ほどは痛くないようだが、依然、彼女の両足は力がはいり、ぎこちなくがくがくとゆれている。眉間につらそうなしわがよっているが、「あっふっあっあっ」と漏れる声はあべこべに大人の女の喘ぎだ。
10分ほども動いたか、彼女の様子も、どうも上り詰めるような感じではない。
一度区切ってやろう、そう思った。彼女を抱きしめると、心置きなく放出した。腹の底から射精したような感じで、ペニスが何度も何度も爆ぜかえり、一体どこまで出るのかわからないというほどに精液が出た。
私のペニスが跳ね回るのがよくわかったらしく、彼女は熱っぽい目で私を見つめ、私の首筋に腕を巻き、抱きついてきた。
抱き合ってそのまま過ごした。ちょっと話をしながら、彼女のすべすべした肌をあちこちなでた。くすぐったいのか、彼女の肌に粟粒が立ち、「やーん、もう、班長エッチですよほんとー」と身をくねらせる。胸をなめると、「や、あ、あっ」と、性的な声の調子になる。
思いついて、ベッドの腰の辺りを見てみる。コンドームをはずして、それも見てみたが、出血はないようだった。スポーツなどをすると、稀に処女膜が裂け、出血しない場合があると聞いたことがあるが、彼女がどうもそうらしい。
高校のとき、幅跳びで県の大会までなら出たこともあると言っていたのを思い出した。
横になったまま彼女の後ろにまわり、背中から抱きしめる。胸を手で包み、背中にキスする。片手を下に下ろし、秘部に手をやると、ギクリと体が動き、腰を引く。そうすると、彼女の締まったお尻が私のペニスに擦り付けられる。
「あっ、班長、も、エッチ、あっ、あん」
わき腹に指を這わせると、ギクギクギクッ、と体が震える。もう片方の手を休まず秘部に進めていく。まだ秘部はとろけきったままで、内腿に潤みがこぼれている。
「班長、あっ、また、あっ、あんっ」
わき腹から乳房へかけて、何度もなでさすってやりながら、ツルリとした腋の下をなめてみる。きゅっ、と彼女の全身に力が入る。乳首を指の腹でくるりくるりと回しながら、右手は休まず秘部の奥へ進める。今度はじらさず、クリトリスに指を直行させる。
人差し指と薬指で、彼女のつつましい合わせ目を押すようにしながら、中指でクリトリスの先端をつつく。
「あんっ!!あんっ!!はんっ!んっ!」
彼女の反応がまた鋭くなっていく。体中をのたうたせ、感じている。その合間に切なげにお尻をゆすっては、「あ~ん、はんちょあっ、あうっ、は、班長、もうーあっ、あっやんっ、やっ、あっ」と何か言おうとする。
彼女のそこは、あきれるほどとめどなく、とろとろと潤み続ける。お尻や陰毛まで濡れている。
「山本、びしょびしょだな」
と言うと、
「だって、あっ、あんっ!は、はんちょあんっ!班長がっ、あっ、あっ、班長が、わる、あっ、あっ、悪いんですあっ、んっ、んう、あん」
私は、いやらしい音を奏でる楽器のような山本の体に、すっかり没入していた。69の姿勢になり、山本の跳ね回る腰をがっちりと抱え込み、舌でこれでもかと山本のこじんまりした肉の合わせ目をかきまわした。
山本もおずおずと私のペニスを掴んだが、とてもそれどころではないようだ。
合わせ目を上下になめる、大陰唇の外側をなめる、つつく、お尻の穴をなめる、舌先で小陰唇をかきわけ、上下にゆする、膣に舌を差し入れるようにする、舌の裏でクリトリスをなで上げ、そのまま舌先を左右にゆする。
そうした一つ一つの動きのたび、山本の腰はがくんがくんと力が入り、「やっ、あっ、んっ、ん、ん、ん、あんっ」と可愛い声が出る。
クリトリスを唇の先ではさんで顔をゆすると、「んあああああ、あ、あ、あ」と腰の動きが強くなる。
私のペニスもすっかり復活している。体を入れ替え、コンドームをつけると、彼女を仰向けにして脚を開かせる。山本の顔がいきんだように赤くなっている。ペニスを山本の中に埋めていく。
「んーーー・・・あっ、いっ・・・んっ、んっ」
まだ少し痛いようだ。
「痛い?」
「いいえ。大丈夫です。」
さっきよりかなり潤んでいて、ペニスもわりとスムーズに入っていった。つながったまま彼女の脚を上へまわし、横をむかせて彼女の後ろに回る。
「あっ、やんっ!」
ペニスが回る感触に山本が声を上げる。
挿入したまま後ろから乳房をなで、前に手を回してクリトリスに触れる。
「んっ、あっ」
途端に腰が動き、ペニスが締め付けられる。少し手をはなし、思い出したようにつん、と触れると、またクンっと膣が締まる。つん、クンッ、つん、クンッ、と繰り返していると、
「ああん、だめ、班長、えっちですよあっ、あっ」
などとかわいい抗議である。
掌をゆするようにし始めると、「んんんん、ん」とそれに気がいき、だんだん体が反り返り、ペニスが抜けそうになる。腰を追いかけ、掌をゆすり続けると、膣がとくり、ぴくりと痙攣するように動く。奥にある肉がそれと同時にぬるり、のるりと動いてペニスを押す。
山本がびくんと背を伸ばすような力の入れ方をする。休みなく、今度は山本を抱え上げるようにして起き上がり、私の胡坐の上へ後ろ向きに座らせるような格好にする。
下から突き上げるようにすると、「やー、やっ、やん、あっ、あっ、あ、あ、あんっ」とあられもない大きな声になり、手を前につくと自分でも腰をくねくねと動かし始める。
それを起こして、彼女は後ろ向けにしたまま、私の体の上に仰向けにさせ、左手で乳首をくねくねといじりながら右手を彼女のクリトリスに伸ばし、くるりくるりと撫でてやる。
「あっ、あん、あっ!んっ、んっ、んっ、はぁ、ひぃ、んっんっんっんっんっ、ふぅ、はぁ」
彼女が上り詰めていくのがわかる。挿入してやみくもに動くより、こうしてクリトリスをいじってやったほうがいいようだ。
「班長、はんち、あっ、あっあっあっあっあっんっんっんっんっんっんっあ、あん、あ、あ、あ、んんんんっ、うんっ」
私の体の上で仰向けになったまま、彼女の背中にぐっと力が入り、それから急に今度は両足を抱え込むようにして私の指から逃げようとする。
それを逃がさないように、しっかりと彼女の腰に両手を回し、びくりとくりとやさしく爆ぜている彼女の中へペニスをもっと沈ませ、抽送を繰り返す。
「やん、班長、あんっ、ダメ、あんっ、だめっ、あ、あん、あんっ」
より敏感になるのか、山本は体をのたうたせている。びくびくっ、と、まるで死ぬ前の人が痙攣するようなぐあいに何度も体を突っ張っている。
私もどうでもいいような放胆な気持ちになり、途端、射精した。2度目だというのに驚くほどペニスがはね続ける。
・・・山本との一夜は、こんな具合だった。
その夜、私たちは一緒に風呂に入り、ベッドに戻ってビデオを見、ルームサービスのビールを飲んで、また愛し合い、裸のまま抱き合って泥のように眠った。
翌朝、起きてちょっと照れたような顔つきでお互いを見詰め合い、ホテルを出て喫茶店で朝食を食べ、映画を見に行った。まだなにかはさまっているみたい、と小さな声でありがちなことを言う山本に欲情し、またラブホテルに入った。あきれるほど何度も私たちはつながりあった。
私たちは恋人になったが、長くは続かなかった。それは私が転属したからである。
陸上自衛隊は主として5つの方面隊で全国をカバーしている。転属は、その方面隊内の部隊で済むことも多いのだが、私は、所属していた方面隊とまったく違う方面隊へ大きく異動したのだ。遠距離、どころではすまない距離だった。
山本と付き合い始めたのが9月下旬、私が転属したのは次の3月だった。無論私たちは話し合った。山本は泣きながら私に抱きついた。だが、陸曹と陸士では、当時の自衛隊では到底遠距離恋愛というわけにいかなかった。
連絡など、今のように自由ではなかったし、ましてや休暇をとってしょっちゅう会いに行くということなど、当時の外出制度のもとではムリであった。
彼女と結婚する、という手段があった。だが、それは簡単なことではなかった。お互いの家の事情というものもある。転属を打診されてからたった2ヶ月ほどの時間内には、その話を進めることはできなかった。
今のように「できちゃった」などという結婚の仕方は当時は流行していなかった。
お互いに納得して別れたと思う。
転属者の見送りのとき、彼女は列中から、朝礼台の上の私をまっすぐに見た。わたしもまっすぐ見た。中隊が一列に並んで、転属者が順番に挨拶しながらその前を歩いていく。山本の前でわたしは「さようなら」といった。山本も「さようなら」と言った。それで終わった。
彼女とはそれきりぷっつりと音信も交わさず、それから10年以上も過ぎた。
ある時、ひょんなことから彼女のその後の話を耳にした。私と彼女の関係などまったく知らない第三者の同期生との雑談で聞いたのだ。私と別れたあと、彼女は陸曹候補生の試験に一発で合格してすぐに陸曹になったそうだ。
しばらく中隊で勤務したあと、幹部の試験にこれまた一発で合格して、どこかの師団司令部にいるという。頭の良い彼女ならではのその後だった。今は1尉で、結婚して子持ちであると。
人事班へ行って、幹部自衛官名簿の閲覧を請うた。確かに、同期生から聞いたとおりに姓の変わった彼女の名前と、某連隊某中隊、という古い部隊歴があった。
どんな恋をして結婚したのか、どんなお母さんになったのか。知りたくもあるが、知ったからとて詮無いこと。それ以上の詮索は、未練でもすっぱりとやめた。
一昔よりちょっと前の、たいしたドラマでもない、ありそうなくだらない恋愛である。
だがしかし、私には懐かしい恋愛である。
以上です。
支援乙>ALL
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エッチな体験談
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体をすばやくずらして、彼女の脚の間に自分の頭を入れる。
「やぁ~、班長、やーん」
強く股を閉じ、腰をひねって私の頭を押す。
「駄目、はずかしいですよ、やーん、いやぁ」
しかしやめない。彼女の腰が浮き上がったところを、がっちりと上下から抱え込む。
とろとろに濡れた彼女の秘部が目の前にある。長くて細い、小さい面積に生えた陰毛が、肉が薄いためにそこだけ際立って盛り上がって見える陰阜の上に流れている。その下は、色白のために赤くさえ見える割れ目があり、ぽつんと、クリトリスの肉莢がのぞいている。
ぷっくりと両側から大陰唇が盛り上がり、濡れた赤い色の小陰唇がその間から少しだけ出ている。肉の合わせ目がやわらかそうに終わった先に、セピア色をした肛門がすぼんでいる。両側の大陰唇に舌をはわせてみる。
「やぁん、あっ、ああ、あんっ!」
びくん、どくんと腰を跳ね上げ、大きな声になる。
「班長、はずかしいですーあっ!!あ、あ、うんっ!!」
彼女にはあまり余裕がないらしい。私は舌先で彼女の肉襞を分ける。とろとろと潤みが下にこぼれ落ちる。ほのかに女の香りがする。
とがったクリトリスに舌先を触れると、「ひぃうう!」と声の音程が上がった。触れた舌先をクリトリスから離さず、唾液と彼女の愛液をいっしょにしてぬるぬると動かすと、
「ああああああああ、あんっ、あっあっあっあっあっ、はぁ、ひぃ、あっあっあっあっあっ、ふぅあぅ、あ、あ、あ」と、声が大きくなる。
陸上自衛隊の制服を着て髪を結ったかわいらしい、それでいてキリリと締まって見える、子供子供した山本はそこにはなく、全感覚を私が舐めるクリトリスにとられてしまっている。
「あ、あん、あっあっ、んふ、んんんんんんあっあっ!!」
ぎくぎくぎく、と機械のように腰が動き、腰をそらせ、ぶるぶるっ、と震えたかと思うと、山本の力がすっと抜ける。達したようだ。
体を上に戻し、ティッシュで顔を拭く。また山本の体に体をそわせ、山本の頬にキスしてやる。肩の後ろに手を回し、抱きしめながらキスする。手を腰やお尻に回し、さすってやる。さすると、びくびく、ギクギクと体が敏感に震える。
「あっ、はんちょあっあっ、あんもう、班長うんッ!!だめ感じるからあんっ!」
などと、可愛い反応をしている。いとおしくなり、また力を入れて抱きしめると
「あーん、班長、体がビリビリしますよう」と言う。
そのまま休まず体をなで、さすり、キスしてやる。乾いていたようだった彼女の肌がしっとりと湿りはじめ、ほんのりと赤みをさしている。脚の間を見ると、濡れた跡が股から筋をひいている。その眺めは、細い体とは不釣合いにいやらしかった。
山本が私のペニスを掴んでくる。ほう、と思い、体を起こし、座ってやる。
「見ていいよ」というと、ぱぁっと顔に朱を注ぎ、それでも熱っぽいまなざしで私の股の間に顔を寄せてくる。掴んで、裏と表をひっくり返して見ている。
「班長、舐めたりしてもいいんですか?」と言う。
「ああ、いいよ」
まるでキャンデーでも舐めるように、ペロリ、ペロリと舐めている。正直、あまり気持ちよくなかったが、色白で目の大きい、雛人形を濃くしたような顔立ちの山本がそんなことをしていると思うと、いやらしさが倍増して私は興奮した。
山本を寝かせ、ピローキャビネットからコンドームを取り出す。彼女は口に手を当ててそれを見ている。コンドームをつけて彼女の脚の間に入る。彼女は片方の手で顎の辺りを触り、片方の手でシーツを掴んでいる。ペニスを彼女の陰唇になすりつけ、彼女の潤みをまぶす。
クリトリスを亀頭でのらりくらりと撫でると、ピクン、ギクンと鋭い反応が返る。そのまま腰を進めていく。
「んー、んんーんーーーーーーーっ」
彼女の全身が硬直し、長い声、うめきとも悲鳴ともつかない声が絞り出される。
「い、痛っーーーッ」
「山本。大丈夫?・・・痛いのか」
「はい、少し」
「お前、処女なのか?」
「はい」
えっ、と思った。見た目の割には、彼女が大胆な行動を取るから、子供子供した態度とは裏腹に遊んでいるのではないか、という先入観をさっきからの私は持っていたのだ。
「そうか、すまん、やめとこうな」
「あっだめ、そのままして下さい」
「大丈夫なのかよ」
「だって、がんばるんですから」
ちょっと笑ってみせる。私はズキンと興奮した。たまらず彼女の唇に吸い付く。
「うぅ~んんん・・・アフッ」
唇を離すと彼女は、息を切らせて、
「班長、苦しいですよぉ」と言う。
「ゴメン。可愛かったから。」
「もっとして」
もう一度彼女の唇に吸い付く。それから姿勢を直して、もう一度ペニスをそこに当て、そろそろと進める。3、4分ほどもかかって、ゆっくりとペニスを彼女の中に埋めた。
全部入った、と告げると、その間力を入れたり抜いたりしていた彼女の体中からすとん、と力がぬけ、ベッドに体重をあずける。しばらくそのまま彼女の唇を吸い、胸やわき腹にキスする。再び彼女の体に力が入り、そのたびペニスの根元が縛るように締め付けられる。
キスしながらそろそろと腰を動かしはじめる。むぐぅ、んぐ、んぐ、んぐ。くぐもった声がする。唇を離すと「あっ、あっ、あ、・・・あ、・・・あ、あん」と言う声に変わる。
彼女の中に、なにか、親指の腹のような、押すものがある。腰を前に出すとそれがノロリ、と奥へ行き、ペニスを擦る。腰を引くとついてくる。彼女の入り口は、ゴムバンドかなにかで締め付けているように、痛いほど締まる。
夢中になり腰を動かす。彼女の潤みが増し、最初ほどは痛くないようだが、依然、彼女の両足は力がはいり、ぎこちなくがくがくとゆれている。眉間につらそうなしわがよっているが、「あっふっあっあっ」と漏れる声はあべこべに大人の女の喘ぎだ。
10分ほども動いたか、彼女の様子も、どうも上り詰めるような感じではない。
一度区切ってやろう、そう思った。彼女を抱きしめると、心置きなく放出した。腹の底から射精したような感じで、ペニスが何度も何度も爆ぜかえり、一体どこまで出るのかわからないというほどに精液が出た。
私のペニスが跳ね回るのがよくわかったらしく、彼女は熱っぽい目で私を見つめ、私の首筋に腕を巻き、抱きついてきた。
抱き合ってそのまま過ごした。ちょっと話をしながら、彼女のすべすべした肌をあちこちなでた。くすぐったいのか、彼女の肌に粟粒が立ち、「やーん、もう、班長エッチですよほんとー」と身をくねらせる。胸をなめると、「や、あ、あっ」と、性的な声の調子になる。
思いついて、ベッドの腰の辺りを見てみる。コンドームをはずして、それも見てみたが、出血はないようだった。スポーツなどをすると、稀に処女膜が裂け、出血しない場合があると聞いたことがあるが、彼女がどうもそうらしい。
高校のとき、幅跳びで県の大会までなら出たこともあると言っていたのを思い出した。
横になったまま彼女の後ろにまわり、背中から抱きしめる。胸を手で包み、背中にキスする。片手を下に下ろし、秘部に手をやると、ギクリと体が動き、腰を引く。そうすると、彼女の締まったお尻が私のペニスに擦り付けられる。
「あっ、班長、も、エッチ、あっ、あん」
わき腹に指を這わせると、ギクギクギクッ、と体が震える。もう片方の手を休まず秘部に進めていく。まだ秘部はとろけきったままで、内腿に潤みがこぼれている。
「班長、あっ、また、あっ、あんっ」
わき腹から乳房へかけて、何度もなでさすってやりながら、ツルリとした腋の下をなめてみる。きゅっ、と彼女の全身に力が入る。乳首を指の腹でくるりくるりと回しながら、右手は休まず秘部の奥へ進める。今度はじらさず、クリトリスに指を直行させる。
人差し指と薬指で、彼女のつつましい合わせ目を押すようにしながら、中指でクリトリスの先端をつつく。
「あんっ!!あんっ!!はんっ!んっ!」
彼女の反応がまた鋭くなっていく。体中をのたうたせ、感じている。その合間に切なげにお尻をゆすっては、「あ~ん、はんちょあっ、あうっ、は、班長、もうーあっ、あっやんっ、やっ、あっ」と何か言おうとする。
彼女のそこは、あきれるほどとめどなく、とろとろと潤み続ける。お尻や陰毛まで濡れている。
「山本、びしょびしょだな」
と言うと、
「だって、あっ、あんっ!は、はんちょあんっ!班長がっ、あっ、あっ、班長が、わる、あっ、あっ、悪いんですあっ、んっ、んう、あん」
私は、いやらしい音を奏でる楽器のような山本の体に、すっかり没入していた。69の姿勢になり、山本の跳ね回る腰をがっちりと抱え込み、舌でこれでもかと山本のこじんまりした肉の合わせ目をかきまわした。
山本もおずおずと私のペニスを掴んだが、とてもそれどころではないようだ。
合わせ目を上下になめる、大陰唇の外側をなめる、つつく、お尻の穴をなめる、舌先で小陰唇をかきわけ、上下にゆする、膣に舌を差し入れるようにする、舌の裏でクリトリスをなで上げ、そのまま舌先を左右にゆする。
そうした一つ一つの動きのたび、山本の腰はがくんがくんと力が入り、「やっ、あっ、んっ、ん、ん、ん、あんっ」と可愛い声が出る。
クリトリスを唇の先ではさんで顔をゆすると、「んあああああ、あ、あ、あ」と腰の動きが強くなる。
私のペニスもすっかり復活している。体を入れ替え、コンドームをつけると、彼女を仰向けにして脚を開かせる。山本の顔がいきんだように赤くなっている。ペニスを山本の中に埋めていく。
「んーーー・・・あっ、いっ・・・んっ、んっ」
まだ少し痛いようだ。
「痛い?」
「いいえ。大丈夫です。」
さっきよりかなり潤んでいて、ペニスもわりとスムーズに入っていった。つながったまま彼女の脚を上へまわし、横をむかせて彼女の後ろに回る。
「あっ、やんっ!」
ペニスが回る感触に山本が声を上げる。
挿入したまま後ろから乳房をなで、前に手を回してクリトリスに触れる。
「んっ、あっ」
途端に腰が動き、ペニスが締め付けられる。少し手をはなし、思い出したようにつん、と触れると、またクンっと膣が締まる。つん、クンッ、つん、クンッ、と繰り返していると、
「ああん、だめ、班長、えっちですよあっ、あっ」
などとかわいい抗議である。
掌をゆするようにし始めると、「んんんん、ん」とそれに気がいき、だんだん体が反り返り、ペニスが抜けそうになる。腰を追いかけ、掌をゆすり続けると、膣がとくり、ぴくりと痙攣するように動く。奥にある肉がそれと同時にぬるり、のるりと動いてペニスを押す。
山本がびくんと背を伸ばすような力の入れ方をする。休みなく、今度は山本を抱え上げるようにして起き上がり、私の胡坐の上へ後ろ向きに座らせるような格好にする。
下から突き上げるようにすると、「やー、やっ、やん、あっ、あっ、あ、あ、あんっ」とあられもない大きな声になり、手を前につくと自分でも腰をくねくねと動かし始める。
それを起こして、彼女は後ろ向けにしたまま、私の体の上に仰向けにさせ、左手で乳首をくねくねといじりながら右手を彼女のクリトリスに伸ばし、くるりくるりと撫でてやる。
「あっ、あん、あっ!んっ、んっ、んっ、はぁ、ひぃ、んっんっんっんっんっ、ふぅ、はぁ」
彼女が上り詰めていくのがわかる。挿入してやみくもに動くより、こうしてクリトリスをいじってやったほうがいいようだ。
「班長、はんち、あっ、あっあっあっあっあっんっんっんっんっんっんっあ、あん、あ、あ、あ、んんんんっ、うんっ」
私の体の上で仰向けになったまま、彼女の背中にぐっと力が入り、それから急に今度は両足を抱え込むようにして私の指から逃げようとする。
それを逃がさないように、しっかりと彼女の腰に両手を回し、びくりとくりとやさしく爆ぜている彼女の中へペニスをもっと沈ませ、抽送を繰り返す。
「やん、班長、あんっ、ダメ、あんっ、だめっ、あ、あん、あんっ」
より敏感になるのか、山本は体をのたうたせている。びくびくっ、と、まるで死ぬ前の人が痙攣するようなぐあいに何度も体を突っ張っている。
私もどうでもいいような放胆な気持ちになり、途端、射精した。2度目だというのに驚くほどペニスがはね続ける。
・・・山本との一夜は、こんな具合だった。
その夜、私たちは一緒に風呂に入り、ベッドに戻ってビデオを見、ルームサービスのビールを飲んで、また愛し合い、裸のまま抱き合って泥のように眠った。
翌朝、起きてちょっと照れたような顔つきでお互いを見詰め合い、ホテルを出て喫茶店で朝食を食べ、映画を見に行った。まだなにかはさまっているみたい、と小さな声でありがちなことを言う山本に欲情し、またラブホテルに入った。あきれるほど何度も私たちはつながりあった。
私たちは恋人になったが、長くは続かなかった。それは私が転属したからである。
陸上自衛隊は主として5つの方面隊で全国をカバーしている。転属は、その方面隊内の部隊で済むことも多いのだが、私は、所属していた方面隊とまったく違う方面隊へ大きく異動したのだ。遠距離、どころではすまない距離だった。
山本と付き合い始めたのが9月下旬、私が転属したのは次の3月だった。無論私たちは話し合った。山本は泣きながら私に抱きついた。だが、陸曹と陸士では、当時の自衛隊では到底遠距離恋愛というわけにいかなかった。
連絡など、今のように自由ではなかったし、ましてや休暇をとってしょっちゅう会いに行くということなど、当時の外出制度のもとではムリであった。
彼女と結婚する、という手段があった。だが、それは簡単なことではなかった。お互いの家の事情というものもある。転属を打診されてからたった2ヶ月ほどの時間内には、その話を進めることはできなかった。
今のように「できちゃった」などという結婚の仕方は当時は流行していなかった。
お互いに納得して別れたと思う。
転属者の見送りのとき、彼女は列中から、朝礼台の上の私をまっすぐに見た。わたしもまっすぐ見た。中隊が一列に並んで、転属者が順番に挨拶しながらその前を歩いていく。山本の前でわたしは「さようなら」といった。山本も「さようなら」と言った。それで終わった。
彼女とはそれきりぷっつりと音信も交わさず、それから10年以上も過ぎた。
ある時、ひょんなことから彼女のその後の話を耳にした。私と彼女の関係などまったく知らない第三者の同期生との雑談で聞いたのだ。私と別れたあと、彼女は陸曹候補生の試験に一発で合格してすぐに陸曹になったそうだ。
しばらく中隊で勤務したあと、幹部の試験にこれまた一発で合格して、どこかの師団司令部にいるという。頭の良い彼女ならではのその後だった。今は1尉で、結婚して子持ちであると。
人事班へ行って、幹部自衛官名簿の閲覧を請うた。確かに、同期生から聞いたとおりに姓の変わった彼女の名前と、某連隊某中隊、という古い部隊歴があった。
どんな恋をして結婚したのか、どんなお母さんになったのか。知りたくもあるが、知ったからとて詮無いこと。それ以上の詮索は、未練でもすっぱりとやめた。
一昔よりちょっと前の、たいしたドラマでもない、ありそうなくだらない恋愛である。
だがしかし、私には懐かしい恋愛である。
以上です。
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