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他の男と一緒の彼女を見て、尾行したら… 4

昨日はKとJと誘って飯を食べにいきました。
で、その後解散する予定がちょっとしたウィンドウショッピング
になってその後解散。
特に進展はないです。今日か明日、作戦?を練って
俺とKとJでOの彼女に接触してみようかと。

Jの親バレが何で嫌なのかも少しだけ聞きだせました。
今回はとりあえず、命令を聞けないなら親バレするぞ
という脅しは使わないように気をつけています。

Kは3人でデートっぽくなってるのがちょっと嫌そうでしたが
まあKのことは今のところどうでもいいので。
途中からはKもJも少し楽しめてたみたいですし。

親バレが嫌な理由は

昔遊びすぎて親との約束を破ったこと
今度親が怒るようなことになったら最低限のお金以外はもらえなくなること
自由な時間も制限されて門限&ちょっとした監視状態みたいになること

だそうです。

特に高校のころからずっと好き放題(小遣いを何万円とかもらったり)して、その代わり親が言うことは聞く(大学の候補とか、大学に入っても一人暮らしはさせないとか)条件だったそうですが、過去に何か約束を破ったらしくて次がないことをぽつぽつ話してました。





まーバイトもしたことがないみたいだし、今更お金がもらえなくなったり自由に行動する時間がなくなるのはJにとって相当つらいんでしょうね。

そうすることにします。
今日はJを俺の家に呼びます。
もちろんKもいますけど。
Oの彼女とどうやって接触するか考えます。
でも、KはともかくOに嫌われるのが嫌でJが拒否ってきそう。

その手があった!
Oが彼女と別れればJにチャンスがあるよって感じだな。

Oの彼女にはKからばれたってことにしたほうがいいな。
でもK以外にもJともOがセクロスしてるってことをOの彼女に伝えるのが重要だし・・・うーん・・・

まずはJに協力的?になるように仕向けたい。
そろそろJがくるみたいなので迎えに行ってきます。

とりあえずOの彼女、今日なら3時半くらいから
明日なら5時過ぎくらいからは時間が空いてるみたいだ。

今日あって話したほうがいいかな?
まだJがOにばれたら嫌われるとかいって言いたくないって愚図ってるけど。

だってOに対して事が終われば
すぐにJの家に電話するつもりだから。

Jにこれで終わったって安心させといて
親バレのコンボを決めてやろうと。

だいたい、自分のために友達を差し出したこいつを
許す気はまったくねぇ

今のところOの彼女と会ったとき

1.全部話す

2.Oの彼女の気は済まないかもしれないけど、
Oを問い詰めるときJの名前は出さないでほしいと頼む。
(OとJとのデートを誰かに目撃されたことにするとか)

3.Oの彼女が被害者なのは、俺も被害者だから気持ちはわかる。
もしKやJに何かしてきても(ビンタされるとか)それは認める。

みたいな方向性は出してKもJも一応は理解した。
ただ、Oの彼女が許せなくてJの名前を出すといったら困るから、
Oの彼女を説得する言葉がほしいところ・・・

そうですね、めちゃどうでもいいこと言ってJを
説得してOの彼女の前でしゃべってもらえれば、
あとは用なしなのでその先のことに気を使う必要ないですね。

JにOの彼女呼び出してもらうかな。

親バレしない条件=俺とセクロス
しかし俺とセクロスはしてないんだな、これが。

でもOの彼女からJの親へというのはいいかもしれない。
ちょっと考えてみる。

準備ができたのでOの彼女に会いに行きます。
報告は・・・・予定では11時くらいになると思いますが
どうなるかわからないので確実なことは言えません・・・

早速。
だいたい5時半くらいにOの彼女と合流。
俺とKは初対面。

Oの彼女(A):身長Kと並ぶと少し低い。155cmくらいかな? 体型はKと同じくらいかやや細め。顔は、俺はKのほうが好みだけどAのほうがいいって奴もいるだろうな。でも、いい顔だと思う。俺の主観的な感想で言えばめざまし土曜日の高樹千佳子かな。激似ってわけじゃないぞ。

J「待ったー? ごめんね急で」
俺「こんちはー」
K「こんにちは」
A「こんにちはー? 10分も待ってないよ。Jの友達?」

お洒落ないい感じの服装。かわいい系かな。Oの彼女ってのが信じられない。
これは少しでも早く別れさせたほうがいい。

俺「俺、○○っていいますー ごめんね、Jにくっついてきて」
A「あ、私○○です。Jと遊んでたんです?」
俺「いやそういうわけじゃなくて、ちょっと相談事でね」
A「? 相談??」
K「私○○です。Jの友達で○○(俺)の彼女です」
A「二人に相談してたの?」
J「後で話すからどこか行かない?」

4人で移動。KとAが俺の左右に来て腕組んでくれたら最高に嬉しいんだけど・・・
俺はもてない派だけど、今だけは他の男どもにうらやましい視線をもらえる気がする。
少し歩きつつ年齢とか軽い自己紹介みたいなことを話す。

俺「ちょっと早いけどご飯でも食べる?」
K「私は○○(俺)にまかせる」
J「Aちゃん、どうしよう?」
A「今日お昼早かったから少し軽めの食べたいな」
俺「Aさん、パスタでいい? ここからだと近いところにあるし」
A「いいですよー。えっとさんづけやめて他の呼び方しません? タメだし」
俺「あー、じゃあAちゃんでいい?」
A「はい、パスタでいいよー」
俺「KもJもパスタでいい?」
K「うん」
J「はーい」

そんなに時間も経たずに店に到着。注文して世間話でもしながら食事。
最近にしてはすげーまったりとした雰囲気で、俺もだけどKもJも
気分的に救われた感じがした。昨日はお互いがちょっと警戒心?みたいなのがあって今日ほどまったりはしてなかったし。
食事も終わりそろそろだなーってことでよいよ本題へ。

俺「KもJもいい?」
K「うん・・・」
J「仕方ないよねー・・・」
A「??」

俺がAに切り出す。

俺「さっき会ったばかりで、しかもこれからひどいこと言うからごめんね。
ムカつくなら俺にビンタでもなんでもしていいしとにかくAちゃんの気のすむようにしていいから」

A「何を? 私何か○○ちゃん(俺)の気悪くするようなこといったかな?」
俺「いやそうじゃなくて、ね。えっとね、Aちゃんさ、Oって言う彼氏いるよね?」
A「え? O? うん、私の彼だよ。Oを知ってるの?」
俺「俺は知らないんだけどね、よく聞いてね」
A「うん」

俺「あのねOがさ、Kをホテルに連れ込んだんだよね・・・。しかもその現場を俺が見てるんだよ・・・。正確にはちょっと違うけどとにかくOがKをホテルに連れ込んだんだ」
A「え?」

沈黙。店を出て別のところで話すべきだったかな? でもなー、他の場所思いつかないし。

A「それってKちゃんとホテルいったの? Oが?」
俺「そう・・・」
A「嘘だよー。Oは優しいし浮気なんてしないよ? ねえJちゃん、Oはいい人だよね?」
J「うん・・・」

想像以上に空気が重い・・・。俺、被害者何だよな? Aちゃんにダメージ与えるつもりなかったんだけど、Oに復讐ってことはつまりはそういうことだもんなorz

俺「ねぇK。あとJも。Kから説明して」
K「・・・・」
俺「ね、Kが説明しないと俺だって説明するの難しいよ・・・」
K「・・・・うん」

で、Kが事情をAちゃんに話始める。
会話の内容は長いので省略。例えば、缶コーヒー買ってもらったことを説明するのにあまり意味のない話が追加で出てきたり。
話を真剣に聞いてるAちゃん。途中で騒いだりしないかなと思ったんだけどそれは無かった。
それでも顔つきは暗くなっていく。当然だよなあ。

K「水曜日に○○(俺)に知ってたって言われてばれてて・・・」
A「・・・最低」
K「ごめんなさい」
A「○○ちゃんはこの子を許したの?」
俺「許してない」

Kがちょっとびびってる感じになる。

俺「つーか許せるわけないじゃん? 楽しそうに他の男とデートしてたんだから。しかもホテルまで行って抱かれてくるような奴、許せるわけないじゃん」
A「じゃあもう別れてるんだ」
俺「いや、Kがどうしても別れたくないって言うから、とりあえずKのことは後回しにしてOのことをどうにかしようと思って」
A「ふーん・・・・。○○ちゃん、Kちゃんのこと好きなの?」
俺「今は好きっていうよりいると便利だから」
A「便利?」

あーAちゃんにセフレうんぬんの話をするのは気が引けるな・・・

俺「ほらKはご飯作ったりしてくれるし。俺剣道とかやってるんだけど試合があるとき弁当とか作ってくれると楽だし。試合でコンビニ弁当ってのはねw」
A「なるほど。家政婦さんなんだ」
俺「それそれ!」
A「ふーん・・・・」

AちゃんがKに顔を向ける。

A「Kちゃんさ、Oのこと好きなの? ○○ちゃんと別れるからOとホテル行ったんだよね?」
K「ちがうの・・・ごめんなさい!」
A「何がどう違うの? だって○○ちゃんいるのにこういうことするの最低じゃない?」
K「ごめんなさい・・・」
A「さっきからそれしか言わない。つまんない」
K「・・・・」
A「・・・・」


俺「・・・・」
J「・・・・」

俺とJと目があって、Aちゃんって気強いの? 違うと思うけど・・・ みたいなやりとりを一瞬やった。Jも結構Aの迫力?みたいなのにびびってるみたい。

A「○○ちゃん? Oと会う気なの? それとも私にこんなことを話してあとは勝手にどうぞなの?」
俺「え?」
A「あとは私が勝手にOと別れてそれでおしまい?」
俺「Oに会って殴り飛ばしたいと思ってる。ただ、先にAちゃんに話とかないとOが都合のいいことをAちゃんに言ってからじゃ遅いなと。だから先にJに・・・」
A「そうなんだ」
俺「うん。ところでJからも話があるんだけど・・・」
A「まだあるの? OがKちゃん以外にも浮気してるとか?」

Aちゃんの顔がかなり沈んでる。それ見て、少なくともAちゃんはOのこと好きだったんだろうなぁと感じた。俺やっぱり悪いことしたのかな。

J「実はね・・・・私もOと・・・」
Jの声は小さい。でも、Aちゃんには聞こえたようでさらに雰囲気が重く冷たくなる。

A「裏切りもの・・・。ひどいよJちゃん!」
初めて大きい声を上げたAちゃん。そして俯いて言葉が続かない。
静かに泣くっていうのかな、こういうの。

J「私ね、Oが好きだったの。でも、Aちゃんがいたから諦めるつもりで
Oと一度だけデートしてもらって・・・」
A「・・・・」
J「でもOがおもちゃとか使って私とエッチしてるの見たら少し気持ちが覚めて・・・」
Jは都合のいいことを言ってる。でもまあ、俺にはどうでもいいので黙ってた。

A「おもちゃって何?」
J「えっと・・・」
A「ぬいぐるみとかを並べて横で・・・とか・・・?」
J「あ、そうじゃなくて・・・」

俺、笑いがこみ上げてくる。きっとAちゃんの頭の中ではメルヘンチックなものなんだろうな。

J「おもちゃって言うのはローターとかバイブとか・・・」
A「何・・・?」
J「ローター・・・」
A「それ何?」

Jが俺の目を見てくる。俺も混乱。予想してなかった。
ちょっと気まずい会話して俺たちが座ってる席の周囲に重い雰囲気出してるのにそこでバイブやローターの説明をするのは自殺行為だ。

俺「あ、えーとさ? 悪いんだけどAちゃん、Jに詳しく説明させるから少しだけ席はずしてくれる?」
俺「J、Aちゃんを連れて外でもいいし簡単にでもわかりやすく説明してくれね?」
A「?」
J「・・・うん。ちょっとこっちきて」

Aの手を引いて外に出るJ。2分くらいですぐ戻ってきた。
戻ってきたときのAちゃんの顔少し赤かった。

俺「・・・わかった?」
A「・・・うん。JちゃんもKちゃんもOにされたんだ」
J「うん」

うなずくK。Aちゃんショック受けてる。
しばらく沈黙。すると店の店員が来た。

店員「食べ終わった食器を片付けてもよろしいでしょうか?」
俺「あ、はい。あとコーヒーお願いします。みんなは?」
A「ウーロン茶がほしい」
J「水でいい」
K「コーヒーいいかな?」

さすがに何もオーダーしないのも悪いしドリンクだけど注文追加。

A「ショックだよ・・・Oの顔見れない」
俺「・・・楽しいはずだったのにごめんね」
A「・・・○○ちゃんは悪くないよ。Oに怒るのは当然だし・・・」
俺「・・・Aちゃんにショック与えたくはなかったんだけど」
A「うん・・・」

またしばらく無言。

俺「で、さ? Aちゃんに頼みがあるんだけど」
しばらく間があって

A「何? 私に出来ること?」
俺「うん、できること」
A「何?」
俺「俺がね、今からAちゃんの携帯でOに電話して、終わったらすぐにAちゃんの携帯の電源を一晩切りたいんだ」
A「?」
俺「それが俺がまずOにする仕返しのひとつ。頼めるかな? 電源切るのはまずい?」
A「一日くらいなら切ってても大丈夫だと思うけど・・・」
俺「うん。それからね、AちゃんにはKの家に今日泊まってほしいんだ」
A「え?」
K「え?」

さっきまでずっと考えていたんだけど、俺の頭の中では
1.AちゃんにOへ電話をかけさせる
2.AちゃんとOが少ししゃべったあとに、俺が携帯でOとしゃべる。
「俺、Kの彼氏だけど、Aを借りるね。 おもちゃ使います。」
3.電話切って、電源切ってAちゃんをKの家へ。Oとの合流を阻止。
という流れがベストかなぁと。Kにも話してなかったし説明する。

A「それでOはどうなるの?」
俺「きっと俺がKとの浮気現場を見たときと同じような状況に陥ると思う」
A「ふーん・・・」
俺「どうかな? Aちゃんははっきり言ってまったく関係ないし、被害者だし俺の仕返しなんてどうでもいいし。しかもKの家にまで行くことになるし」
A「・・・・」
俺「・・・・」
K「○○、Aちゃんに迷惑だよ。急に泊まってとか」
俺「そうだよなぁ・・・うん、迷惑だろうな」

しばらく考えてたAちゃん。

A「今晩、Kちゃん家に泊まる。Kちゃんと話したいし」
俺「ほんと!」
A「Kちゃんが迷惑にならなければ」
K「私は○○が言うことで出来ることなら何でもするから・・・」
俺「Kは大丈夫だって。Aちゃんが気にすることもないよ」
A「Kちゃん本当?」
K「うん!」
俺「本当はJとも話したいんだろうけど、Jは帰らないといけないしさ・・・」
A「Jちゃんとは別の日にね。Jちゃん泊まりで遊ぶことほとんどないし」
J「ごめんね・・・」
A「わかってるって」
J「うん」

よーし話はまとまった! まとまった? とにかくOと接触開始!

A「O? 今大丈夫? 用事は無いんだけど・・・」

1~2分、AちゃんとOがしゃべる。そこで俺が目で合図して変わってもらう。

俺「もしもし? 俺、俺」
O「・・・はあ? 誰だよお前。何?Aと一緒にいる? どういうこと? おい、コラァ!!」
俺「俺俺。聞こえてる?」
O「誰だお前! qあwせdrftgyふじこlp(←怒鳴ってる)」
俺「よーく聞いてください?」
O「qあwせdrftgyふじこlp」
俺「よく聞けって言ってるだろ! Aがどうなってもいいのか?!」
O「どういうことなんだよ!!おい答えろよ!」
俺「よーく聞いてください。俺、Kの彼氏だけど、Aを借りるねー。そうそう、 おもちゃ使いますー。じゃ」

携帯を切って、電源OFF。
やってやったぜ!! ヤッホオォォォーウ!!

俺「ありがとう! 気持ちがスカーってした!」
A「お礼言われても、喜べないよ・・・」
俺「あ、そうだねごめん・・・」

ブレーキ!ブレーキ! 精神統一。

俺「じゃあ行こうか? いい?」
A「いいよw」
俺「Kも大丈夫だよな?」
K「大丈夫だよー」
俺「Jはそろそろ解散?」
J「うん・・・ごめんなさい」

何かAちゃんとJが少し話し始めたので先に会計を終わらせる。
外に出て少し待っているときた。Jはこれから少し寄るところがあるらしくてここで別れた。

J「Aちゃんの都合がいいときに必ず時間作るから」
A「うん、わかったから。次ねー」
J「バイバイー」
俺「またなー」
K「おやすみー」
A「バイバイ」

後はKの家まで、ちょっとした話をしつつ帰宅。
ひとつ分かったこと。AちゃんはOと付き合い始めて3ヵ月とちょっと。
それ以外の情報はまだ聞けてない。
Kの家の前で別れる。

俺「Aちゃん、ありがとう。迷惑かけてごめんね」
A「いいってば。私もOには怒ってるから」
俺「明日は何か用事あるの?」
A「10時くらいに待ち合わせしてて」
俺「そうかー。じゃあそれが終わってから少し話さない?」
A「うん、いいよ」
俺「俺もKも時間はあるから、Aちゃんの用事が終わったらってことで」
A「うん」
K「そうだね」
俺「じゃあ、また明日! おやすみー」
K「○○おやすみー。後で電話するかも」
俺「ああ、わかった」
A「○○ちゃんおやすみ」

以上、今日の展開でした。

<続く>

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