妻に内緒でプライベートビデオ制作 2【人妻・寝取られ】
翌日、終業のチャイムと同時に退社すると、製作会社のオフィスで映像を受けとり、急いでネットカフェに向かいます。
個室に入り、注文したビールを一気に飲み干すと、耳にヘッドホンをあて、震える指先で再生ボタンを押しました。
モニターには、テーブル越しに向き合って座る妻と風間さんをほぼ真横の位置から捉えたカットが映し出されました。
「…ご主人、お忙しいんですね。どうしましょう?また次の機会にしましょうか?」
どうやら、会社に泊まる旨を妻に電話した直後のようです。
「大丈夫です!主人には、私だけでもマッサージをしてもらうよう言われてますから」
「そうですか。せっかくお邪魔したことですしね。じゃあ、この缶を空けたら始めましょう。さあ、もう一杯どうぞ」
「あっ…どうもすいません…先生にお出ししたビールを私がこんなに飲んでしまって…」
「いえいえ、お顔に似合わず飲みっぷりが素敵ですよ…。ところで…今日は少し変わったマッサージをしてみませんか?」
「えっ…?変わった…?」
「ええ…女性に大人気なんです。リラクゼーション効果も高くて気持ちいいですよ。旦那さんもいないし…どうでしょう?」
風間さんが少し身を乗り出し、妻の顔をジッと見つめます。
「あのう…、主人がいないことと、そのマッサージ…なにか関係があるんですか?」
「ええ…まずは普段よりも施術の時間が長いこと。それと旦那さんがいらっしゃる時だと、何となく気恥ずかしいかも…」
「気恥ずかしい…ですか?え~、なんだろうな~」
妻は手の平を頬にあて、何か考え込む様子を見せています。そして次の瞬間、風間さんを挑発するかのような台詞を口にします。
「もしかして…露出が高めとか?な~んて、私ったらすっかりおばちゃんの発言ですね」
風間さんの表情が一瞬だけ真剣になったように見えます。
「ハハッ…もし奥さんが望むなら…僕は裸でも構いませんよ」
「本当ですか?じゃあ、風間さんのヌード見せて下さいね。あっ…裸になるのは私の方か」
「そうですよ。まあ、冗談はさておき…もし奥さんに合わなければ途中でやめます。まずは、試してみませんか?」
「そうですね…わかりました…。せっかくだから、お願いします。ここ、片付けちゃいますね」
妻は立ち上がると、テーブルの皿を台所に運んでいきます。
風間さんはすかさず携帯を手に取りメールを打ち始めました。この時間軸は、確かに私が受け取った報告内容と合致します。
続いて、カメラを仕込んだバックを隣の和室に運ぶと、布団の斜め前方に配置します。アングルを調整しているのか、画面が数回、ガサガサッと乱れます。
「奥さんっ!ちょっと準備しますから!お呼びするまでそのまま後片付けを続けて下さい」
台所の妻から返事らしきものが聞こえてくると、風間さんは布団の脇にアロマキャンドルを設置しました。
続いて電気マッサージ機と浴衣をキャンドルのそばに置くと、妻を呼びに和室を離れます。
暫くの間、隣のリビングから二人の会話が聞こえた後、風間さんが妻を連れて戻ってきました。
「わぁ、いい匂い!!これって、アロマですよね?ステキ~!」
「リラックスできるでしょ?女性は好きな方が多いですね。では…電気を消しましょう」
「えっ?電気消すんですか?」
「はい…。マッサージに集中して頂くため、キャンドルの灯りだけにします…」
妻は右手でパタパタと顔を扇ぎ、やや狼狽えた様子を見せます。
しかし、風間さんはさも当たり前かのように、淡々と消灯スイッチを押しました。
暗闇の中、淡いオレンジ色の光が二人を映し出すと、辺りは急速に妖艶なムードに包まれます。
そのまま抱き合って、互いの体を貪り始めたとしても、何も不思議ではありません。
奇妙な静寂が立ち込める中、風間さんが囁くように促しました。
「じゃあ…、奥さん…浴衣に着替えて…。僕も…ラフな格好させてもらいますね…」
「はっ…はい…この浴衣ですよね…。風間さんのは…?主人の服で宜しければお貸ししますよ?」
「僕は短パンとΤシャツを持って来てますから…」
そういうと風間さんは、いきなり妻の目の前でズボンを下げました。真っ赤なブリーフの前方部は、遠目にもわかるほど、大きく隆起しています。
妻は咄嗟に目をふせ、それを見ないように気を使います。
風間さんはそんな妻の反応を楽しむように、ゆっくりと浴衣を拾い上げると、わざとらしく一歩前に踏み出しました。
逃げ場を失った妻の視線は、彼の盛り上がった股間に、しっかりと固定されています。
「さぁ…奥さんも着替えて下さい。体が楽になりますよ…」
「はい…。あのう…ここでですか?」
「ええ…奥さんは。僕はリビングに行きますから…。終わったら声かけて下さいね」
「わかりました…。それと…どこまで身につけてて大丈夫ですか?その…下着とか…」
「あぁ…お任せします。奥さんのお好きなようにどうぞ…。まあ…出きるだけ薄着の方が効果は上がりますけどね」
風間さんは妻に浴衣を手渡すと、カバンから短パンを取り出して、隣の部屋に向かいました。
襖が閉まるのを確認した後、妻はその場でシャツを脱ぎました。
白い柔肌に映える黒のブラジャーが露になると、続いてスカートのホックを外しストリッパーのようにゆっくりと下ろします。
黒のランジェリー姿になった妻は、そのまま鏡の前に移動し、自分の体をじっと見ます。
髪を直したり、ブラジャーの位置をずらしたりと身だしなみを整えます。
そして、浴衣を羽織り、帯を締めて画面上から消えると、風間さんを和室に招き入れました。
再び現れた風間さんは、短パンにТシャツの軽装で、いよいよ妻のマッサージに取り掛かります。
布団の上でうつ伏せになった妻の背中に風間さんが跨がります。
「では、始めますね。まずは普段と同じように体全体をほぐします。リラックスして下さい」
「はい…宜しくお願いします」
風間さんの手が妻の肩をゆっくりと揉み始めます。肩を中心に、首や二の腕など周辺の凝りも丹念にほぐし終えると、今度は背中から腰に向けて指圧していきます。
意を尽くしたソフトなマッサージとジョークを交えた巧みな会話術で妻を心身ともにリラックスさせ、本音を引き出すムードを作り上げていきます。
マッサージ開始から20分、風間さんが会話の内容に変化をくわえます。妻を仰向けにすると、鎖骨付近を指圧しながら、優しく語りかけました。
「奥さん…浴衣がお似合いですよ。旦那さんが見たら、きっと惚れ直すでしょうね…」
「いえ…そんな…。多分…主人はあまり興味ないと思います。結婚生活も長いですし…」
「もし、それが本当だとしたら…勿体ないですね。こんなに魅力的な女性なのに。僕が代わりに惚れてもいいですか?」
妻は照れ笑いしながらも、ジッと風間さんを見つめます。
「フフッ…もちろんいいですよ。優しいし…マッサージ上手だし…それにカッコいいし…」
「冗談だと思ってるでしょ?結構マジですよ。奥さんはそれくらい魅力的です。独身の時はモテたんじゃないですか?」
「いや、全然ですよ」
「ハハハッ…そんなこと言って…まんざらでも無さそうなお顔してますよ。旦那さんも居ないし…、白状して下さい。僕のライバルが過去に何人いるのか」
「エエ~どうしよう…。じゃあ…予想してみて下さい」
「そうですね…お付き合いされた男性は…5人かな?どう?」
「ブ~。不正解です。はい、もう終わりで~す!」
「そうか…それ以上なんですね。なんか嫉妬してきました。そんなたくさんの男性に…」
「フフ…もう…風間さんったら。私、何も言ってませんよ~」
妻が会話に気を取られている内に、風間さんの手が浴衣の襟を徐々に開いていきます。
「じゃあ、せめてヒント下さい。実は二桁ですか?」
「エッ…?う~ん、どうしよう…。それってお付き合いした人の数ですよね?」
「そうそう…僕のライバルの人数。あぁ~元カレ達が憎いっ!」
「フフフッ…風間さんって面白いですね。わかりました。主人には内緒にして下さいよ?」
「もちろんです。僕と奥さんだけの秘密にしましょう」
「なんか…恥ずかしいですね…。さっきの予想の…3倍かな」
「なるほどね…。奥さんみたいに素敵な方ならそれぐらい当然です。でも、少し腹が立ちますね…。ちょっと失礼しますよ」
風間さんは鎖骨の下を擦りながら大胆に襟元を広げます。
妻は確実にブラジャーが露出したことに気づいていますが、嫌がる素振りを見せません。
「僕の経験上、女性は多くの男に愛された方が綺麗になるんですよ。だから、奥さんの肌はこんなにツヤがあるんです」
白い胸元を風間さんの指先が軽く撫でると、妻の下半身がビクッ!と浮き上がります。
「アッ…そんなこと…ンッ…無いです。40…過ぎましたし…」
その反応を見た風間さんは一気にエスカレートしていきます。
「奥さん…今…凄く綺麗ですよ。ちょっと目をつぶって…。特別なマッサージしてあげるから」
何か期待しているかのように体をモジりながら、妻はそっと両目を閉じます。
「目は…つぶりましたね…?」
風間さんは、まるで妻にキスするかのように顔を近づけて、小さく語りかけます。
妻は無言でうなずくと、体を緊張させ、背筋を伸ばします。
「僕が見えない方がマッサージに集中できますからね…」
風間さんは、ブラジャーの肩紐に人差し指を掛け、ゆっくりと妻の両肩から抜いていきます。
妻は、その意図する所に気づいているはずですが、目を閉じたままジッとしています。
「さあ…奥さん…軽く背中を持ち上げて下さい…」
妻は促されるままに背中の重力を解放します。
次の瞬間、風間さんは両腕の筋肉を隆起させ、勢いよくブラジャーをズリ下げました。
『アッ…ッ…ダメッ…』
妻の囁きと共に、真っ白な乳房が丸出しになります。
「あぁ…奥さん…綺麗なカラダ…してるじゃないですか…」
風間さんは妻の乳房を舐めまわすように凝視します。
「ィャッ…恥ずかしい…」
妻は首を振りながら、両手で顔を覆います。しかし、その反応とは裏腹に、妻のやや黒ずんだ乳首はピンッと勃っています。
風間さんは目を血走らせ、無言で乳房を揉み始めます。
妻の下半身がクイッ…クイッ…と小さく持ち上がります。
「あぁ…奥さん…体の力を抜いて下さいね」
風間さんは妻の乳房を責めながら、浴衣を完全に剥ぎ取り、更にはパンティーに手を掛けます。
「ダメッ…それは…ダメッ…」
妻はパンティーを掴む風間さんの右手に気づくと、流石に抵抗する素振りでグッと膝を閉じます。
風間さんは一旦は手を離しますが、妻の本音を見透かしたように、今度は五指を駆使し、クロッチ部に刺激を与えます。
「アッ…アッ…ダメッ…」
「奥さん…勘違いしないで下さい…これはマッサージですよ…」
「でも…ンッ…恥ずか…しい」
敏感な部分を繊細に弄ぶ風間さんの卓越した指使いに、妻は苦悶の表情を浮かべて、腰をモジモジと動かします。
「ほら…奥さん…体が熱くなってきましたね…。マッサージの効果が出てますよ…」
妻の耳元でそう囁くと、風間さんの左手はゆっくり円を描きながら乳房の中心に向かいます。
そして、こげ茶色の大きな乳輪に達すると、焦らすようにその外周を爪でなぞります。
しっかりと閉じられていたはずの妻の両膝は、いつしかだらしなく半開きになっています。
風間さんは、湿り気を帯びてきたクロッチをニヤニヤと眺めながら、意地悪なセリフで妻の羞恥心を煽ります。
「奥さん…汗が凄いですね。ここ…湿ってきましたよ…」
「エエッ…?ヤダァ…私…」
「熱が逃げて体が冷えますから、これ取りますよ?」
風間さんは再度パンティーに手を掛けると、今度は有無を言わさず一気にズリ下げました。
「アアッ!…イヤッ!…ちょっ…恥ずか…しいッ!」
深々と生い茂る陰毛が露になると、妻は頬を真っ赤に染め、慌てて膝を閉じようとします。
その瞬間、風間さんはそれまで一度も触れることなく焦らしてきた妻の乳首をピンッ…ピンッと数回弾きました。
「アッ…!!…アッ…!!」
妻の腰がビクン…ビクン…と持ち上がると、風間さんはその動きに合わせ更にパンティーをズリ下げ、一気に抜き去ります。
「ァァァァ~!見ないで~!」
妻は咄嗟に両手で陰部を覆いますが、風間さんはその手を力強く握りしめると、優しい口調で諭しながらゆっくりと外します。
「奥さん…恥ずかしがらないで…とっても綺麗な体してるじゃないですか…。そのままおとなしく…マッサージに集中して…」
妻は肩で息をしながら小さくうなずくと、風間さんに促されるまま再び陰部を露出させます。
風間さんが電気マッサージ器を手に取りスイッチを入れると、辺りにヴィーンという妖しい振動音が響きます。
「奥さん…大丈夫ですよ。これ…とっても効くんです」
風間さんは電マを右肩にあてると、同時に左の乳首を摘まみます。妻の腰が自然にクイッ…クイッ…と持ち上がります。
「どうですか…奥さん?気持ち…良さそうですね」
「はい…ッ…気持ち…ィィ…」
「よし…いい感じですね。やっと体だけでなく心もハダカになっていただけたようですね。
今からは遠慮なく、本当の奥さんを出して下さいよ」
これから風間さんのマッサージが本格化しようとしたその時、私の携帯電話からメール受信音が鳴り響きました。
映像を一時停止し、メールを確認します。受信した時になんとなく予感はしましたが、やはり発信者は風間さんでした。
【こんばんわ。奥さんのスケベな映像、どうでしたか?高橋さんの驚きと興奮を倍増させるために、当日の報告でソフトなんて嘘つきましたが、どうかご容赦下さい。
高橋さんの奥さんが特別なのではなく、僕の経験上、オンナという生き物はみんなスケベなのです。
また、今後のことも含めて色々と話しましょう。では】
読み終えた私は、にわかにメールの意味が分かりませんでした。
…驚き?…ソフト?…嘘?
…妻が特別なのではない?…
…みんなスケベ…?
それまで私は今までにない興奮を味わう一方、どこか安心して映像を見ていました。
風間さんがどんなに優れたオスであっても、妻はマッサージを許容したに過ぎず、交尾という夫婦間にだけ許された神聖な営みを凌駕することはない。そんな優位性に安心していたからでした。
しかし、メールのキーワードから私の脳ミソがくだした解釈は、
《妻は風間さんと交尾した》
という想定外の出来事でした。
それを理解した瞬間、私は全身の血液が逆流するような感覚を覚え、思わず映像の停止ボタンを押し、そのままディスクを取り出してしまいました。
皆様
いつもご声援頂きまして、有難うございます。
「妻の本性」は、これにて一先ず完結とさせていただきます。
これまで、何よりも皆様に共感していただくことを念頭に投稿を続けて参りました。
事実に正確な記述や分り易い表現に拘る余り、進行が遅くなってしまったことをここにお詫び申し上げます。
お蔭様でようやくここまでたどり着きました。この先、皆様に一番共感を得られる手法はなんだろうかと考えましたが、ここからは是非、絢子を皆様の奥様に置き換え、皆様の想像の世界で、この話を完成していただくのがベストな手法ではないかとの結論に至りました。
ゴールの形は、直前の投稿にある程度残しております。
この手法への御不満が多ければ継続投稿も考えますが、私としてそれを推奨するものではありませんこと、最後に付言させていただきます。
今まで応援をいただいた皆様に…有難うございました。
高橋
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モニターには、テーブル越しに向き合って座る妻と風間さんをほぼ真横の位置から捉えたカットが映し出されました。
「…ご主人、お忙しいんですね。どうしましょう?また次の機会にしましょうか?」
どうやら、会社に泊まる旨を妻に電話した直後のようです。
「大丈夫です!主人には、私だけでもマッサージをしてもらうよう言われてますから」
「そうですか。せっかくお邪魔したことですしね。じゃあ、この缶を空けたら始めましょう。さあ、もう一杯どうぞ」
「あっ…どうもすいません…先生にお出ししたビールを私がこんなに飲んでしまって…」
「いえいえ、お顔に似合わず飲みっぷりが素敵ですよ…。ところで…今日は少し変わったマッサージをしてみませんか?」
「えっ…?変わった…?」
「ええ…女性に大人気なんです。リラクゼーション効果も高くて気持ちいいですよ。旦那さんもいないし…どうでしょう?」
風間さんが少し身を乗り出し、妻の顔をジッと見つめます。
「あのう…、主人がいないことと、そのマッサージ…なにか関係があるんですか?」
「ええ…まずは普段よりも施術の時間が長いこと。それと旦那さんがいらっしゃる時だと、何となく気恥ずかしいかも…」
「気恥ずかしい…ですか?え~、なんだろうな~」
妻は手の平を頬にあて、何か考え込む様子を見せています。そして次の瞬間、風間さんを挑発するかのような台詞を口にします。
「もしかして…露出が高めとか?な~んて、私ったらすっかりおばちゃんの発言ですね」
風間さんの表情が一瞬だけ真剣になったように見えます。
「ハハッ…もし奥さんが望むなら…僕は裸でも構いませんよ」
「本当ですか?じゃあ、風間さんのヌード見せて下さいね。あっ…裸になるのは私の方か」
「そうですよ。まあ、冗談はさておき…もし奥さんに合わなければ途中でやめます。まずは、試してみませんか?」
「そうですね…わかりました…。せっかくだから、お願いします。ここ、片付けちゃいますね」
妻は立ち上がると、テーブルの皿を台所に運んでいきます。
風間さんはすかさず携帯を手に取りメールを打ち始めました。この時間軸は、確かに私が受け取った報告内容と合致します。
続いて、カメラを仕込んだバックを隣の和室に運ぶと、布団の斜め前方に配置します。アングルを調整しているのか、画面が数回、ガサガサッと乱れます。
「奥さんっ!ちょっと準備しますから!お呼びするまでそのまま後片付けを続けて下さい」
台所の妻から返事らしきものが聞こえてくると、風間さんは布団の脇にアロマキャンドルを設置しました。
続いて電気マッサージ機と浴衣をキャンドルのそばに置くと、妻を呼びに和室を離れます。
暫くの間、隣のリビングから二人の会話が聞こえた後、風間さんが妻を連れて戻ってきました。
「わぁ、いい匂い!!これって、アロマですよね?ステキ~!」
「リラックスできるでしょ?女性は好きな方が多いですね。では…電気を消しましょう」
「えっ?電気消すんですか?」
「はい…。マッサージに集中して頂くため、キャンドルの灯りだけにします…」
妻は右手でパタパタと顔を扇ぎ、やや狼狽えた様子を見せます。
しかし、風間さんはさも当たり前かのように、淡々と消灯スイッチを押しました。
暗闇の中、淡いオレンジ色の光が二人を映し出すと、辺りは急速に妖艶なムードに包まれます。
そのまま抱き合って、互いの体を貪り始めたとしても、何も不思議ではありません。
奇妙な静寂が立ち込める中、風間さんが囁くように促しました。
「じゃあ…、奥さん…浴衣に着替えて…。僕も…ラフな格好させてもらいますね…」
「はっ…はい…この浴衣ですよね…。風間さんのは…?主人の服で宜しければお貸ししますよ?」
「僕は短パンとΤシャツを持って来てますから…」
そういうと風間さんは、いきなり妻の目の前でズボンを下げました。真っ赤なブリーフの前方部は、遠目にもわかるほど、大きく隆起しています。
妻は咄嗟に目をふせ、それを見ないように気を使います。
風間さんはそんな妻の反応を楽しむように、ゆっくりと浴衣を拾い上げると、わざとらしく一歩前に踏み出しました。
逃げ場を失った妻の視線は、彼の盛り上がった股間に、しっかりと固定されています。
「さぁ…奥さんも着替えて下さい。体が楽になりますよ…」
「はい…。あのう…ここでですか?」
「ええ…奥さんは。僕はリビングに行きますから…。終わったら声かけて下さいね」
「わかりました…。それと…どこまで身につけてて大丈夫ですか?その…下着とか…」
「あぁ…お任せします。奥さんのお好きなようにどうぞ…。まあ…出きるだけ薄着の方が効果は上がりますけどね」
風間さんは妻に浴衣を手渡すと、カバンから短パンを取り出して、隣の部屋に向かいました。
襖が閉まるのを確認した後、妻はその場でシャツを脱ぎました。
白い柔肌に映える黒のブラジャーが露になると、続いてスカートのホックを外しストリッパーのようにゆっくりと下ろします。
黒のランジェリー姿になった妻は、そのまま鏡の前に移動し、自分の体をじっと見ます。
髪を直したり、ブラジャーの位置をずらしたりと身だしなみを整えます。
そして、浴衣を羽織り、帯を締めて画面上から消えると、風間さんを和室に招き入れました。
再び現れた風間さんは、短パンにТシャツの軽装で、いよいよ妻のマッサージに取り掛かります。
布団の上でうつ伏せになった妻の背中に風間さんが跨がります。
「では、始めますね。まずは普段と同じように体全体をほぐします。リラックスして下さい」
「はい…宜しくお願いします」
風間さんの手が妻の肩をゆっくりと揉み始めます。肩を中心に、首や二の腕など周辺の凝りも丹念にほぐし終えると、今度は背中から腰に向けて指圧していきます。
意を尽くしたソフトなマッサージとジョークを交えた巧みな会話術で妻を心身ともにリラックスさせ、本音を引き出すムードを作り上げていきます。
マッサージ開始から20分、風間さんが会話の内容に変化をくわえます。妻を仰向けにすると、鎖骨付近を指圧しながら、優しく語りかけました。
「奥さん…浴衣がお似合いですよ。旦那さんが見たら、きっと惚れ直すでしょうね…」
「いえ…そんな…。多分…主人はあまり興味ないと思います。結婚生活も長いですし…」
「もし、それが本当だとしたら…勿体ないですね。こんなに魅力的な女性なのに。僕が代わりに惚れてもいいですか?」
妻は照れ笑いしながらも、ジッと風間さんを見つめます。
「フフッ…もちろんいいですよ。優しいし…マッサージ上手だし…それにカッコいいし…」
「冗談だと思ってるでしょ?結構マジですよ。奥さんはそれくらい魅力的です。独身の時はモテたんじゃないですか?」
「いや、全然ですよ」
「ハハハッ…そんなこと言って…まんざらでも無さそうなお顔してますよ。旦那さんも居ないし…、白状して下さい。僕のライバルが過去に何人いるのか」
「エエ~どうしよう…。じゃあ…予想してみて下さい」
「そうですね…お付き合いされた男性は…5人かな?どう?」
「ブ~。不正解です。はい、もう終わりで~す!」
「そうか…それ以上なんですね。なんか嫉妬してきました。そんなたくさんの男性に…」
「フフ…もう…風間さんったら。私、何も言ってませんよ~」
妻が会話に気を取られている内に、風間さんの手が浴衣の襟を徐々に開いていきます。
「じゃあ、せめてヒント下さい。実は二桁ですか?」
「エッ…?う~ん、どうしよう…。それってお付き合いした人の数ですよね?」
「そうそう…僕のライバルの人数。あぁ~元カレ達が憎いっ!」
「フフフッ…風間さんって面白いですね。わかりました。主人には内緒にして下さいよ?」
「もちろんです。僕と奥さんだけの秘密にしましょう」
「なんか…恥ずかしいですね…。さっきの予想の…3倍かな」
「なるほどね…。奥さんみたいに素敵な方ならそれぐらい当然です。でも、少し腹が立ちますね…。ちょっと失礼しますよ」
風間さんは鎖骨の下を擦りながら大胆に襟元を広げます。
妻は確実にブラジャーが露出したことに気づいていますが、嫌がる素振りを見せません。
「僕の経験上、女性は多くの男に愛された方が綺麗になるんですよ。だから、奥さんの肌はこんなにツヤがあるんです」
白い胸元を風間さんの指先が軽く撫でると、妻の下半身がビクッ!と浮き上がります。
「アッ…そんなこと…ンッ…無いです。40…過ぎましたし…」
その反応を見た風間さんは一気にエスカレートしていきます。
「奥さん…今…凄く綺麗ですよ。ちょっと目をつぶって…。特別なマッサージしてあげるから」
何か期待しているかのように体をモジりながら、妻はそっと両目を閉じます。
「目は…つぶりましたね…?」
風間さんは、まるで妻にキスするかのように顔を近づけて、小さく語りかけます。
妻は無言でうなずくと、体を緊張させ、背筋を伸ばします。
「僕が見えない方がマッサージに集中できますからね…」
風間さんは、ブラジャーの肩紐に人差し指を掛け、ゆっくりと妻の両肩から抜いていきます。
妻は、その意図する所に気づいているはずですが、目を閉じたままジッとしています。
「さあ…奥さん…軽く背中を持ち上げて下さい…」
妻は促されるままに背中の重力を解放します。
次の瞬間、風間さんは両腕の筋肉を隆起させ、勢いよくブラジャーをズリ下げました。
『アッ…ッ…ダメッ…』
妻の囁きと共に、真っ白な乳房が丸出しになります。
「あぁ…奥さん…綺麗なカラダ…してるじゃないですか…」
風間さんは妻の乳房を舐めまわすように凝視します。
「ィャッ…恥ずかしい…」
妻は首を振りながら、両手で顔を覆います。しかし、その反応とは裏腹に、妻のやや黒ずんだ乳首はピンッと勃っています。
風間さんは目を血走らせ、無言で乳房を揉み始めます。
妻の下半身がクイッ…クイッ…と小さく持ち上がります。
「あぁ…奥さん…体の力を抜いて下さいね」
風間さんは妻の乳房を責めながら、浴衣を完全に剥ぎ取り、更にはパンティーに手を掛けます。
「ダメッ…それは…ダメッ…」
妻はパンティーを掴む風間さんの右手に気づくと、流石に抵抗する素振りでグッと膝を閉じます。
風間さんは一旦は手を離しますが、妻の本音を見透かしたように、今度は五指を駆使し、クロッチ部に刺激を与えます。
「アッ…アッ…ダメッ…」
「奥さん…勘違いしないで下さい…これはマッサージですよ…」
「でも…ンッ…恥ずか…しい」
敏感な部分を繊細に弄ぶ風間さんの卓越した指使いに、妻は苦悶の表情を浮かべて、腰をモジモジと動かします。
「ほら…奥さん…体が熱くなってきましたね…。マッサージの効果が出てますよ…」
妻の耳元でそう囁くと、風間さんの左手はゆっくり円を描きながら乳房の中心に向かいます。
そして、こげ茶色の大きな乳輪に達すると、焦らすようにその外周を爪でなぞります。
しっかりと閉じられていたはずの妻の両膝は、いつしかだらしなく半開きになっています。
風間さんは、湿り気を帯びてきたクロッチをニヤニヤと眺めながら、意地悪なセリフで妻の羞恥心を煽ります。
「奥さん…汗が凄いですね。ここ…湿ってきましたよ…」
「エエッ…?ヤダァ…私…」
「熱が逃げて体が冷えますから、これ取りますよ?」
風間さんは再度パンティーに手を掛けると、今度は有無を言わさず一気にズリ下げました。
「アアッ!…イヤッ!…ちょっ…恥ずか…しいッ!」
深々と生い茂る陰毛が露になると、妻は頬を真っ赤に染め、慌てて膝を閉じようとします。
その瞬間、風間さんはそれまで一度も触れることなく焦らしてきた妻の乳首をピンッ…ピンッと数回弾きました。
「アッ…!!…アッ…!!」
妻の腰がビクン…ビクン…と持ち上がると、風間さんはその動きに合わせ更にパンティーをズリ下げ、一気に抜き去ります。
「ァァァァ~!見ないで~!」
妻は咄嗟に両手で陰部を覆いますが、風間さんはその手を力強く握りしめると、優しい口調で諭しながらゆっくりと外します。
「奥さん…恥ずかしがらないで…とっても綺麗な体してるじゃないですか…。そのままおとなしく…マッサージに集中して…」
妻は肩で息をしながら小さくうなずくと、風間さんに促されるまま再び陰部を露出させます。
風間さんが電気マッサージ器を手に取りスイッチを入れると、辺りにヴィーンという妖しい振動音が響きます。
「奥さん…大丈夫ですよ。これ…とっても効くんです」
風間さんは電マを右肩にあてると、同時に左の乳首を摘まみます。妻の腰が自然にクイッ…クイッ…と持ち上がります。
「どうですか…奥さん?気持ち…良さそうですね」
「はい…ッ…気持ち…ィィ…」
「よし…いい感じですね。やっと体だけでなく心もハダカになっていただけたようですね。
今からは遠慮なく、本当の奥さんを出して下さいよ」
これから風間さんのマッサージが本格化しようとしたその時、私の携帯電話からメール受信音が鳴り響きました。
映像を一時停止し、メールを確認します。受信した時になんとなく予感はしましたが、やはり発信者は風間さんでした。
【こんばんわ。奥さんのスケベな映像、どうでしたか?高橋さんの驚きと興奮を倍増させるために、当日の報告でソフトなんて嘘つきましたが、どうかご容赦下さい。
高橋さんの奥さんが特別なのではなく、僕の経験上、オンナという生き物はみんなスケベなのです。
また、今後のことも含めて色々と話しましょう。では】
読み終えた私は、にわかにメールの意味が分かりませんでした。
…驚き?…ソフト?…嘘?
…妻が特別なのではない?…
…みんなスケベ…?
それまで私は今までにない興奮を味わう一方、どこか安心して映像を見ていました。
風間さんがどんなに優れたオスであっても、妻はマッサージを許容したに過ぎず、交尾という夫婦間にだけ許された神聖な営みを凌駕することはない。そんな優位性に安心していたからでした。
しかし、メールのキーワードから私の脳ミソがくだした解釈は、
《妻は風間さんと交尾した》
という想定外の出来事でした。
それを理解した瞬間、私は全身の血液が逆流するような感覚を覚え、思わず映像の停止ボタンを押し、そのままディスクを取り出してしまいました。
皆様
いつもご声援頂きまして、有難うございます。
「妻の本性」は、これにて一先ず完結とさせていただきます。
これまで、何よりも皆様に共感していただくことを念頭に投稿を続けて参りました。
事実に正確な記述や分り易い表現に拘る余り、進行が遅くなってしまったことをここにお詫び申し上げます。
お蔭様でようやくここまでたどり着きました。この先、皆様に一番共感を得られる手法はなんだろうかと考えましたが、ここからは是非、絢子を皆様の奥様に置き換え、皆様の想像の世界で、この話を完成していただくのがベストな手法ではないかとの結論に至りました。
ゴールの形は、直前の投稿にある程度残しております。
この手法への御不満が多ければ継続投稿も考えますが、私としてそれを推奨するものではありませんこと、最後に付言させていただきます。
今まで応援をいただいた皆様に…有難うございました。
高橋
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