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嫁がパート先の専務に、俺の就職を餌にやられた 7

夕方になる前に娘を迎えに義母の所へ行きました。
義母には『仕事の事で揉めまして、また職探しします』とだけ伝えました。

夕食は娘の希望でデリバリーのピザを3人で食べていました。
会話も無く静かなキッチン、私は進まないビールをチビチビ飲んでいました。


突然、娘が泣き出しました。

娘「ゴメンなさい!ゴメンなさい!」
私「んん?愛美、どうした?」

娘「ゴメンなさい・・・、私、私いい子にするから・・・言う事も聞くから」
私「愛美は、いい子だよ」

娘「お手伝いもするから・・・・だから・・ケンカ・・しないで・・・」

私は娘を抱きしめて、

私「違うんだよ、愛美は全然悪くないんだよ。悪いのはお父さんとお母さんなんだ」
私の目から涙が溢れて止まりませんでした。

私「愛美は謝らなくていいんだからね。愛美はとても良い子だよ」

娘と私の側で妻も泣き崩れていました。


娘が寝た後、私は静かに妻に話し掛けました。





私「お前は、自分が何をしたの分かっているのか?」
妻「許されない事をしたと思ってます」

私「お前は俺に色んなものを与えてくれた、それを壊そうとしたんだぞ」
妻「ゴメンなさい・・・」


私「でもな・・・愛美には母親が必要なんだ、片親にはしたくない」
妻「はい」

私「これからも良い母親でいてくれるか?」
妻「はい、あなた・・・ありがとう・・・」

私「でも俺はお前の事を妻として、今すぐ許す気にはなれない」
妻「許してもらえるようにします」

私「・・・・・」



次の朝、娘の前では仲の良い夫婦を演じていました。
娘を送り出した後、2人でスーパーへと向かいました。


私達が辞める事は社長から聞いて店長は知っていました。
お世話になった方々に挨拶をしました。
みんなには、妻が専務に『抱かせなければ旦那をクビにするぞ』と言われたので辞めると言って回りました。

シゲさんは『最低な野郎だな!ぶっ飛ばしてやる!』と、一緒に怒ってくれました。
浅茅さんは『そんな人よ』と、ちょっと意味深でした。
妻はパートのおばさん連中と涙を流しながらお別れを言っていました。


家に戻り、社長からの連絡を待ちました。
12時過ぎに電話で、これから来ると連絡が入り、約10分後社長は1人で来ました。

部屋に招き入れ、昨日と同じように座りました。

社長「今の私には、こんな事でお詫びするしか出来ません」

そう言って風呂敷から中身を出しました。昨日と同じ一万円札の束が3個と小切手が1枚。

社長「これで無かった事にとは言いません。今後も私に出来る限りの事をさせて頂きます」

私「あくまでも息子さんの責任は、貴方が取るということですね」
社長「そうさせて下さい。お願いします」

私「分かりました。それでは貴方が責任を取ると一筆下さい。でも憶えておいて下さいね、私達は息子さんを一生恨んでいるという事は」

社長「今回の事は、今までとは違って私も怒っています。それなりの罰も考えたいと思います」
私「おやつ抜きとかですか?」

バカにした私を睨むように見て、

社長「本気で考えてます」
私「楽しみにしてますよ」

社長「一つだけ厚かましいお願いを聞いてほしいんですけど」
私「なんでしょう?」

社長「絶対、別れないで下さいね」
私「・・・どうなるんでしょうね・・・」

社長「これからも時々連絡させて頂いても宜しいでしょうか?」
私「いいですよ」

社長「それでは、これは受け取って下さいね」

この時、初めて小切手の金額が1千万円と分かりました。

社長「近いうちに必ず息子と謝りに参ります」
私「それはお断りします。目の前に居たら、私は何をしでかすか分かりませんから」

社長が一筆書いている時、私は目の前でDVDを割って見せました。

社長は深々と頭を下げて帰って行きました。


昨夜の娘の出来事が無ければ、私は今日も社長の申し出を頑なに拒んでいたでしょう。

当初は、どんな事をしても(たとえ犯罪者になろうとも)鶴岡一男という男に制裁を、そして妻とは離婚を前提に対処していこうと思っていました。

でも今は、娘の為には何が最善なのかを1番に考え、娘の為に生きていこうと思います。
社長から貰った金は、娘の為に使うと妻には言いました。

しかし鶴岡一男を許した訳ではなく、機会が有れば復讐はしたいと思っています。



妻は何事も無かったかのように娘や私に接しており、かなり努力している事は分かります。
それでも私は、妻が話しかけて来ても生半可な返事や嫌味な事しか言えないでいます。

何も手に着かないまま金曜日(4月15日)になっていました。
『もし私がまだ気が付いていなければ明日の土曜も関係を持っていたのかも』と考えると、なぜか無性に腹が立って来ました。


キッチンに居る妻を部屋に呼びました。

私「布団を出して敷けよ」

妻は何かを察したかのように無言で布団を敷きました。

私「裸になって寝ろよ」

妻は全てを脱ぎ仰向けに寝ました。

私「足を開き自分でマ○コを広げて、お願いしろよ」
妻「もう勘弁して下さい、許して・・・」

私「あの男には言えて、俺には言えないのか」
妻「・・・・・」

私「早く!お願いしろよ!」
妻「・・・入れて・・下さい」

私「ちゃんと言わないと分かんねーな」
妻「・・・私のマ○コにあなたのチ○コを入れて下さい」

私はズボンとパンツを脱ぎ、濡れていない妻のマ○コに唾を付け乱暴に挿入しました。
妻は目を強く瞑り、耐えているようでした。
私は胸を鷲掴みにし、ただただ腰を振り続けました。
数分後、チ○コは徐々に元気を無くしマ○コから抜けてしまいました。

私は無言で立ち上がりパンツとズボンを履くと部屋から逃げるようにキッチンへと行きました。

妻が体を丸めて、すすり泣いているのが分かりました。


暫くすると妻が私の側に来て

妻「あなたを傷つけて、本当にゴメンなさい」
私「・・・・・」

妻「あなたに愛してもらいたいです」
私「・・・・・」

妻「あなたに許してもらえるように努力します。だから・・・お願いします」
私「俺はお前を許せると思うか?」

妻「許してもらいたい・・・」
私「俺たち、元のように戻れると思うか?」

妻「戻りたい・・・」
私「そうだな・・・」

妻「お願いします」
私「戻ろうな」

妻「はい」


翌日の4月16日土曜日は、家族3人で手を繋ぎ出掛けました。

これで良かったのかなんて、私にも分かりません。
でもこれで良かったと思う日が来る事を願います。

後は時間が解決してくれる事を祈るばかりです。


おわり




最後まで読んで下さった皆様、本当にありがとうございました。
レスを下さった皆様、本当に感謝しております。

私共の出来事としては、ここで終わりとさせて頂きます。

すでに今日までに2ヶ月と1週間が経過しています。
その間にも色々な事が有り、新たに知った事も有りました。

鶴岡好子(社長)は誠意を持って私共に接してくれています。
それにより鶴岡一男に対して少しずつ罰をあたえています。

私共夫婦も妻の頑張りにより良い方向へと向かっています。
このまま行く事を願っています。


またこの後も意見や質問等、何でもレスして下さい。
ありがとうございました。

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