不倫現場に突入した体験談
まあ今はキジョなわけでカップル板に書くのもどうかと思うんですが、昔体験した修羅場的な物を投下します。
会話や流れは記憶を元に端折ってるのでリアリティに欠けるかもしれませんがご容赦下さい。
A子 私 当時22才 大学4年生(一人暮らし)
B男 私の彼氏 22才大学4年生(実家暮らし)
店長 B男のバイト先の雇われ店長 30才ぐらい
C香 店長の奥さん 28才ぐらい 専業主婦
友人 店長の友人 サラリーマン ナイスガイ
8年前の話しになります。
私とB男は付き合って約2年になる、ある地方都市の同じ大学のカップルでした。
B男のバイト先は飲食店で週に3~4日のシフトで夕方から夜にかけてバイトしてました。
バイト先である飲食店の店長(チェーン店の雇われ店長)はバイトの子達の面倒見がよく、自宅で飲み会なんかをよく開いて親睦を深めるような人でした。
そのうち私も飲み会に誘われ、店長自宅へB男と共に顔を出すようになり、店長の奥さん(C香)とも話しをするようになりました。
当時田舎学生だった私から見るC香さんは、とても大人の色気が漂う素敵な印象だったのを覚えています。
私も店長とも仲良くなり1年が過ぎた頃、夜10時頃携帯に店長から電話がありました。
まだ携帯が普及し始めたばかりの頃です。
店長は話しがあるから少し時間をくれないかと言います。
いつもの店長の様子とは違っていたので、了承し私のアパートの近くのファミレスで会う事にしました。
ファミレスに現れた店長はいつもとは違う険しい目をしています。
店長「B男君の様子が最近変に感じる事はない?」
私 「いえ、いつもと同じですけど・・・」
店長「そうか、実はC香と浮気してるようなんだ」
絶句する私に店長は書類を見せ始めました。
C香とB男が車に乗り込む写真、公園で抱き合いキスをする写真、
そして店長の自宅へ二人で入る写真・・・
他にも報告書のようなものがあり、探偵に頼んで調べてもらったもののようです。
言葉を失う私に店長は言いました。
「A子ちゃんにこんな物を見せるのは酷だよね。
これから僕はC香とB男にケジメを付けなければいけない。
当然A子ちゃんの耳にも入る。だから前もって話したんだ。許して欲しい。」
B男に裏切られた。それも私が知ってる人。
B男は私だけでなくお世話になってる店長までも苦しめている・・・
店長は話しを続けました。
どうやらC香とB男はここ2ヶ月程の関係である事。
店長が仕事で本社へ行く毎週水曜に会っている事。
C香の様子がおかしいのに気付き探偵を付けた事。
慰謝料を取って離婚するには十分な証拠がある事。
B男にも責任を取ってもらう事。
明日(水曜)に現場へ乗り込む事・・・
就職も決まり講義も殆ど無かった卒業間際の時期です。
後で私の手帳(日記)を確認したんですが、最近水曜のB男は講義だとか友達と遊ぶとか実家の用事とかで会っていません。
しかし私は全く疑っていませんでした。
店長は泣いていました。
「同行させてください」
私は咄嗟に言っていました。B男への怒りと店長への同情が渦巻いて自分も協力しなくてはと思ったんです。
店長は何が起こるかわからないからとなだめますが、私は同行するの一点張り。
渋々当事者だからという事で許可を貰いました。
伝えた以上店長も強引に断る事が出来なかったんでしょう。
今思えばただの足手まといで迷惑なだけですよね。
私は何が何だかよくわからず、この目で確かめたかったのかもしれません。
翌日水曜日、店長(仕事は休み取ってる)と待ち合わせた私は暫く公園で時間を潰しました。
店長の友人が自宅近くで見張ってくれています。
店長曰く、行為に及んでいるのを見計らって突入する。
すぐさま友人が写真を取り、衣類を確保し布団類をはぎ取って二人の証言を別々に録音する。
その後、C香の両親、B男の両親に連絡してすぐ来てもらう。
A子ちゃんには特別関係しないから辛くなったらいつでも帰っていいと言われました。
12時頃店長の携帯が鳴りました。
うんうんと頷くと店長は「行こう」とだけ告げ車を出しました。
10分程で店長の自宅であるマンションへ着くと店長の友人が合流しました。
寝室はマンションの共用廊下側にあり、窓に耳をけても寝室に気配は無いようです。
まだリビングにいるうようでした。
その後30分おきに確認してもまだ寝室に気配はありません。
今思うと不審者ですね。
2時頃再び確認した友人がOKサインを出しました。
店長はそーっと鍵を開けドアを開けたまま一人で奥に入っていきました。
その後、廊下の奥から手招きし友人、私が続きました。
奥にある寝室のドアは閉じられていて、中から音楽とあの時の声がします。
店長と友人はドアの前に立ちじっとしています。
友人の手にはカメラが握られていました。
私は怖くなって立ちすくんでいました。本当に怖かったけど帰ろうとは思いませんでした。
店長が突然ドアを開けました。
直後にフラッシュの閃光が何度も光りました。
何度かのフラッシュの後店長が部屋の中へ入りました。
「誰や!」「キャアー」とB男とC香の声が響きます。
私と友人は打ち合わせの通り、二人の衣類を下着も含めて拾い集めると、友人が持ってきていた袋に詰め込みます。布団もリビングに放り出します。
その間もB男の怒号とC香の悲鳴が聞こえましたが、目の前の作業に追われてどういう状態だったのか確認出来ませんでした。
1分もかからなかったと思いますが、作業が終わり改めてベッドを見ると全裸のB男とC香がベッドの上に並んでヘタリこんでいました。
二人共事態が飲み込めて来たのかB男は怯え、C香は泣いていました。
再び友人が写真を何枚か撮ります。ここまで突入組三人は一言も発していません。
私的には言葉が出なかったというのが正直な所でしたが。
私は全裸で怯えるB男を見て憐れみを感じましたが何か他人事のような夢の中のような感じでした。
覚悟の上での現場突入とはいえ、現実感が消し飛んでしまったのかもしれません。
店長は仁王立ちで二人を睨みつけたままでした。
店長が「C香こっちへ来い」と裸のまま和室へ連れて行きました。
二人きりで事の経緯を聞き出す為です。
B男はそのまま寝室へ置いておき、ドアを閉め私と友人はリビングで待ちました。
友人が「大丈夫?帰ってもいいよ」と言いましたが私は最後まで見届けるつもりでした。
和室からは金切り声が聞こえていましたが、暫くして店長が出てきました。
「A子ちゃん、行くぞ」と店長が言い、二人でB男のいる寝室へ入ります。
B男はベッドの端に座りC香の服を腰に巻いていました。
店長が剥ぎ取り静かに「どういう事か話して」とだけ言います。
もちろん録音開始です。
B男は「違います、違います、向こうから誘ってきたんです」と語り始めました。
要約すると飲み会でくつろいでる時にC香から遊びに行こうと誘われ、遊びに行ったその日に関係を持つようになったそうです。
その後定期的に誘われ昼間関係していたと話しました。
ここまで聞き出すのにC香と同じく30分ぐらいかかりましたが。
店長はリビングに出ろとB男に促し、和室からもC香を呼び出して二人並んでソファーに座らせました。
B男は全裸、C香はシーツのようなものを身に巻いています。
店長は「どっちかが嘘を言っている。嘘ついてたらどうなるか分かってるな」
この時点で私の知ってる温厚な店長とは別人の鬼でした。
B男とC香はそれぞれどんな証言をしたか知りません。
どちらも固まったまま沈黙しています。店長は再び二人を部屋に戻しました。
「C香はB男に強引に迫られて関係を持った後、脅されていたと話した。
到底信じられない話しだが、明かに証言が違う。
今から二人の親を呼ぶけど、A子ちゃんどうする?
帰ったほうがいいんじゃない?」
と優しく言ってくれました。
私は気まずかったんですが残る事にしました。
最後まで成り行きを見ておきたかったんです。
店長が二人の実家に連絡を入れました。
C香の実家は近かったので母親がすぐに到着。この時点で既に5時ぐらい。
C香の母親が到着しても店長はC香に会わせず、事の成り行きを説明していました。
C香の母親は泣きながら土下座していました。
B男の両親が6時前に到着し再び店長が説明。
B男両親の店長に放った「息子に手を出しやがってどうすんだ貴様」
という発言を店長は華麗にスルー。質問にも一切答えず。
7時前にC香父親到着。
5時から7時までの時間が長かったです。
気まずさ爆発というか話題もないし、部屋からはB男とC香の「帰れ」という罵声が響いてました。
店長はC香にもB男にも部屋から出る事を許しませんでした。
C香の父親に三度目の説明が終わると二人に部屋を出るように促します。
B男はドアを開け顔だけ出して「着てたの返してください」と言うと、B男両親も状況が分かったのか「裸なんですか!」と詰め寄ります。
店長は両親を無視し「さっさと出てこい!」と一喝。
ここで始めて大きな声を出しました。
B男が再びC香の服を腰に巻いて登場すると「人の家の物で何してんだ!」と再度一喝。
B男の腰の物を剥ぎ取ると床に正座させました。
C香はその怒鳴り声を聞いて怖くなったのかシーツを巻いたまま登場しB男の隣りに正座。
役者が揃った所で録音した証言を再生しました。
両者の証言の食い違いに一同驚き、お互いの両親が小競り合い。
しばらくそれが続いた後店長が
「僕は妻の証言を信じる。脅されてたのなら警察に被害届を出す。いいですね?」
とB男とC香に言いました。
B男は真っ向から否定。C香は下を向いたまま。
こうやって二人に揺さぶりをかけ続けた事と、両親への手前もあってか少しづつ真相を話し始めました。
全部聞き終ったのが22時。長かった。
真相を纏めると
始めC香は別のバイトの人(D太郎)と付き合っていた。
今で言うセフレですね。
ある自宅での飲み会の日、酔いつぶれた店長が寝入った後、D太郎とC香はB男を誘って三人で行為(3Pってやつです)に及んだ。
それをきっかけに暫くは三人で会っていたが次第にB男のほうがメインになってしまった。
これが2ヶ月前。
以降本格的に逢い引きを重ねるようになってしまった。
もう一人出てきた事に店長も顔を真っ赤にして震えていました。
C香の親も泣いていました。
私も泣きました。悔しかった。裏切られていた。B男に抱かれた体が汚いような気がしました。
全てを聞き終え、店長はB男に「後で慰謝料を請求するから帰っていいと言いました」
B男両親はしきりに慰謝料の額を気にしていましたが、店長がさっさとB男に服を返すと帰させました。
B男が帰って暫くすると私を別の部屋に呼び出し
「A子ちゃん、今日はごめんね。辛かったろう?
ここからは僕とC香の問題だから今日は帰って欲しい。
D太郎の件もこれから調べる。
僕も混乱してるからまた後日報告するよ。」
と言われたので友人と共に家を出ました。
突入してからここまで私は殆ど発言しなかったし、役に立ちませんでしたが、こんな状況でも私に気を遣ってくれた店長に感謝です。
B男についてはこの時点で気持ちも何もありませんでした。
こんな男と付き合ってた2年間が情けなく思いました。
(後日暫く思い出しては泣きましたが)
この日の話し合いの最中にB男から一切私への謝罪はなく、むしろ店長とグルになって調べてた裏切り者といった感じでした。
B男両親も私と面識があったにも拘わらず一切無視でしたし。
次の日に私の友達に来てもらって、B男が私のアパートに置いておいた荷物をB男宅へ持っていきました。
B男は出てこず母親が対応しました。
母親は「すみませんでした」と頭を下げました。
これがB男との関わりの最後です。
この後大学内で一度見掛ける事はありましたが。
店長はと言うとその後、D太郎とも話しをつけC香と離婚したそうです。
私が就職して大学のあった地方から離れて暫くした頃店長からB男からの慰謝料の一部を渡したいとの連絡がありましたが、私には慰謝料を請求する権利が無い事は知っていたし、店長のお金を貰うのも気が引けたので丁重にお断りしました。
私を気遣ってくれる気持ちだけで十分だったです。
以上で私の修羅場体験終わりです。
息子の世話しながら書いたんで読み返すと乱文、長文の上わかりにくいですね。
自分の視点で店長の行動を書いただけだし。
実際その場では私は店長の後ろにいただけで何も出来なかったんですがw
今思うと話し合いの最中、二人共裸でいさせた店長は鬼ですねwww
どうもありがとうございます。
慰謝料の額はわかりません。聞けませんでした。
私には50万という話しだったので100万以上じゃないかと推測してます。
一応ネタではないです・・・
場を汚したみたいですみません。
う~ん読み返すとネタっぽいですねw
全部書くと長編になっちゃうのでだいぶ端折りました。
B男はその後、就職して東京へ行った後結婚したらしいです。
C香については何もわかりません。
店長は私が就職して1年後ぐらいに転勤か何かで店を離れたようです。
気になるけど消したい過去かもしれないので連絡先を探すのも躊躇します。
私自身は幸せですよ。
>話が巧すぎて
昔の事で出来るだけ客観的に書いたのもあるし、重要な所だけを纏めたんでネタみたいになってしまったのかもしれませんね。
反省です。
店長は少しやりすぎじゃないかと思ってた時期もありましたが、私が結婚して人生のパートナーが出来ると痛い程店長の気持ちがわかりました。
店長が負った傷は癒える事はないんじゃないかと思います。
B男とC香が不幸になってる事を祈ってますw
友人(ナイスガイ)は容姿もそうでしたが、行動も冷静でナイスでした。
C香の裸見ても冷静でしたしねw
ちなみに旦那はこの話には登場しませんw
ではでは。
今は主婦です。
私達学生が気軽に携帯を持つ事が出来るようになった時期です。
それまではPHSやポケベルでした。
実際いつ頃携帯が普及したのかは知りません。
書き方が悪かったですね、すみません。
正真正銘、三十路ですよw
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C香 店長の奥さん 28才ぐらい 専業主婦
友人 店長の友人 サラリーマン ナイスガイ
8年前の話しになります。
私とB男は付き合って約2年になる、ある地方都市の同じ大学のカップルでした。
B男のバイト先は飲食店で週に3~4日のシフトで夕方から夜にかけてバイトしてました。
バイト先である飲食店の店長(チェーン店の雇われ店長)はバイトの子達の面倒見がよく、自宅で飲み会なんかをよく開いて親睦を深めるような人でした。
そのうち私も飲み会に誘われ、店長自宅へB男と共に顔を出すようになり、店長の奥さん(C香)とも話しをするようになりました。
当時田舎学生だった私から見るC香さんは、とても大人の色気が漂う素敵な印象だったのを覚えています。
私も店長とも仲良くなり1年が過ぎた頃、夜10時頃携帯に店長から電話がありました。
まだ携帯が普及し始めたばかりの頃です。
店長は話しがあるから少し時間をくれないかと言います。
いつもの店長の様子とは違っていたので、了承し私のアパートの近くのファミレスで会う事にしました。
ファミレスに現れた店長はいつもとは違う険しい目をしています。
店長「B男君の様子が最近変に感じる事はない?」
私 「いえ、いつもと同じですけど・・・」
店長「そうか、実はC香と浮気してるようなんだ」
絶句する私に店長は書類を見せ始めました。
C香とB男が車に乗り込む写真、公園で抱き合いキスをする写真、
そして店長の自宅へ二人で入る写真・・・
他にも報告書のようなものがあり、探偵に頼んで調べてもらったもののようです。
言葉を失う私に店長は言いました。
「A子ちゃんにこんな物を見せるのは酷だよね。
これから僕はC香とB男にケジメを付けなければいけない。
当然A子ちゃんの耳にも入る。だから前もって話したんだ。許して欲しい。」
B男に裏切られた。それも私が知ってる人。
B男は私だけでなくお世話になってる店長までも苦しめている・・・
店長は話しを続けました。
どうやらC香とB男はここ2ヶ月程の関係である事。
店長が仕事で本社へ行く毎週水曜に会っている事。
C香の様子がおかしいのに気付き探偵を付けた事。
慰謝料を取って離婚するには十分な証拠がある事。
B男にも責任を取ってもらう事。
明日(水曜)に現場へ乗り込む事・・・
就職も決まり講義も殆ど無かった卒業間際の時期です。
後で私の手帳(日記)を確認したんですが、最近水曜のB男は講義だとか友達と遊ぶとか実家の用事とかで会っていません。
しかし私は全く疑っていませんでした。
店長は泣いていました。
「同行させてください」
私は咄嗟に言っていました。B男への怒りと店長への同情が渦巻いて自分も協力しなくてはと思ったんです。
店長は何が起こるかわからないからとなだめますが、私は同行するの一点張り。
渋々当事者だからという事で許可を貰いました。
伝えた以上店長も強引に断る事が出来なかったんでしょう。
今思えばただの足手まといで迷惑なだけですよね。
私は何が何だかよくわからず、この目で確かめたかったのかもしれません。
翌日水曜日、店長(仕事は休み取ってる)と待ち合わせた私は暫く公園で時間を潰しました。
店長の友人が自宅近くで見張ってくれています。
店長曰く、行為に及んでいるのを見計らって突入する。
すぐさま友人が写真を取り、衣類を確保し布団類をはぎ取って二人の証言を別々に録音する。
その後、C香の両親、B男の両親に連絡してすぐ来てもらう。
A子ちゃんには特別関係しないから辛くなったらいつでも帰っていいと言われました。
12時頃店長の携帯が鳴りました。
うんうんと頷くと店長は「行こう」とだけ告げ車を出しました。
10分程で店長の自宅であるマンションへ着くと店長の友人が合流しました。
寝室はマンションの共用廊下側にあり、窓に耳をけても寝室に気配は無いようです。
まだリビングにいるうようでした。
その後30分おきに確認してもまだ寝室に気配はありません。
今思うと不審者ですね。
2時頃再び確認した友人がOKサインを出しました。
店長はそーっと鍵を開けドアを開けたまま一人で奥に入っていきました。
その後、廊下の奥から手招きし友人、私が続きました。
奥にある寝室のドアは閉じられていて、中から音楽とあの時の声がします。
店長と友人はドアの前に立ちじっとしています。
友人の手にはカメラが握られていました。
私は怖くなって立ちすくんでいました。本当に怖かったけど帰ろうとは思いませんでした。
店長が突然ドアを開けました。
直後にフラッシュの閃光が何度も光りました。
何度かのフラッシュの後店長が部屋の中へ入りました。
「誰や!」「キャアー」とB男とC香の声が響きます。
私と友人は打ち合わせの通り、二人の衣類を下着も含めて拾い集めると、友人が持ってきていた袋に詰め込みます。布団もリビングに放り出します。
その間もB男の怒号とC香の悲鳴が聞こえましたが、目の前の作業に追われてどういう状態だったのか確認出来ませんでした。
1分もかからなかったと思いますが、作業が終わり改めてベッドを見ると全裸のB男とC香がベッドの上に並んでヘタリこんでいました。
二人共事態が飲み込めて来たのかB男は怯え、C香は泣いていました。
再び友人が写真を何枚か撮ります。ここまで突入組三人は一言も発していません。
私的には言葉が出なかったというのが正直な所でしたが。
私は全裸で怯えるB男を見て憐れみを感じましたが何か他人事のような夢の中のような感じでした。
覚悟の上での現場突入とはいえ、現実感が消し飛んでしまったのかもしれません。
店長は仁王立ちで二人を睨みつけたままでした。
店長が「C香こっちへ来い」と裸のまま和室へ連れて行きました。
二人きりで事の経緯を聞き出す為です。
B男はそのまま寝室へ置いておき、ドアを閉め私と友人はリビングで待ちました。
友人が「大丈夫?帰ってもいいよ」と言いましたが私は最後まで見届けるつもりでした。
和室からは金切り声が聞こえていましたが、暫くして店長が出てきました。
「A子ちゃん、行くぞ」と店長が言い、二人でB男のいる寝室へ入ります。
B男はベッドの端に座りC香の服を腰に巻いていました。
店長が剥ぎ取り静かに「どういう事か話して」とだけ言います。
もちろん録音開始です。
B男は「違います、違います、向こうから誘ってきたんです」と語り始めました。
要約すると飲み会でくつろいでる時にC香から遊びに行こうと誘われ、遊びに行ったその日に関係を持つようになったそうです。
その後定期的に誘われ昼間関係していたと話しました。
ここまで聞き出すのにC香と同じく30分ぐらいかかりましたが。
店長はリビングに出ろとB男に促し、和室からもC香を呼び出して二人並んでソファーに座らせました。
B男は全裸、C香はシーツのようなものを身に巻いています。
店長は「どっちかが嘘を言っている。嘘ついてたらどうなるか分かってるな」
この時点で私の知ってる温厚な店長とは別人の鬼でした。
B男とC香はそれぞれどんな証言をしたか知りません。
どちらも固まったまま沈黙しています。店長は再び二人を部屋に戻しました。
「C香はB男に強引に迫られて関係を持った後、脅されていたと話した。
到底信じられない話しだが、明かに証言が違う。
今から二人の親を呼ぶけど、A子ちゃんどうする?
帰ったほうがいいんじゃない?」
と優しく言ってくれました。
私は気まずかったんですが残る事にしました。
最後まで成り行きを見ておきたかったんです。
店長が二人の実家に連絡を入れました。
C香の実家は近かったので母親がすぐに到着。この時点で既に5時ぐらい。
C香の母親が到着しても店長はC香に会わせず、事の成り行きを説明していました。
C香の母親は泣きながら土下座していました。
B男の両親が6時前に到着し再び店長が説明。
B男両親の店長に放った「息子に手を出しやがってどうすんだ貴様」
という発言を店長は華麗にスルー。質問にも一切答えず。
7時前にC香父親到着。
5時から7時までの時間が長かったです。
気まずさ爆発というか話題もないし、部屋からはB男とC香の「帰れ」という罵声が響いてました。
店長はC香にもB男にも部屋から出る事を許しませんでした。
C香の父親に三度目の説明が終わると二人に部屋を出るように促します。
B男はドアを開け顔だけ出して「着てたの返してください」と言うと、B男両親も状況が分かったのか「裸なんですか!」と詰め寄ります。
店長は両親を無視し「さっさと出てこい!」と一喝。
ここで始めて大きな声を出しました。
B男が再びC香の服を腰に巻いて登場すると「人の家の物で何してんだ!」と再度一喝。
B男の腰の物を剥ぎ取ると床に正座させました。
C香はその怒鳴り声を聞いて怖くなったのかシーツを巻いたまま登場しB男の隣りに正座。
役者が揃った所で録音した証言を再生しました。
両者の証言の食い違いに一同驚き、お互いの両親が小競り合い。
しばらくそれが続いた後店長が
「僕は妻の証言を信じる。脅されてたのなら警察に被害届を出す。いいですね?」
とB男とC香に言いました。
B男は真っ向から否定。C香は下を向いたまま。
こうやって二人に揺さぶりをかけ続けた事と、両親への手前もあってか少しづつ真相を話し始めました。
全部聞き終ったのが22時。長かった。
真相を纏めると
始めC香は別のバイトの人(D太郎)と付き合っていた。
今で言うセフレですね。
ある自宅での飲み会の日、酔いつぶれた店長が寝入った後、D太郎とC香はB男を誘って三人で行為(3Pってやつです)に及んだ。
それをきっかけに暫くは三人で会っていたが次第にB男のほうがメインになってしまった。
これが2ヶ月前。
以降本格的に逢い引きを重ねるようになってしまった。
もう一人出てきた事に店長も顔を真っ赤にして震えていました。
C香の親も泣いていました。
私も泣きました。悔しかった。裏切られていた。B男に抱かれた体が汚いような気がしました。
全てを聞き終え、店長はB男に「後で慰謝料を請求するから帰っていいと言いました」
B男両親はしきりに慰謝料の額を気にしていましたが、店長がさっさとB男に服を返すと帰させました。
B男が帰って暫くすると私を別の部屋に呼び出し
「A子ちゃん、今日はごめんね。辛かったろう?
ここからは僕とC香の問題だから今日は帰って欲しい。
D太郎の件もこれから調べる。
僕も混乱してるからまた後日報告するよ。」
と言われたので友人と共に家を出ました。
突入してからここまで私は殆ど発言しなかったし、役に立ちませんでしたが、こんな状況でも私に気を遣ってくれた店長に感謝です。
B男についてはこの時点で気持ちも何もありませんでした。
こんな男と付き合ってた2年間が情けなく思いました。
(後日暫く思い出しては泣きましたが)
この日の話し合いの最中にB男から一切私への謝罪はなく、むしろ店長とグルになって調べてた裏切り者といった感じでした。
B男両親も私と面識があったにも拘わらず一切無視でしたし。
次の日に私の友達に来てもらって、B男が私のアパートに置いておいた荷物をB男宅へ持っていきました。
B男は出てこず母親が対応しました。
母親は「すみませんでした」と頭を下げました。
これがB男との関わりの最後です。
この後大学内で一度見掛ける事はありましたが。
店長はと言うとその後、D太郎とも話しをつけC香と離婚したそうです。
私が就職して大学のあった地方から離れて暫くした頃店長からB男からの慰謝料の一部を渡したいとの連絡がありましたが、私には慰謝料を請求する権利が無い事は知っていたし、店長のお金を貰うのも気が引けたので丁重にお断りしました。
私を気遣ってくれる気持ちだけで十分だったです。
以上で私の修羅場体験終わりです。
息子の世話しながら書いたんで読み返すと乱文、長文の上わかりにくいですね。
自分の視点で店長の行動を書いただけだし。
実際その場では私は店長の後ろにいただけで何も出来なかったんですがw
今思うと話し合いの最中、二人共裸でいさせた店長は鬼ですねwww
どうもありがとうございます。
慰謝料の額はわかりません。聞けませんでした。
私には50万という話しだったので100万以上じゃないかと推測してます。
一応ネタではないです・・・
場を汚したみたいですみません。
う~ん読み返すとネタっぽいですねw
全部書くと長編になっちゃうのでだいぶ端折りました。
B男はその後、就職して東京へ行った後結婚したらしいです。
C香については何もわかりません。
店長は私が就職して1年後ぐらいに転勤か何かで店を離れたようです。
気になるけど消したい過去かもしれないので連絡先を探すのも躊躇します。
私自身は幸せですよ。
>話が巧すぎて
昔の事で出来るだけ客観的に書いたのもあるし、重要な所だけを纏めたんでネタみたいになってしまったのかもしれませんね。
反省です。
店長は少しやりすぎじゃないかと思ってた時期もありましたが、私が結婚して人生のパートナーが出来ると痛い程店長の気持ちがわかりました。
店長が負った傷は癒える事はないんじゃないかと思います。
B男とC香が不幸になってる事を祈ってますw
友人(ナイスガイ)は容姿もそうでしたが、行動も冷静でナイスでした。
C香の裸見ても冷静でしたしねw
ちなみに旦那はこの話には登場しませんw
ではでは。
今は主婦です。
私達学生が気軽に携帯を持つ事が出来るようになった時期です。
それまではPHSやポケベルでした。
実際いつ頃携帯が普及したのかは知りません。
書き方が悪かったですね、すみません。
正真正銘、三十路ですよw
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