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妊娠を望む妻と、私の苦しみ 3

そして私が出張で泊まりになった時、夜遅くにホテルから電話すると妻は出ませんでした。

「昨夜は電話しても出なかったな。何処かに行っていたのか?」
「ええ・・・・・・・・・・・・延長保育で預かっている園児の母親が、仕事の関係でお迎えが2時間も遅れたから私も帰れなかったの。だから家に帰れたのも遅かったけれど、疲れてしまって何もせずに眠ってしまったから」

電話があった事を知らなかった妻は、私の問い掛けにすぐには答えられなかった事で、私は妻を疑いの目で見ていました。

そしてその夜も妻に拒まれ、翌日「続けてで悪いが、明日も急に泊まりの出張になってしまった」と嘘をつき、妻の仕事が終わる時間に合わせて保育園に行くと、妻は家とは反対の方向に車を走らせます。

私は慌てて後を追いましたがそこは素人で、途中の信号に捕まってしまって見失ってしまいましたが、幸い妻の車が走り去った方向は山で、麓は切り開かれた200件ほどの新興住宅地になっていて、途中には数件の民家しかありません。

それで私は一軒一軒探して回ると、住宅地の外れでまだ周りには家の立っていない空地か建設中の家しかない、一軒家に近い状態の新しい家の駐車場に妻の車を発見します。

「何をしている!」
チャイムを鳴らすと彼が帰って来たと思ったのか、すぐに出てきた妻は夕食の支度をしていたようで、新妻のような可愛いエプロンを着けていました。





「あなた・・・・・・」

妻の目には見る見る涙が溜まっていき、やがて泣き崩れた妻に何を話して良いのか分からずに、私も黙って立ち尽くしていました。

どのぐらいの時間が経ったのか分かりませんでしたが、妻は急に立ち上がると家に帰って話すと言います。
しかしそれは、彼に会わせたくないからだと直感した私は動きませんでした。

「俺がどれ程の覚悟で、今回の事を許したか分かるか!香代が他の男に抱かれている間、俺がどの様な思いで待っていたのか分かるか!辛くて、情けなくて、男としてのプライドなど全て捨てなければ居られなくて・・・・・・」
辛い気持ちを口に出した事で、私の目からも涙が毀れます。

「ごめんなさい・・・・」
「それなのに香代は、まだ俺にこのような仕打ちをするのか!どれだけ俺を馬鹿にすれば気が済む。今俺は香代を殴りたい。しかし情けないが殴れない。何故だか分かるか!全て俺が悪いと思っているからだ。俺さえまともな身体なら、このような事にはならなかったと思っているからだ。香代も全て俺が原因だと思っているのだろ?」

「そんな事は思っていません。あなたに黙ってこのような事をした私が悪いの。許して下さい」

私は彼の帰りを待って抗議しようと思っていましたが、不覚にも泣いてしまった事で、ただでさえオスとしての能力が私よりも勝っている彼に、このような情けない姿は見せられず、妻を一人残して家に帰りました。
すると後を追うように帰って来た妻は、入って来るなり土下座します。

「許して下さい。私が悪かったです」
「子供を作れない俺なんか捨てて、彼に子供を作ってもらって幸せになれ」
「許して下さい。お願いですから話を聞いて」

私には当然二人の間に何があったのか聞きたい気持ちはあり、子供のように拗ねていても何も解決しないと思い直しましたが、自分に欠陥があるだけに嫌味を言わずにはいられません。

「愛する彼と裸で抱き合いながら、子供を作る能力も無い俺を笑っていたのだろ?」
「そんな事はしていません。あなたを馬鹿にした事は一度も無いです」

「表札を見たが、お前の好きな彼は篠沢と言うのだな。篠沢もこのままでは済まさない」
「やめて。悪いのは全て私です。彼は私の事を真剣に考えてくれて、奥様を裏切ってまでも協力してくれただけなの」

妻の彼を庇う言葉を聞いて怒りが増し、妻に手を上げてしまいそうな自分を落ち着かせるために黙っていると、妻は泣きながら言い訳を始めます。

「勘違いされるような行動をとってしまってごめんなさい。今日は今までのお礼に、ただ夕食を作りに行っただけです」
「それなら俺に言って、堂々と行けば良い事だろ!」

「責任を感じているあなたは、言えば行ってもいいと言ってくれたかも知れません。でも心の中では辛いはずだから、それなら黙って行った方が良いだろうと思って」

妻がただ食事を作りに行ったなどとは信じられませんでした。
仮にそうだったとしても、それは今までのお礼ではなくて、今回も駄目だった場合を考えて、これからも関係を続けてもらうために機嫌を取りに行ったように感じます。
それも食事だけではなくて、身体を使って機嫌を取る事も。

私は今回が駄目でも、二度とこのような事はさせないと決心して気を落ち着かせましたが、泣き疲れて眠ってしまった妻を見ていると一つの疑問が浮かびました。
それは妻がどのように篠沢の家に入ったかという事です。

例え身体の関係を結んだ事で親近感があったにしても、留守に自宅に入れると言う事は並大抵の信頼では出来ません。
鍵の隠し場所を教えてもらったとすれば、妻はそれだけ篠沢と親しい関係にある事になります。

ましてや合鍵などを渡されているとすれば、私が思っているよりも遥かに親しい間柄なのでしょう。
堪らず妻のバッグを探ってみると、やはりそこには見た事もない鍵が入っていて、猛烈な嫉妬心に襲われた私はそれを抜き取ってしまったので、鍵を失くした事に気付いた妻は慌てたと思いますが、私に聞けるはずもありません。

「あなた・・・・今回も駄目でした・・・・・・」
「また篠沢の所に行きたいのだろ?」

妻は黙ってしまって返事をしません。

「次回が本当に最後だぞ」

妻と篠沢に二度とあのような行為はさせないと、固く決めていた私がなぜそのような気になったのかと言うと、妻は篠沢の事を半年前に引っ越して来た園児の父親で、度々お迎えに来ていたので親しくなったと説明しましたが、半年間たまに迎えに来ていたぐらいでこのような事を相談し、このような行為が出切るまで親しく成れるとは到底思えなかったのです。

それで私は篠沢の家の鍵を手に入れた事で、妻と篠沢の関係を探れると思ったのです。
妻と篠沢がどのような会話をし、どのような行為をしていたのかも知りたかったのですが、妻に聞いても本当の事は話さないと思ったので、その事も知るチャンスだと思いました。

しかしそれには、もう一度我慢して堪えなければなりませんが、このままでは一生妻を疑って暮らさなければなりません。

「ありがとう。以前のようにホテルでしてもらって、二度と彼の家に行きませんから」
計画が狂った私は慌てました。

「一週間ものホテル暮らしはお金も大変だろ?」
「一週間いいのですか!」

「その方が、妊娠し易いと言ったじゃないか。本当に次回が最後だぞ。今まで散々辛い思いをしたのだから、今回どうしても妊娠して欲しい」
「ありがとう・・・ごめんね・・・・ごめんね・・・・」

妻が篠沢の家に行った日、会社帰りに直行するとキッチンと思われる部屋に明かりがついていました。
そして10分もすると擦りガラスの小窓がある、お風呂と思われる場所に明かりがつき、しばらくしてキッチンの明かりが消えたので小窓の下に行って耳を澄ますと、篠沢と思われる男の声が聞こえてきます。

「楽しむセックスならただの快感の道具かも知れないが、目的が違うのだからこれは神聖な物だろ?だったらもっと丁寧に洗ってよ?そうそう、その下の袋も」
篠沢は妻の羞恥心を煽るためか、わざと大きな声で話すので外からでもはっきりと聞こえて来ます。

「香代も脱いで、一緒に入ったらいいのに」
「裸にはならないと、主人と約束しているから」

妻の声は普段よりも小さく、余程注意していないと聞き取れません。

「まだそんな事を言っているの。前回も、あんな凄い姿を見せたのに?」
「言わないで」

「香代は昔と何も変らないな。確かあの時も、俺と付き合っても身体の関係だけはもたないと、親と約束しているからと言って」
「もう言わないで」

「しかし結局は」
「あれは篠沢君が・・・・・・」

妻が篠沢のオチンチンを洗わされている事にショックを受けましたが、それよりも、やはり以前からの知り合いだったと知って怒りで体が震えます。

「もうそのくらいでいいよ。さあ、種付けをしてやるから先に出て、先週の部屋に布団を敷いて待っていて」
「そんな言い方はやめて」

「じゃあどう言えばいい?セックスとは言うなと言うし・・・・・」
「何も言わないで」

シャワーで洗い流す音が聞こえた後、妻は先に出て行ったようです。
「うっ・・・ううっ・・・うー」
妻がいなくなると低い呻き声が聞こえ、またシャワーで流すような音が聞こえた後、篠沢は鼻歌を歌いながら出て行きました。

この後すぐに二人が行為を行うのは確実で、私は音を立てないように合鍵を使って入って行くと、奥の和室らしき部屋から話し声が聞こえてきました。

「そろそろ始めようか」
「よろしくお願いします」

<続く>

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恋人・妻との体験 | 【2014-09-27(Sat) 20:10:49】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]
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